「あっ!」と言う間に3月も終了ですねぇ~。遅々と更新が進まないブログにも懲りず、ページを覗いて下さる多くの皆様には感謝&深謝です。
ここのところ何をしていたかと言うと、デザインブログ的なトピックは何も無く、金も無く、すっかり、引き篭もり若者世代の気持ちになって、地球環境保護に貢献する生活をしていました。(半分嘘です)
ひとつ始めたことと言えば、ドラムのレッスンなんぞ、、、。
1ヶ月程前のブログに、『バンド活動はシリアスにならずに楽しく』なんて言っていた舌の根も乾く前に、自分も含め、メンバーの意志はどんどんシリアスな方向へ。
で、30年近く独学でやってきたドラミング(実際はインターバル期間の方が長く、叩いていたのはトータル数年ですが…)を見直すため、プロのレッスンを受けることにしました。
結果、、、もっと早く受けておくべきだった!と思うことしきり。
とにかく、「基本のキから教えてくれ」と言うことでやり始め、フォームから矯正してもらっているんだけど、これが「目から鱗」の連続で、足の筋肉の使い方に到っては、80%は新しいのでは?と思える程違う!
また、講師の動きがスゴイ。ピタッと微動だにしない軸と、スムースでしなやかなストローク。この手足の動き1つ1つを自分のものとしてマスターしている最中なんだけど、果たして、これを実戦配備する(つまり、曲として手足すべてをコンビネーションさせる)ことができるのか? まだ、全く想像がつかない段階です、、、トホホ。
まがりなりにも、一応カタチになっていたものを一端崩し、個々の精度を高めて再構築し機能させるのですから、少し時間を要すと思いますが、その成果がどんなものかは、かなり楽しみでもあります。
さて、プライベートでこんなことをしている3月は、大概、4月からの新年度に向けた体制作りの時でもあります。
デザインなんちゅうものは、1人で全部できればそれに越したことは無いのは明らかですが、開発スピードが上がり、各領域の専門性が深まるにつれ、細分化されたスペシャリストが生まれてきて、いろいろ分担して効率良く作業をすることになります。
ここで根深い問題が発生します。
つまり、本来であれば、開発の主担当が全部やるべきことにも関わらず、他の専門領域に渡った仕事に対し、主担当が把握してなかったり(把握する時間を無駄と感じる等)します。専門領域の人間は人間で、その領域を追及する余り視野が狭くなり、開発業務の現場感覚が欠如しがちだったり。
その結果、本来の目的である組織の相乗効果が出ないばかりか、不協和音を発することにもなり兼ねない事態になったりします。
だからと言って、リソースを全て開発の“縦軸”に戻すことは、もはや不可能な位専門性が増しているので、専門領域の“横軸”との織り合いが上手く行く、システムなりコミュニケーション手段を仕込み、優秀な手足が素晴らしいコンビネーションプレイを織り成すような、或いは、バンドが気持ち良くグルーヴするかのような組織に少しでも近づけたいと、日々思案していたのでありました。
まあ、組織が上手くグルーヴしなくても、せっかく習い始めたドラムだけは、早くグルーヴするように頑張り^^;、定年後は、後輩が始めたデザイン会社を乗っ取るのは止めにして、プロミュージシャンになろうかと思う今日この頃なのでした。

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