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今日の地球と宇宙の画像 惑星テラ見聞録

ほぼ毎日、NASA、ESA、ハッブルなどの素晴らしい画像を紹介しています。画像未表示の時には、再読込みで・・・

宇宙で光よりも速い事象があることを証明するビデオを公開する

2007年03月26日 01時39分10秒 | 宇宙論関係の画像



ということで、「小さな宇宙の旅 第3回 ビッグバン直後を訪ねて」をご覧ください。

今回の宇宙ビデオの小さな宇宙の旅は、なんとなくイメージを浮かべられそうで惑いがちなビッグバンです。
コンマの後になんとかかんとかと0が多くつく超瞬間の世界を動画にしました。

そして、ホンの3分ほどで128億年から135億年も前から現在までを時間旅行します。

まさに、宇宙で光よりも速い事象があることを証明しました。

まっ、こんな落ちになりましたが、東スポよりも日刊ゲンダイよりも信憑性があります。
なんってたって、出所がハッブル宇宙望遠鏡ですからね。


「宇宙で光よりも速い事象があることを証明するビデオ」詳細ページ


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宇宙が2億歳の時、既に生命が誕生。全ての祖先、ビッグバン。

2007年03月25日 15時32分27秒 | 宇宙論関係の画像



 今日の宇宙画像は、原始宇宙の想像図です。
 基になったのは、ハッブル宇宙望遠鏡による観察で、宇宙の最初の星がビッグバンの2億年ほど後に形成したと示唆したデータからです。
 宇宙の最初の星が2億年頃に出現していたということは、以前に考えられたよりも遥かに草創期ということになります。
 私たちは、姿形・内心に相違はあれども、みな全て同じ祖先に帰します。
 宇宙の全ての物質の唯一の祖先、それがビッグバンです。
 誰かを憎んだり怨んだりすることは、自分自身を憎み怨んでいることにもなります。
 私の場合そのようなことは他人事であり関知することでもないし、寛容を針の穴よりも狭くすべしを身上とするので、宇宙創成に思いを巡らす時だけでも思考を広く持つことにしました。
 ということで、暫くの間、今日の宇宙画像は宇宙論です。


最初の星々からの光

 最初のクェーサーは、どのように見えたのでしょうか?
 最も近いクェーサーは、現在、銀河の中心に超大規模ブラックホールがあると知られています。
 クェーサーに落ちるガスと塵は、時々、宿主の銀河全体の外部で熱烈に明るく白熱します。
 宇宙の最初の10億年に生まれたクェーサーは、それでも、まだ未知の周囲のガスの性質でさえとても謎めかせています。
 この画像は、そのような原始宇宙のクェーサーについてのアーティスト印象で、このようにクェーサーが、ガス、塵、星々そして初期の星団のシートに囲まれていたかもしれません。
 3つの遠いクェーサーの厳格な観察は、現在、元素鉄の非常に特定の色の放出を示します。
 WMAP任務による最近の結果を支えるこれらのハッブル宇宙望遠鏡観察は、星の完全な周期全体が、最初の数億年の宇宙の中で誕生し、この鉄を作り出し、滅んだことを示します。


 天文学者は、非常に遠く離れた古代のクエーサーからの超輝く光の中に大量の鉄を観察しました。
 この鉄は星のまさに最初の世代による超新星爆発が残した「灰」です。
 私たちは、初期の宇宙でどのように、そしていつ、銀河、星、惑星が形成されたのか正確に知っていません。
 天文学者は、遥かに遠くの天体を観察することにより初期宇宙の数億年をふり返って見ます。
 それらの光は、地球へ旅行するために何十億年をも必要とします。そして、これらの天体は、初期宇宙の条件に関する手掛かりを提供します。


 星(恒星)は、水素とヘリウムのような軽い元素を窒素や炭素のように連続して加工し、最終的に鉄のような重い元素を生じさせる核の工場です。
 ハッブル宇宙望遠鏡による新しい観察は、非常に遠い古代のクェーサー内で、鉄の膨大な量を示しました。
 これは、ビッグバン後の2億年の頃で赤方偏移で約20に相当し、宇宙のまさに最初の星の時代にまで辿り着いたことを意味します。
 そして、これは、以前よりも非常に初期の頃と考えられ、ウィルキンソン・マイクロ波異方性調査による最近の結果と一致しています。


 そのような宇宙の非常に早期の鉄の検知は、宇宙の歴史に重大な意味合いを有しています。
 それは、鉄とそして密接な関係のより軽い他の全ての元素、つまり、星と生命の基本的成分が、少なくともいくつかの場所で宇宙の初期に存在していたことを示します。
 そして、私たちの地球誕生の46億年前よりも遥かに早期に、有機物の生命が活動していたことを示唆するのかもしれません。


 この広大な宇宙で、生命体がちっぽけな地球だけだという痴呆科学者は、科学を否定する科学者であり、進化できない原始生命、教養も学識も知恵もないにアメーバー未満の原子構成物に過ぎないでしょう。


 私は、広大な宇宙に思いを馳せるとき、思考も無限無分別になるようです、悪しからず。


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初期宇宙の星の光が、今なお漂い検知されている

2007年03月22日 23時07分21秒 | 宇宙論関係の画像



 今日の宇宙画像は、本当に初期の宇宙の最初の星々からの光の検知についてです。
 私たちにとって100億年を越す時間は、気が遠くなるというか想像すらできない期間になります。
 それでも、宇宙最初の星々の光が、今なお、この空間を漂っています。
 それに引き換え、宇宙でもその存在すら知られていないであろう惑星地球では、知的有機物生命が、宗教商売に洗脳されコップの中どころか砂の一粒にも満たない隙まで争っています。
 冷静に考えれば悟れるのですが、思い込みという邪念が境地を閉ざしています。
 全ての真理は一つです。
 この世に、この宇宙に、永遠と続くものはなく生じたもの全てが消滅するということです。
 この一理を本当に理解できるならば、欲望に邁進する愚かさを覚悟できるでしょう。
 全ての辛苦は、生じたならば滅するという真理を拒絶しようとする儚い抵抗に起因しているとなるでしょう。
 彼岸に今一度振り返ってみませんか?


