今日の地球と宇宙の画像 惑星テラ見聞録

ほぼ毎日、NASA、ESA、ハッブルなどの素晴らしい画像を紹介しています。画像未表示の時には、再読込みで・・・

想定の範囲?想定外?天の川銀河の光輪の謎を探る

2005年04月23日 06時49分30秒 | 銀河の画像
 今日の宇宙画像は、2つに関しての想定外号です。
 ひとつは、既にお知らせのとおりにヤフーの一般記事でのリンクによるアクセス急増です。
 激甚に指定されるほどのアクセス『被害』を皆様におかけいたしました。
 ヤフーでの記事リンクは、過去に何度もありますので、一過性と甘く見ていました。
 しかし、今回の一過性は私のサイトにとって、『スマトラ沖大津波』に相当するサーバーのアクセス規制となり、全くの想定外です。
 2つ目は、私が何気なく表示していた『ホロ』画像に関する問い合わせでした。
 宇宙画像で取り上げる予定もなかったので、お気に入り画像として採用していました。
 この画像について説明を求められことも『想定外』のことで、激甚に見舞われなければ、『想定の範囲内』として、ホリエモンのように脂汗をかきながら作り笑顔で今日の宇宙画像としてさりげなく取り上げるつもりでした。
 真っ白になった頭の中が、まだ白さを残しながらも黒を求めて灰色近くなりましたので、宇宙画像の想定外号を作りました。

* 全ての軽い星々は、何処へ?



 星々が、巨大な分子雲の崩壊によって生ずることは、かなり長い間知られていました。
 この進行が、常に重い星々より軽い多くの星々の形成につながることが、やはり言及されていました。
 ESOチームは、NGC 6712内で想定外で星が誕生したという確証がないので、観測で得た軽い星々の不足は、他の影響に起因するに違いないと結論しました。

 この画像は、科学者チームの理論を基にしたアーティストが描いた天の川内の球状星団NGC 6712の軌道についての印象です。
 天の川の影響で重力崩壊が誘発され、この星団内では、連続的に軽い星々を失います。
 この星団が、天の川銀河の大部分の星々と星雲がある銀河中面を通過するとき、特に、この軽い星々の損失過程が強められます。
 星団が、そのような銀河面通過の後、通過以前の密集状態から緩やかな集合状態で銀河面を出て行きます。
 星団が失った軽い星々は、その星団に類似した軌道で銀河の周囲を動いて、天の川の光の輪として居住します。

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