combatfoxの日記

仕事の暇を見てサバイバル♪畑のスミに秘密基地♪今日も元気にサバイビー☆

ネタが尽きてきたのでナイフのご紹介♪

2012-09-07 18:57:05 | ミリタリー
今回ご紹介いたしますのは、オンタリオ社のナイフです。

オンタリオ社製 
Knife,Hunting,Sheathed,Survival,Pilotです。

直訳すると、ナイフ・狩猟・鞘に収められる・生き延びる・パイロットとなり

日本語で分かり易く言うと、パイロットが生還するために狩などで使用する鞘に収められるナイフ

つまりパイロット用サバイバル・シースナイフって事です。

ナイフと鞘、それから鞘につける紐と砥石がセットになっています。クラシックなモデルですが基本に忠実で、作りもしっかりとしており、フィールドでのタッチアップも考慮して砥石がついているあたりが粋ですよね~w鞘は皮製でメタルのガードがついています。誤って鞘をナイフが突き破り怪我することを避けるためです。

実際にとても使いやすくて、丈夫ですし値段も安いのでお気に入りナイフの1つです。

(注 多くのショップで6800円くらいから10000前後くらいで販売しているようですが、本来の相場は4800円くらいです。カミラス社製は10000前後くらいだったので便乗価格でしょうか( ̄∇ ̄;)
カミラス社はもう存在してませんし、パイロットサバイバルも現状入手困難であるため、偽ってオンタリオ製を高値で販売しているところもあるようです。

ちなみに、このオンタリオ社のモデルは、カミラス社が考案し米軍へ納入していたモデルを参考に作られた物と推測できます。

カミラス社のパイロットサバイバルナイフは言ってみればサバイバルナイフの元祖的なナイフと言えます。ネットなどで調べてもらえば分かるのですが、オンタリオ社のものは一見区別するのが難しいくらいそっくりなんです。(厳密には細部の形状が違いますし、打刻で社名があるのでわかります)

カミラス社のパイロットサバイバルナイフは米軍へ納入され、パイロット用サバイバルナイフとして非常に高いレベルの実用性を評価されました。その証に現在、軍用・民間用問わず多くのサバイバルナイフを見ればその形状などにカミラス社のナイフの影響を大きく受けた形(名残)残した物が多いからです。それだけ実用上理にかなった、形状やサイズだと言うことでしょう。

今回紹介していますオンタリオ社のものは、カミラス社が築き上げたモデル(コンセプト)を一躍、世に広めたモデルと言っていいでしょう。オンタリオ社のパイロットサバイバルナイフと言えば、その価格や形状からミリタリーナイフやサバイバルナイフのド定番的存在です。

サバイバルナイフの定番的な形状としてソーバック「ナイフの背の部分がのこぎり状の物」が多く存在しておりますが、多くのモデルは木切るためのノコギリではなく、キャノピーブレイクツールなんです。本来エアフォースサバイバルナイフやパイロットサバイバルナイフがそうであるように不時着時にキャノピーが何らかの理由であかないことが稀にあってその際キャノピーを切り開くのに使用するキャノピーブレークツールなんです。もちろん木を切ることを前提にしたノコギリを備えたナイフも存在しますし、ぎざぎざ部分に針金などを引っ掛けて切るような用途まで想定された物もあります。ですので一概には言えないのですが本来の由来はキャノピーブレークツールらしいんですよwサバイバルナイフではないのですが同一用途の鋸刃を備えたものがビクトリノックス社のレスキューだったかな?グリップについたスパイク(突起)で自動車のガラスなどを割って、キャノピーブレイク用ノコ刃で引っ掛けるようにしてきっていきます。確かネットでデモンストレーション画像があったようなwと言うように本来その道具がどういった目的で何のために作られたモデルなのか、何のためにそのような形状をしているのかを知るのも楽しみの一つなんです(笑 あちこちのサイトなどでソーバックについていろいろと言われているようですが、一方的に批判されている方の多くは本来の用途を知らなかったり、正しく調べられなかった方だと思います。メーカーやそれを使用してる現場のマニュアルなどで適切な用途、使い方、その道具がなぜその形なのか、作るに至った経緯など、うかがい知れる場合も多くあります。だからどうと言うことではないのですが、物事の本質を見る目をほしいものです。


そしてこれがオンタリオ社の上記のものより新しいサバイバルナイフです。

オンタリオ社製 ASEKです。

Airforce Survival Egress Knife

直訳で空軍の生還するためのナイフって感じですかね~♪
クラシックタイプはパイロットサバイバルで後期方はエアフォースサバイバル?似たようなコンセプトだとは思うのですが、メーカー的なニュアンス変更の意図は不明です。

豆知識:

サバイバルナイフ

その名のとおりサバイバルを目的に作られています。もちろん戦闘・食材確保、罠作り、雑用などなどいろんな必要用件を想定してあります。

ファイティングナイフ:コンバットナイフ

これは戦闘をメインで作られたものを言います。白兵戦を主体にしたものが多く、それに特化しています。ソーバックだと、衣服に引っかかったり戦闘で不利になる要因があるため、非ソーバックのものが一般的です。例外もあります。

アーミーナイフ
一般的には小型の折りたたみ式で、多機能凝縮型のものを言うようです。スイスアーミーナイフ=ビクトリノックス社のソルジャーなどのような感じで使われますが・・・アーミー=軍隊・軍隊の・陸軍などの意ですので、陸軍の使用するナイフや軍が正規採用しているナイフは言ってみれば全てアーミーナイフ?では無いでしょうか(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