最初の星々からの光

 最初の星々は、どんなだったのでしょうか?
 誰にも、まだわかりません。
 私たちの太陽は、第一世代の星ではありません。
 それは、第二世代でさえありません。
 最初の星々は、およそ130億年前、今のような宇宙らしい宇宙として現れるために移り変わりました。
 しかし、赤外線の光でのスピッツァー宇宙望遠鏡での遠い観察は、私たちの太陽よりもおそらく数百倍も重い(大規模な)最初の生成星から拡散した光を検知しました。
 この画像は、これらの最初の天体の集団から始まったかもしれない明るい一区画を伴った赤外線背景光を示します。
 灰色の部分は、私たちの天の川銀河の近くの前景星々をデジタル的に取り除いた場所を表します。

 全てではないにしてもコンピュータ・シミュレーションは、その多くを提起します。
 最初の宇宙の星々である個体群 III の世代は、とても明るくてとても熱い星々でした。
 そして、より多くが今日の輝く青い変光する星々よりも強力でした。

 例えばエータカリナとピストル星、それは、200もの太陽の集団で生まれました。


 ビッグバンの後の宇宙について考えてみましょう。
 従来の宇宙論の理論によれば、全ての空間、時間とエネルギーは、ビッグバンから始まりました。
 そして、現在では、およそ137億年前に起こったと推定されています。

 しかし、標準の理論的なモデルに対する新しいゆがみで、多くの天体物理学者は、現在、宇宙が小さい点からこの信じられないような大爆発で、突然、膨らんだかもしれないと考えています。

 そして、73%の暗いエネルギーと23%の暗黒物質、4%の電子の形での普通の物質と超熱いわずかの量を形成したとも考えています。

 ビッグバンの後、1秒の範囲内でプラスマは、水素の最も一般の原子核の陽子と中性子を結合して形成すると共にクオークとして十分に冷やしたかもしれません。
 およそ3分後に、中性子の少ない分は、ヘリウムとリチウムの少量を形成するために急速な反応を受けた陽子(水素の重水素形状の原子核を生む重陽子)と結びつくことによって崩壊を逃れました。

 その他にもビッグバンによる元素合成に関するより多くの議論があります。

 その後、数十万年の間、宇宙は10億度ほどのとても熱いままで、通常の物質は、明らかに満ちたイオンと結合しない負荷電子のプラスマとして電離したままでした。
 そして、冷える電子を保って、中間の水素とヘリウム・ガスを引き起こす原子核ができました。

 現在の宇宙の大きさは、実質的に質量でビッグ・バンから作られる通常物質の4分の3が水素になった一方で、残りが全てヘリウムになったことを示唆しています。
 数字でおよそ9%がヘリウムで、全ての原子のおよそ10分の9は、まだ水素であるかもしれません。
 この最初の冷却の後、初期の宇宙は、暗くなりました。
 マイクロ波に対して赤方偏移したビッグバン段階の光子は、初期の宇宙が非常に平穏だったことを示唆します。


 以下あと5000字を越す初期の宇宙の星々等についての続きは、今日の宇宙画像2007年3月22日号でお読みください。


「初期宇宙の星の光が、今なお漂い検知されている」詳細ページ


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太陽系外惑星世界での日没

2006年10月25日 13時09分45秒 | 宇宙論関係の画像

 今日は、ビデオ中継局7チャンネルの新番組3本です。

 最初の2本は、スピッツァー宇宙望遠鏡観測結果による太陽系外の惑星風景とその星体系の小惑星ベルト帯域です。

 最初の画像は、異国惑星で見る日没風景です。




 黄道光あるいは時々「夜明け前の微光」と呼ばれていて、太陽が上がるか、沈みかけている時、この光が、地平線から上で伸びる薄暗い帯として現れます。

 私たちの天の川銀河のディスクが、空で最も目立った特徴として占めているために、小惑星帯の反射する光はとても微かです。

 天の川のディスクは、両方の絵の中で黄道光に対して、垂直に描かれています。

 対照的に、HD 69830の体系での黄道光は、私たちの小惑星帯よりも1,000倍も明るくて、天の川さえ霞むくらいよく輝いています。





 NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡は、私たちの太陽のような星を周回する帯域の中で、互いに衝突しあっている小惑星の塵塗れの噴霧質のようなものを見つけました。

 それは、まるで異国の小惑星帯の兆候のようでした。

 私たちの故郷に似ている遠い星体系での発見は、天文学者にまれに見る一見を提供すると共に、私たちの太陽系の成り立ちの学びに対する重要なステップと、太陽系外で地球のような惑星が誕生するところを示すかもしれません。

 小惑星は、地球のような岩石惑星の残こった基礎単位や惑星に合体し損なった天体です。

 私たちは、直接、異国の星体系で他の地球型の惑星を見ることができませんけれども、現在、このような塵塗れ化石を研究することができます。

 小惑星帯は、惑星体系の廃品置場です。

 それらは、惑星に成り損なった岩だらけのスクラップで、散らばっていて時折、互いに衝突して、塵の噴霧質を巻き起こします。

 私たちの太陽系では、小惑星は地球、月、他の惑星と衝突しました。

 今回の発見が確認されるならば、新しい小惑星帯は、私たちの太陽と同じ年齢と大きさの星周辺で、最初の発見になるでしょう。

 この小惑星帯がある星は、HD69830と呼ばれていて、地球から41光年離れて位置します。

 他に2つの既知の遠い小惑星帯がありますが、それらは、太陽よりも大規模でとても若い星々を囲んでいます。


 ビデオ中継局 7チャンネル 宇宙望遠鏡の新番組


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NASAで、あのオーソン・ウェルズが、地球外生命について

2006年09月04日 18時35分49秒 | 宇宙論関係の画像



1975年に『オーソン・ウェルズの誰が向こうにいるか?』という番組を作っていました。

今日のビデオ中継局の新番組は、アメリカ国立公文書館に保管されている映像を中継でライブ放送しています。

見ごたえがあります。

引き込まれます。

30分弱ほどお付き合いください。


 オーソン・ウェルズの誰が向こうにいるか? 


