友人の石川善太郎さんが、転勤のため掛川を離れることになった。彼がいた3年間を振り返ると、面白いことばかりだった。夜10時ごろ事務所を訪ねてきては、音楽談義に花が咲いた。80年代のイギリスロックは、二人の共通話題だった。
「詩のボクシングってやつがあるけど、音楽で対決、しかも選曲で勝負ってのをやらないか」と盛り上がり、一昨年の11月に milele で実現したのが、DJ BOXING Vol.1 である。
20代の頃、イギリスのロックシーンがニューウェーブからネオアコースティックへとブームが移行する中、Prefab Sprout や Everything But The Girl の音はとてつもなく刺激的だった。DJ BOXING Vol.1 の選曲リストが見つかったので、ここに記しておく。
Z.Ishikawa
1 The Hit Parade/The Hit Parade/1990
2 Nick Kershaw/Woudn't It Be Good/1984
3 Wang Chung/Let's Go/1986
4 Harf Pint/Winsom/1985
5 Rally McNealy/I've Got My Own/1986
6 Frankie Goes To Hollywood/The Power Of Love/1984
7 Candyflip/Strawberry Fields Forever/1989
Y.Satoh
1 Everything But The Girl/Each And Everyone/1984
2 Prefab Sprout/Appetite/1985
3 XTC/The Loving/1989
4 Robert Wyatt/Shipbuilding/1982
5 The Monochrome Set/The Jet Set Junta/1982
6 Sade/Maureen/1985
7 SoulⅡSoul/Keep On Movin'/1989
ちなみに、Vol.1 では僅差で勝った。先日、惜別の宴で実現したVol.2では見事に負けた。悔しいからVol.3を計画しよう。ひとまず、石川さん、さよならだ。