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二股をかけた壮絶な過去がある130億年前に誕生した惑星

2006年08月29日 16時12分16秒 | 宇宙論関係の画像

 今日の宇宙画像は、筆舌に尽くしがたい歴史を曝す130億年前に誕生した惑星です。
 現在も、老骨に鞭打って親星の周りを律儀に二股をかけて周回しています。
 この古い惑星は、広大な宇宙から見ればホンの一歩踏み出した辺りにあります。
 しかも、同じ天の川銀河内で地球から5,600光年だけしか離れていません。
 それなのに、130億年前に誕生しているのです。
 ということは、天の川銀河もそれくらいの歳になりますね。
 ちっと、疑問がムラムラと這い出てきましたが、また、明後日の方角に飛び出しかねないので、クローゼットの隅に仕舞っておきます。
 さて、久々連チャン更新の宇宙画像ですが、しばらくは、ハッブルシリーズにします。
 今日のハッブルは、過去のNASA情報の焼き直しで加筆し画像を気持ち増加しました。



 NASAのハッブル宇宙望遠鏡は、天の川銀河で最も古いと知られている惑星の質量を正確に計測しました。

 その惑星は、惑星地球の45億年に対して、130億年と推定されていて、十二分に2倍以上も古い惑星です。
 それほど老人のような惑星の可能性があります。
 それは、若い太陽のような星の周辺で、私たちの宇宙の出生になったビッグバンから僅かに10億年ころに誕生しました。

 古代の惑星には、好ましくない荒れた近くに住むので驚くべき歴史がありました。

 この惑星は、100,000以上の星々の集団の混雑した中心で、1対の独特な燃え尽きた星々を軌道に乗って回っています。
 新しいハッブル調査結果は、10年の推測を終えて、この古代の世界の独自性について議論します。
 ハッブルの測定値を得る時まで、天文学者は、この天体の独自性を討議しました。

 それは、惑星か、それとも褐色矮星なのか?

 ハッブルの分析は、天体が木星の2.5倍の質量であることを確認し、それが惑星であることを示します。
 その存在は、ビッグバンの10億年以内という非常に初期の時代に誕生した惑星である証拠を提供し、天文学者たちに惑星が私たちの銀河で非常に豊富かもしれないと結論させます。


 私たちの太陽と地球が存在する遥か以前の昔に、木星の大きさがある惑星が、太陽のような星の回りに誕生していました。

 130億年後の今、NASAのハッブル宇宙望遠鏡は、最も遠くて最も古いと知られている惑星の質量を正確に測りました。

 古代の惑星には、生存の可能性が低い荒れた近くに巻き込まれていたので、驚くべき歴史がありました。

 この惑星は、球状星団の混雑した中心で独特な対の燃え尽きた星々を周回しています。

 新しいハッブル調査結果は、それぞれの軌道を一周するのに1世紀かかるこの古代世界の確かな本来の姿に関して、10年の推測と議論を終えます。

 この惑星は、木星の2.5倍の質量がありました。

 その本当の存在は、天文学者に惑星が宇宙で非常に豊富かもしれないと結論させて、宇宙の初期になるビッグバンの10億年以内という早い時に、最初の惑星が作られたという興味深い証拠を提供します。

 惑星は、現在、地球から5,600光年離れていて、夏の星座さそり座内の古代の球状星団M4の中心にあります。


 二股をかけた壮絶な過去がある130億年前に誕生した惑星 今日の宇宙画像 2006年8月27日号 詳細ページ


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惑星地球の政治家の「異状」は、地球極性の逆転影響?

2006年08月27日 19時07分07秒 | 宇宙論関係の画像

 今日の宇宙画像は、非常に複雑に絡み合っている地球の磁場です。
 しかも、地球の双極子極性が、過去に何度も逆転していました。
 これだけ磁場が込み入っている上に極性までも逆転するのですから、惑星地球の政治家にも「異状」が多いのかもしれません。
 惑星地球の全ての物質に電子があるので、穏やかな政治家が豹変するような作用も起こります。
 本題に戻って、地球磁場のシュミレーションによる予測について、過去30年の地震データで地球の内核と外核の回転差の予測が裏付けられたようです。
 まだ公表されていない最近のシュミレーションでは、非常に小さな内核回転振幅を示すことができるようです。
 地震は、表層の近くだけではなく地球核の回転振幅も影響しているのかもしれません。



地球の磁場

 なぜ、地球に磁場がありますか?
 地球の核の熱したプラスマの電気伝導率は、数千年だけでも、現在の磁場を弱めることが可能でなければなりません。
 それでも、私たちの50億才の地球は、明らかに磁石が定義済みの北を示すことができます。
 ミステリーは、まだ研究されているけれども、最近は、地球の流動する外核の運動に関連があると考えられています。
 具体的には、外核の部分が冷えて内部へ落ちて、流動性の鉄分が豊富なマグマの海が、地球の回転によって螺旋形の運動を強いられ外に上昇します。
 多くの地質学者は現在、この運動が、地球の磁気を再生していると思っています。
 このコンピューター・シミュレーションの画像は、青い線を内部への導きとし黄色の線が外へ導く状態で、2つの地球の半径で外に結果として生じている磁場線を示します。


 古代磁性物質の記録は、地球磁場が少なくとも30億年の間存在したことを示します。
 磁場領域は、地球の核の大きさと電気伝導率に基づくけれども、永久磁性を支えるには地球の核の温度が高すぎるので、それが絶えず発生していないならば、核から離れてわずか約20,000年で消滅するでしょう。
 さらに、古代磁性物質の記録は、地球磁場の双極子極性が、過去に何度も逆転したことを示します。また、およそ200,000年の反転の間の平均時に対して、個々の反転事象では数千年だけです。

 これらの観察は、絶えず地球磁場を生成する地球の内部にメカニズムがあることを示します。
 このメカニズムは、固体の内核を囲む地球の流動性外核の作用による対流性発電にあると長い間考察されていました。地球の核は、内外共に鉄を主成分としています。
 固体の内核は、ざっと、月ほどの大きさですが、太陽の表面温度の熱さです。


 惑星地球の政治家の「異状」は、地球極性の逆転影響? 今日の宇宙画像 2006年8月25日号 詳細ページ


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ついに認知された太陽の隠し子たち。月よりも小さい惑星も誕生。

2006年08月18日 15時44分36秒 | 宇宙論関係の画像

 今日の宇宙画像は、新しい太陽系の惑星一覧です。
 小惑星が、晴れて惑星に昇格することができました。
 いわば、太陽の隠し子たちが「認知」されたとなります。
 しかし、産みの親育ての親は、もともと子「惑星」として扶養していたのですから、認知したのは、三番目の子惑星の知的生命の勝手な決め事です。
 至極単純明快な定義の決定に2年も費やするとは、三番目の子惑星の知的生命は、よほど暇なのか低脳なのか、開いた口が開きっぱなしになります。
 こんな知性だから、似非宗教にどっぷりと浸かってしまうのでしょう。
 親星太陽が、この画像のような形相をしたくなる気持ちが痛いほどわかります。
 子は、親を超えられないというのが、宇宙の真理になるのかもしれません。



「惑星」と「プルトン」のIAU定義草案

 世界の天文学者は、国際天文学連合(IAU)の後援で、2年の「惑星」とより小さい「太陽系天体」(例えば彗星と小惑星)の違いを定める仕事を終えました。
 2006年8月14日から25日までプラハで開催されるIAU総会で定義が承認されるならば、私たちの太陽系は、12の惑星かそれ以上の惑星を含むことになります。
 新しい太陽系は、優位を占める8つの古典的な惑星システムの他に拡張される新しいカテゴリー(部門、区分)の冥王星のような天体の「プルトン」に、ケレスと3つの惑星が加わることになります。
 冥王星は、惑星のままで、「プルトン」の新しいカテゴリーに関する原型になります。

 地上と宇宙での強力な新しい望遠鏡の出現で、惑星の天文学は、ここ10年に渡って刺激的な発展を経験しました。
 何千年もの間、恒星を背景とする空を移動する惑星に関しては、ほとんど知られていませんでした。
 実際、「惑星(planet)」という言葉は、「放浪者(wanderer)」に対するギリシア語に由来します。
 しかし、今日、私たちの太陽系外の領域で新しく発見された大きい天体のホストは、「惑星」についての私たちの歴史的な基礎定義に挑戦を提示します。

 一見して、人は、惑星が何であるかについての定義が、大きくて丸い天体のことといとも簡単に思うでしょうし、実際にそうです。
 しかし、それと同時に人は、「下限は、どこになるのか?」と尋ねることもできます。
 その時、答えに窮します。

 小惑星が、惑星になるには、どれほど大きくてどのような球体であるべきなのでしょうか?
 それだけでなく、惑星の「上限」はどこになるのでしょうか?
 例えば、褐色矮星や恒星に相応しいと分類されない惑星は、どれくらい大きくあり得るのでしょうか?

 現代の科学は、太陽を軌道に乗って回っている天体が、恒星の背景に対して移動するように見えるという単純な事実よりも、むしろ非常により多くの知識を提供します。
 例えば、最近では、私たちの太陽系の外の範囲で、冥王星よりも大きい天体の新しい発見につながりました。
 これらの発見は、それらを新しい『惑星』と考えるべきなのか、あるいは『小惑星』のままにすべきなのかという問題を、当然に呼び起こしました。

 国際天文学連合の新しい「惑星」の定義は、以下に集約できます。

 惑星とは、
 (a)その自身重力に対して打ち勝つ固体物体の力に対して十分な質量を持つ流体静力学的平衡として、ほとんど丸い形とみなせるような天体でかつ、
 (b)恒星の周りを回る天体で、恒星でも、また衛星でもない天体 となります。

 惑星の新しい定義のための科学的方式を見つけるゴールとして、重力を決定する要因が選択されました。

 しかし、自然が、その天体が惑星であるかどうかを決めるのです。
 惑星地球の知的生命ではありません。「言葉遊び」からは、宇宙の塵一粒さえ誕生させられないのです。


 ついに認知された太陽の隠し子たち。月よりも小さい惑星も誕生。 今日の宇宙画像 2006年8月18日号 詳細ページ


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あなたの生活に不可欠になった宇宙開発技術

2006年08月04日 19時56分18秒 | 宇宙論関係の画像

 今日の宇宙画像は、2006年7月4日(アメリカ時間)に飛行任務に就いたスペース・シャトル・ディスカバリーの記録集とアメリカ大統領の宇宙探査展望についてです。
 コロンビア号の悲劇から再開2回目の飛行でしたが、日延べされながらも快晴のフロリダの空に向かってアメリカの独立記念日を祝うようにディスカバリーが飛び立ちました。
 悪の枢軸北朝鮮もシャトル飛行を祝福するように、テポドン2ミサイルをおよそ30分後に打ち上げました。
 そのお返しでは、シャトルのクルーが、本来の任務の他に北朝鮮偵察という余計な残業を強いられました。
 国際宇宙ステーションの拡張などの任務を終え、そして、耐熱タイル剥離の危惧を乗り越え、17日に無事帰還しました。
 今日の宇宙画像は、あちらこちらと寄り道をしながらも難破しないように、ボチボチの更新飛行を続けます。




スペースシャトル・ディスカバリーのクルーと電話で話した大統領

 私は、アメリカの人々が私たちの宇宙飛行士をどんなに誇り高く思っているかを、本当にまさにあなたたちに話したかったです。
 私は、 探検の危険を引き受けたあなたたちに心から感謝したいです。
 私は、日本、オーストラリア、ロシアの私たちの友人を歓迎したいです。
 そして、私はあなたたちの飛行任務の成功を祈ります。
 私は、あなたたちがあなたたち以前の任務よりも非常に重要な仕事を始めたと知っています。
 私たちは、この飛行任務が成功した完成で見ることを楽しみにしています。
 そして、あなたたちが帰る準備する時に、明らかに、ほとんどのアメリカ人は、あなたたちの安全な帰還を祈っているでしょう。
 2005年8月2日 大統領 ジョージ・W・ブッシュ

 アメリカのブッシュ大統領が展望する人間とロボットによる着実な宇宙計画は、以下の目標に基礎をおいています。

 最初に、アメリカは、2010年までに国際宇宙ステーションのその作業を仕上げます。
 そして、15のパートナー国に対するの責務を果たすことになっています。
 アメリカは、よりよく将来の宇宙飛行の安全性を高まらせて、宇宙飛行士の健康に対する有人宇宙飛行の影響を理解し克服するために、国際宇宙ステーションで再度集中した研究努力を始めるでしょう。
 この目的を達成するために、NASAは、コロンビア事故調査委員会の安全性懸念と合致した飛行と勧告においてスペースシャトルを復帰させました。

 これからの数年にわたるシャトルの主要な目的は、ステーションの組立て終了を手伝うことになっていて、シャトルは、ほぼ30年のサービスを終えて2010年末には引退します。

 2番目に、アメリカは、私たちの地球軌道を越えた他の世界を探検するために、アポロ・コマンド・モジュール以来その種類で最初になる新しい有人探査乗物の開発を始めました。
 クルー探査乗物になる新しい宇宙船は、2008年までに開発されテストされて、その最初の有人飛行任務を遅くとも2014年までには実行することでしょう。

 3番目に、アメリカは、2015年と同じくらい早い時期か遅くとも2020年までに、月に戻って、より野心的な宇宙飛行の踏み石としてこの新しいクルー探査乗物を使うでしょう。
 火星から地球に顕著な映像を送り返しているローバー・スピリッツに類似する月への一連のロボット飛行任務は、2008年までに研究されて、未来の有人宇宙探査に備えるために、月の表面を調査します。

 ということで、日本もアメリカ以上に宇宙開発に予算を注ぎ込むべきです。

 北朝鮮、中国、ついでに韓国のえげつない日本攻撃に対処するには、もはや、核装備しか道がありません。
 隠れて開発を進めるよりも堂々と陽の目を見せられる核兵器開発に邁進し、一言でも侮辱されたら数十発の核ミサイルをぶち込みましょう。

 今後に決定している消費税の値上げ分は、全てを宇宙探査と恐喝する近隣諸国を黙らせるためにも核武装に活用すべきです。
 生産性も無く垂れ流すだけの福祉目的税という耳障りの良い語で隠すのでなく、科学技術の宝庫である宇宙開発に投資することで、少子化日本が生き延びられます。
 将来の日本国民の立場を真剣に考えるならば、似非平和主義者の言動に左右されてはいけません。彼らは、中国や北朝鮮の宣伝隊です。

 如何に宇宙開発技術が、現在の私たちの生活と切り離せなくなっているか例示しましょう。

 これであなたも、私同様にアメリカ風思考に『成長』して平和ボケ思考を壊すことができます。

 宇宙工学は、あらゆる人の命に影響を及ぼしています。

 世界中の病院で使われているCATスキャナとMRI技術の画像処理は、アポロ計画での月の映像をコンピューター処理で画質を向上させた科学技術に由来しました。
 プログラムの可能な心臓のペースメーカーは、NASAの衛星の電気系統に関するシステムを用いて1970年代に、最初に開発されました。

 そして、世界中の衛星テレビや電波受信の楽しみは、日本ボクシング界が中継テレビ局と吊るみ八百長で世界チャンピオンを量産していることを知らせることができました。

 八百長や賄賂、密輸など様々に活用されるお金は、世界中のATM(現金預払機)の便宜で出し入れが自由にできます。これも、宇宙開発の技術が無ければ、混雑する窓口に並ぶ日々でした。

 今以上の便宜と生き甲斐のある人生を送るためには、宇宙開発が欠かせないのです。

 アメリカ風思考で壊れかかった私のキータッチが、どうにか締めることができたのも、宇宙開発技術の賜物でした。

 あなたの生活に不可欠になった宇宙開発技術 今日の宇宙画像 2006年8月2日号 詳細ページ


美のオバさん夫婦と美少女の親子の因縁対決の結末

2006年02月09日 11時21分50秒 | 宇宙論関係の画像
 今日の宇宙画像は、究極の絶世の自尊の美しさに関する宇宙論的検証です。
 私のような凡人は、煌く夜空はもとより、惑星地球の素晴らしい女性さえ、究極の美しさよりも適宜な美しさを鑑賞していたいと思います。
 背後の貴女は、前者ですって?
 あらら、私はどんなにあなたを愛していても、今日の宇宙画像のペルセウスのように無謀な救出ができる力はありませんよ。
 貴女の美しさは、宇宙でも素晴らしいと認めますけれどね。
 世に溶け込むには、中庸が肝心と思いますけれども・・・
 波風を立てないようにしましょうよ、私のように。


* 寒い夜空のロイヤル・ファミリー再会



 煌く夜空は、数千年もの間、人間の好奇心の対象でした。
 星々の自然を理解する初期の試みは、光の一方のパターンを別のものと関連する神話と伝説を与えました。
 これらは、現在、星座として知られていて、別々の文化は、それぞれ空に見たものと関連したユニークな話を発展させました。
 現代の天文学者は、もちろん、空のミステリーを解読するために、より多くのツールを持っています。
 チャンドラX線天文台は、宇宙からのX線を研究する信じられないほど洗練された宇宙船です。
 けれども、それは、宇宙の理解を手助けする星座の一般の目的を共有します。

 秋の月の間に、星座の王室は、北半球の夜空で再会します。

 カシオペア座とケフェウス座は、接近していて北極星に至るまで、決して眺めから完全に消えることは無く、さらに近くでは、新しく上がるアンドロメダ座が、ペルセウス座とペガサス座の星座に参加します。
 ギリシアの神話は、これらの星のパターンに劇的な解釈を与えて、チャンドラが、それらの範囲内に含まれる天体の中で劇的な洞察をします。

 ギリシアの神話によれば、古代アエシオピアは、美しいカシオペア女王と彼女の夫であるケフェウス王が統治していました。
 カシオペア女王の伝説上の美しさは、彼女に多くの生意気な比較をさせて、大いなる虚飾だけが似合っていました。

 彼女は、最終的に自身の美しさは、洗練された美しさの海の妖精ネレイドや美しさと優美さで有名な海の神ポセンドンの娘よりも素晴らしいと宣言し、さらには、全ての王国で自身を全ての世界で最も素晴らしい美しさであると宣言しました。

 彼女の誇りは、急激に怒りと復讐の対戦になりました。

 海の神ポセイドンは、彼の娘の大甘えの復讐の懇願と強制に応えて、古代アエシオピアの海岸を荒らすために凶暴な海の怪物を送りました。
 神をなだめるために必死のケフェウス王は、預言者に相談しました。彼は、王の美しく若い娘のアンドロメダ王女を怪物の食欲を満たさせるために捧げるように助言しました。

 アンドロメダ王女は、怪物が貪ることができるように海岸の絶壁に鎖で縛られました。

 美のオバさん夫婦と美少女の親子の因縁対決の結末 今日の宇宙画像 2006年2月5日号 詳細ページ


「愛は選択の迷い」を総力を挙げて証明する。

2006年02月04日 14時47分37秒 | 宇宙論関係の画像
 今日の宇宙画像は、愛は選択の迷いであることを証明する画像集です。
 今年も早いものでもう、愛の告白の月になりました。
 惑星テラ見聞録は、2006年の宇宙画像の第1ページを壮大な宇宙のテーマである「愛」について、総力を挙げて考察しました。
 世の美しき女性の皆様には、玉の輿を射止められるかもしれない「愛の告白カード」を誠心誠意をこめてご案内いたします。
 また、釣った魚に餌をやらない主義の男性諸氏には、絢爛豪華な姿もひょっとすると寝起きの素顔はこうかもという想像力の強化に協力したいと思っています。
 時には、今日の宇宙画像もこのような企画がございます。
 遅くなりましたが、本年も長文と素晴らしい宇宙画像にお付き合いいただきたくお願い申し上げます。



Love is sometimes heartless feeling perplexed

Happy Valentine's Day to the One I Love.
When I think of you, my heart is aglow.

My love for you blooms like a rose...
Love with open arms.

I Love You.
I Love You.

You light up my life.
My heart explodes with love for you!
You mean the world to me.

Our attraction for each other is strong!
Although we are many miles apart, you are always in my heart.

Will you be my Valentine?

Happy Valentine's Day!

『愛とは、時には冷酷な惑い』

あなたへの素敵な愛の日に

あなたを思うとき、私の心は燃え、

あなたへの私の愛は、バラのように花開き・・・

心から両手を広げた愛で

あなたを愛して

あなたを好きになって

あなたは、私の全てを照らし、

私の心は、あなたへの愛で張裂ける。

あなたは、私の世界。

強い愛の力で結ばれた私たちは、

たとえ遠く離れていようとも、いつも心を占める

あなたは、私の恋人ですか?

幸せなバレンタインデーを!


あ~ぁ、背筋がむずむずしてきましたです。
背後に殺気迫る視線を受けつつ言い訳を考えながら、誘惑できそうな愛のカードを選り取り見取りで取り揃えました。

私が貰いそうな愛は、主題画像のような愛ですかねぇ(・・?

以下3行は、世の女性の皆様は、見てはいけないし読むのは以ての外で、まして記憶などは絶対にだめです。

男性諸氏よ。
「海老で鯛を釣る」を心に刻み忘れるな。過去の教訓を思い出し目を覚ましておくべし。
茶色の甘いもののお返しは、ライブドア株に負けず劣らぬ損失が潜在しておるぞ。

お待たせしました。
素敵な女性の皆様、ぜひ今日の宇宙画像で安楽の椅子に座せられるよう心底から祈念いたし・・・(ーー;)

愛についての宇宙観的洞察をひとつ。

愛に永久に続く独占は、ありません。

愛で結ばれ結婚したとしてもやがて分身というか世継ぎがおぎゃぁと生出(おいで)になります。
ほとんどの連れ合い様は、そちらに心を永住させます。
世継ぎ誕生の責任者の片割れさんは、悲しいかな愛の独占に見放されます。
あるいは、連れ合い様以外との心の広い愛(世間では浮気と申します)で有頂天の日々?

このように万物普遍の歴史が、愛の独占が続かないことを証明しています。

愛とは、幻想であり、また、生きることも幻想なのかもしれません。

幻想だから夢に惹かれ酔うのでしょう。

あなたはどんな愛の夢を肴にほろ酔いますか?

しかし、泥酔には、くれぐれもご留意あそばせ。

酔い覚ましの句を『愛』をこめて捧げます。

愛し合わねば人は生きていられない。
愛することを恐れるな。愛されることを恐れるな。
愛することから逃げるな。愛されることから逃げるな。

肌に触れるのを恐れるな。肌に触れられるのを恐れるな。
赤子は何も恐れない。愛を恐れない。まして、死さえ恐れない。

愛し方を解れば、愛され方も解る。
生き方を解れば、死に方も解る。

死で人生は途切れるが、愛の絆は途切れない。

 「愛は選択の迷い」を総力を挙げて証明する 今日の宇宙画像 2006年2月1日号 詳細ページ


ブラックホールの産声は、ガンマ線爆発

2005年11月09日 08時35分37秒 | 宇宙論関係の画像
 今日の宇宙画像は、ブラックホールの産声、出生の叫び声と思われるガンマ線爆発です。
 短い爆発だとミリ秒単位で観察も間に合わず、微かな残光だけが頼りでした。
 けれども、今年打ち上げたスウィフト(Swift)衛星は、地上で観察できない微かな残光を捉えることができます。
 今回の観察は、野球で例えるならば、適時打(ヒット)に相当します。
 まだ、打点を挙げることはできていませんが、おそらく近々、長打、場合によるとホームランでの打点もありそうです。
 負けが得意な楽天球団や落ち目の三度傘の巨人軍の選手よりも、はるかに優れているのかもしれません。
 何しろ投じている金額が足元にも及ばないのですから・・・時には、宇宙の粗大ゴミにも化けたりしますけれどね。

* 集中した短いガンマ線爆発



 何が、ガンマ線爆発を引き起こしますか?
 宇宙で知られている爆発の最もエネルギッシュなタイプは、30年以上前に発見されて以来ずっと謎でした。
 現在、原種がないかもしれない1種類のユニークなのが現れています。
 長い時間のガンマ線爆発(GRB)は、ここ数年にわたって星の形成が豊富な宇宙での青い領域に集中していました。
 一般に短い一生の終わりに近づいている大きい若い星々が、これらの領域で爆発します。
 天文学者は、数秒から分単位まで継続するこれらの長い時間のGRBは、若い大規模な星々の爆発で続くと結び付けます。
 過去数ヶ月の間に、短い時間のGRBは、星の形成に富む青い領域だけでなく、結局、集中して異なるタイプの領域にも存在することが発見されました。
 従って、多くの天文学者は、現在、一般的な1秒未満に続く短いGRBが、長いGRBと違う祖先プロセスの結果であると想定します。
 主要なモデルは、短いGRBは、中性子星がもう一つの中性子星またはブラックホールに影響を与えるときに起こるということです。
 星を形成する領域が違った形で燃え尽きた後に、そのような衝突が頻繁に起こるのかもしれません。
 2つのエネルギーを供給された中性子星は、短いGRBで終わるかもしれない死の渦のそれらの軌道で最終的に互いに近づきます。


 NASA科学者は、初めて、わずか50ミリ秒続いた短いガンマ線爆発の位置を検出しはっきりさせました。
 爆発は、ブラックホールの出生を記録します。
 天文学社会は、おそらく2つの以前のブラックホールまたは2つの中性子星の衝突など、爆発の原因についていろいろ思索しています。
 ガンマ線爆発は、宇宙での最も強力な爆発です。
 2秒以上続く爆発は、それらを検出し迅速に閃光を突き止めるために造られたNASA衛星スウィフト(Swift)などが観察しています。
 スウィフトが最近の閃光を検出した050509B GRBと呼ばれる短い爆発は、5月9日まで確認しにくい状態でした。
 スウィフト衛星は、その爆発位置へ自主的に照準をロックして、1分未満でその搭載した望遠鏡を爆発した残光の記録で集中させました。
 短いガンマ線爆発から残光の検出は、スウィフトの主要なゴールであり、科学者たちは、発射からほんの数ヶ月で『ヒット』を得たことになります。
 初めて、科学者たちは、これらの爆発が何であるかを理解する本当のデータを持ったことになります。

 理論は、爆発を生じた天体あるいは領域に残光を支える多くの塵やガスなどの燃料がないので、これらの衝突が長い残光を生じないと予測します。
 今回の観察した爆発は、古い星とそれに比較的近い星との間に起こって、地球からおよそ27億光年離れた銀河の近くに位置するようです。
 これは、短い爆発が、とても古く発展した中性子星とブラックホールから生じるという理論と一致しています。
 対照的に、より長いガンマ線爆発は、若い大規模な星(初期の宇宙の残り)に満ちた若い遠くの銀河で観察される傾向があります。
 観察に携わっている科学者たちは、爆発の近くにある銀河の範囲を地上の望遠鏡で徹底的に捜索しています。
 これまでに見たガンマ爆発は、合併理論の提案者がいつも言及していたことでした。

 忘れた頃に更新する 今日の宇宙画像 2005年11月1日号 詳細ページ

 次号の今日の宇宙画像は、総力取材したかなぁのつもりでアメリカ軍の機密に迫ります。未確認飛行物体については、今度は本物の未確認画像として取り上げます。たぶん知性がある宇宙生命体については、一般的な常識の画像です。お楽しみに・・・


宇宙の天動説と地動説を問いかけそうな銀河の発見

2005年10月03日 17時38分46秒 | 宇宙論関係の画像
 今日の宇宙画像は、宇宙が幼児であったときに誕生した天の川のような大規模な銀河です。
 先日号では、宇宙の幼児時代で銀河よりも先に誕生したらしい星々を取り上げました。
 それに対抗するかのように出現したのが、今日取り上げた早熟な「赤ちゃん」銀河です。
 この銀河は、宇宙のある一角に位置し、素直に考えるならば、反対側の一角、上下の一角、斜めの一角などにもこのような宇宙の幼児時代の銀河を発見できそうです。
 もし、そのような発見が続くならば、宇宙の中心は、私たちの天の川銀河になりそうですね。
 これは、現代の「天動説」の発見になるかもしれません。
 「地動説」の立場からすると、私たちの天の川銀河は、宇宙の端に位置しているようになります。
 さて、ここで大いなる疑問がひとつ。
 もし、今日取り上げた銀河が全く同じように四方八方で検出された場合には、宇宙の全貌は、端も中心もないことの証明でしょうか?


* 生まれたての宇宙での「大きな赤ちゃん」銀河





 天文学者は、かつての初期の宇宙に居住した最も遠く最も大きい銀河のうちの1つを確認するために、NASAの重要な天文台であるスピッツァーとハッブル宇宙望遠鏡の2つの鋭い能力を使用しました。
 一般通念では、銀河は、川が多くの小川の合流から成るように、とてもゆっくり成長するべきであると思われています。
 しかし、この銀河は、ビッグバンの後の最初の数億年以内という非常な急速さで成長したと思われます。
 対照的に、私たちの天の川銀河は、その現在の大きさに成長するために、より小さな銀河を食い滅ぼすことによって、何十億年も必要としました。
 銀河は、これまでに撮った宇宙で現在、最も遠い光学と赤外線の映像であるハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド(UDF)内にあり、およそ10,000の銀河の中から正確に狙いを定められました。


 NASAのスピッツァーとハッブルの2つの宇宙望遠鏡は、いくつかの非常に遠い銀河で星々の「重量を測定」するために協力しました。
 これまでに見られた中でも最も遠い多くのこれらの銀河の1つは、異常に大規模で、若い宇宙のその場所で円熟しているようです。
 宇宙で最も初期の銀河が、一般的には、徐々に、私たちの天の川のような大きい荘厳な銀河となるために、近所の星々の非常に小さな塊を飲み込むように一緒に合併したと考えられているので、この観測結果は、天文学者に驚きを引き起こしました。
 この銀河は、ビッグバン後の最初の数億年以内で、驚くほど速く大規模になったように見えました。
 それは、今日の私たちの天の川の中で発見されるよりも約8倍多くの質量を星々で作り、それから、ちょうど同じころに突然、この銀河は、新星の成形を止めました。
 それは、あまりにも早すぎた成長で、それだけ早く年を取ったように見えます。


 ウルトラ・ディープ・フィールドを研究している科学者は、ハッブルの赤外線の映像の中のこの銀河を見つけて、それが、他の類似した距離で知られているような非常に若い「赤ちゃん」銀河であるのを期待しました。
 しかし、その期待を見事に裏切ったこの銀河は、その代わりに、この若い宇宙時代から有名な他の銀河より非常に大きくて、とっくに成熟した「ティーンエイジャー」銀河として惑星地球の科学者たちに出現しました。


 ハッブルの調査のための先進カメラ(ACS)は、ウルトラ・ディープ・フィールドを光学の光で最も濃い映像で撮ったという事実にもかかわらず、全くこの銀河を示すことができませんでした。
 これは、銀河の青い光が、何十億光年をも旅行することで、通るときに介在する水素ガスによって吸収されていることを示します。それは、泥で濁った池の水を通して、池の底を見ようとすることと似ています。


 スピッツァーのマルチバンド・イメージング光度計(MIPS)は、ハッブルのそれらよりも15倍長い波長をカバーしてかなり検出でき、天体が、また、その銀河内で精力的な過程に影響されていることを示します。
 本当に、それがこんなに大きくて宇宙の歴史のこの初期の段階で成形されたならば、この観察は、その中央に超大規模なブラックホールを宿している天体と一致しています。


 今日の宇宙画像 2005年9月27日号 宇宙の天動説と地動説 詳細ページ


120億光年離れた銀河の超明るく熱い星誕生域

2005年09月18日 18時04分48秒 | 宇宙論関係の画像
 今日の宇宙画像は、120億光年離れている銀河内の超明るくて熱い星々の誕生領域です。
 地球から54億光年ほど離れている銀河団の重力レンズ作用によって、赤っぽい弧を描いて出現しました。
 この銀河は、ちょうど宇宙が青少年期を経験しているの頃になります。
 活気盛んな宇宙の青春期の銀河の様に、この銀河も天の川の近隣の星誕生領域が足元にも及ばない凄さです。
 この銀河の足元に及びませんが、今日の宇宙画像では、多目の画像と動画で120億光年離れた世界をちょっとだけ覗いて見たいと思います。

* 初期の宇宙内の特大の星誕生領域



 遠くの銀河集団の背後に見える光の不思議な弓形は、これまでに宇宙で発見された中でも最も明るく最も熱い最大の星の誕生領域でした。
 この弓形は、リンクス・アーク(山猫座アーク)として知られていて、天の川銀河で有名な星の誕生領域であるオリオン星雲よりも100万倍も明るいです。
 新しく確認された超集団は、私たちの銀河系の中で類似した星々よりも二倍熱い100万の青白い星を含んでいます。
 そこは、宇宙の創世時代に星の出生で凄まじい火事場風が、空を横切って燃え上がっためったに見られない例です。
 地球から見るとき、120億光年離れているというだけで、この素晴らしい集団の豊さが減光されます。


 このユニークで困惑させる天体の発見は、NASAのハッブル宇宙望遠鏡、ROSATとケック望遠鏡を含む主なX線、、光学、赤外線望遠鏡で実施された遠くの銀河集団の組織的研究の結果でした。
 星の超集団は、北の星座山猫内にある54億光年遠くの銀河集団の背後に不思議な赤い弓形のように見えます。
 リンクス・アークは、赤方偏移が3.36で120億光年ほど離れていて、遥か遠くの銀河集団に引き伸ばされ拡大した不思議な天体として出現しました。
 これは、宇宙が創世から20億年未満だったときに遠い源が存在したことを意味します。

 調査チームは、最初にその光を分析することによって弓形を確認しようとしましたが、遠隔天体のスペクトルのサインで色のパターンを認めることができませんでした。
 色スペクトルで適合する例を探す一方、光が近くの星の誕生領域であるオリオン星雲のそれと関連があると認識しました。
 オリオン星雲が4つの熱く明るい青い星だけが原動力となっているのに対して、リンクス・アークは、周囲に100万のそのような星を含んでいると思われています。
 さらに、スペクトルは、リンクス・アークの星が、摂氏80000度の表面温度で、オリオン星雲の中心的な星に比べて十二分に二倍も熱いことを示しました。
 オリオン星雲より大きくてより明るい星を形成する領域が、私たちのローカルな世界にあるけれども、そのどれもがリンクス・アークほど明るくなく、しかも、そのように多数の熱い星を含んでいません。

 普通の最も大きい近くの星でさえ、摂氏でおよそ40,000度ほどでこれほど熱くはありません。

 しかし、初期の宇宙における本来の原始のガスからできている星は、とても巨大の可能性があり従って非常に熱いと考えられますから、おそらく摂氏120000度の星もありえます。
 銀河のリンクス集団のこのNASAハッブル宇宙望遠鏡画像は、中央のちょうど右側に見える赤いリンクス・アークを2倍して示しています。
 不思議な弓形は、本当に北の星座山猫の中にあって遠くの銀河集団の背後にある遠い星の超集団です。
 弓形は、120億光年遠い星形成領域を引き伸ばして拡大されて出現しました。

 宇宙が創世から20億年未満だったとき、この遠い源が存在しました。

 今日の宇宙画像 2005年9月18日号 重力レンズが見せる120億光年離れた銀河 詳細ページ


アインシュタイン理論の終焉を狙うNASAの宇宙実験

2005年09月17日 18時17分08秒 | 宇宙論関係の画像


 「すべての理論」の候補の多くは、宇宙を透過するスカラー場の存在を予測します。
 アインシュタインは、彼が重力に関して宇宙論的定数を彼の方程式に導入したときに、最初にそのような場を提案しました。
 彼は、後で気が変わって、この用語を取り消しましたが、最近、この考えは、物理学者の再認識で関心を得ました。
 そのような語は、宇宙の膨張が、物理学者が以前に考えたように減速しないで、実際に加速しているという驚くべき発見を説明するかもしれません。

 今日取り上げるNASAの相対性のレーザー宇宙距離実験(LATOR)は、「エーテル」の存在を検出しようとした1887年の有名なマイケルソン-モーレイ実験のように、スカラ場が存在するかどうかを決定することができるでしょう。

 そして、国際宇宙ステーションの画板の物理実験は、壮大な統一する「すべての理論」の求めを手助けすることでしょう。
 遅かれ早かれ、ニュートンの理論支配を崩壊させたようにアインシュタインの理論統治は、結局、終わりを迎えます。

 現実の私たちの概念を倒す基礎物理学の世界の激変は、現在不可避です。
 そして、後継者の王座を獲得する猛レースが繰り広げられています。
 大部分の科学者は、競争している少数の理論の間で次世代が進行中と思っています。

 一般的な「定数」の例えば重力の強さなどは、目に見えない第5次元で空間と時間の始めから終わりまで変化して、連続する11次元の幻覚性の観念では、本当に単に固定され続けるだけです。
 それは、アインシュタインが信じたように、現実の基本的な構成要素としての無限小の振動配列、滑らかでなく連続的でない空間と時間の構造です。
 しかし、個々では、ほとんど無いくらいに小さい規模の分割不可能なかなりの量に分かれます。

 実験は、最終的に、どちらが成功するかについて決定します。


 これまでよりも正確にアインシュタインの相対性理論の予測を検証する実験のための新しい概念が、NASAのジェット推進研究所(JPL)で、科学者によって展開されています。
 科学者の任務は、巨大な研究所として効果的に私たちの太陽系を使って、競争する理論の分野を詰める手助けして、物理学で私たちに次の革命に対する1つの段階をさらに近づけるでしょう。
 宇宙の大きな分裂は、大部分の人々の心の重荷にならなかったかもしれませんけれど、長く宇宙に対する私たちの基本的な理解を悩ましました。

 現在、空間、時間、物質、エネルギーの自然現象および作用について説明する2つの方法として、アインシュタインの相対性理論および量子力学の「標準のモデル」が存在します。
 両方とも、とても成功しています。
 たとえば、全地球位置測定システム(GPS)は、相対性の理論なしで可能でありません。コンピュータ、遠距離通信と同時にインターネットは、量子力学の副産物です。

 しかし、2つの理論は異なる言語のようです。そして、それらの間で翻訳する確かな方法を、まだ誰も見つけていません。

 宇宙科学情報 2005年9月17日号 詳細ページ