似たような記事、過去にも書いたような(笑 

ネット記事より転記

サバイバル=人間が文明や人間社会から隔絶された状態もしくは文明の恩恵を十分に享受し難い状態で、生存しつづける事である。

ブッシュクラフト=ブッシュクラフトは大自然の中で生き、生活をしていくこと

不適切な部分があるかもしれませんがあしからず・・・こっそり教えて下さいねw
それではこの辺で~



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15 コメント

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こんばんは (ハイエナ)
2012-09-07 21:36:52
こんばんは、ハイエナです。

「サバイバルナイフ」と言えば、オンタリオ製の
パイロット用サバイバル・シースナイフという
イメージがありましたが、新しいデザインの物も
カッコいいですね。

ただ、パイロット用サバイバル・シースナイフは
切れ味があまり良くないという話を聞いた事が
あるのですが、実際はどうなのでしょうか?
>ハイエナさん (combatfox)
2012-09-08 09:10:29
パイロットサバイバルナイフ=オンタリオってイメージの方が多いですが初代はカミラス社なんですwオンタリオ新型もいいですよ~!中にはオンタリオ社うんぬん・・・パイロットサバイバルうんぬん言う方がいらっしゃいますが、使用者の技術と知識によるところが大きいと思います。サバイバルナイフはあくまでも多目的ツールですので、ナイフとしての切れ味で言えば確かに劣っている部分もあると思います。しかし切れ味重視の形状や鋼材だと他の用途に使用する時どうなんっって感じです。全ての用件をパーフェクトにこなす事は難しいと思います。仮に作れたとしてコストは?量産性は?と、問題もてんこ盛りです。必要用件のどこへ重点を置いたモデルなのかって所でしょう。オンタリオ社は古くから米軍へナイフを数多く納入していますし興味がある方でオンタリオ社を知らない人はいないと言っていいほど有名ですからwまず変なものは無いと思っていいでしょうwオンタリオ製のパイロットサバイバルも適切な手入れ&運用だと切れ味も問題ないです。きちんとメンテナンス、運用すれば産毛もそれます(笑 形状からジャガイモ切とかニンジン切は苦手です。刃厚があるナイフは全般的にそうだと思います。切れ味、刃持ち、他の用途での能力など特殊な分野ですからね~♪ ファクトリーナイフは普通出荷段階では刃付けされておらず製造後の整形だけなことが多くバリがあったりは普通なんです。刃付けやメンテナンス処理などはユーザーの好みで行うものなんですw刃付けの角度でも刃持ちや切れ味など違ってきますしね♪
Unknown (タロー)
2012-09-08 14:35:10
こんにちは、
当地方、朝から好天に恵まれ夏日になりました。8月よりは気温は低めですが外は暑いですね。・・・・

ところで、「ナイフ」に対する造詣が深いですね。私も好きで何本か持っているのですが、宝の持ち腐れになりそうです。特にキャンプはやっておりませんので鉛筆を削る程度でしょうか。?が、災害時には役立つように手入れはやっております。

先日は、特に活用を目的としておりませんが、「漁師さん用マキリ包丁」を購入してみました。魚をさばく際には重宝するようです。

最近は刃物を持ち歩くことは「銃刀法」で禁止されているとかで、使用目的を明確にしておきませんとカバンの中に入れておくことも難しくなりましたね。まあ、これだけ事件が起きれば仕方がないかもしれません。しかし、ナイフは人様を傷つける道具ではありません。物を切ったり、削ったりなどする大事な道具なんですけれど
・・・・
オピネルって良いですか。?(追加で済みません。)

それでは、また
>タローさん (combatfox)
2012-09-08 14:48:22
コメント誤字訂正しておきました~wマキリは良いですね~無駄が無く本来の刃物としての道具ですよね~猟師・漁師さんの道具で非常に考えられた形と鋼材ですよね。オピネルはですね~フランスのある地方ではイワいる包丁みたいな感じで生活の一部なんですよ~一家に一つはあって当たり前、一昔前の日本で言う文化包丁か肥後守ってかんじかな~特別なナイフと言うより普段からどこの家庭でも目にする道具と言うニュアンスです。オピネルも数多くのバリエーションがあり包丁から山菜取り、ノコギリまでさまざまです。それから大きく2タイプに分かれており、材質がステンレスの物と炭素鋼の物です。こまめに手入れ、使用されるなら炭素鋼をお勧めします。切れ味やとぎ安さがピカイチですからwメンテフリーで転がしておけるのはステンレスですね。オピネルの炭素鋼はさびやすいですのでそれなりの扱いが必要です。使い勝手や性能は、完成された域ですね~フランスの肥後守と称されるだけあります。
Unknown (レコパル)
2012-09-08 23:13:04
ナイフに関しての考察は完全にcombatfoxさんの独壇場ですね!!!!
勉強になります!!!
なんだか、パイロット用ってのが興味深いです

これ以上のコメントは、許容範囲、レコパルの知識程度では、チャンチャラおかしいので、閲覧しときます


オピネルは日本でいう「肥後の守」ってのだけ、うなずきました・・・
興味深いです。 (Taka)
2012-09-09 21:40:59
こんばんは
写真のナイフはそんな名称だったんですね。
旧式のアーミーナイフとしか認識してませんでした。
たしかに、ブレードの背に付いているのはノコギリとしては使えない形状ですもんね。
キャノピーブレイカーでしたか。
勉強になりました。
自分もナイフが好きで、結構持ってるんですけどこの頃はシンプルなのが好みになっています。
キャンプで使いやすいですし。
といいつつ、ククリとか好きですけどね(笑)
>レコパルさん (combatfox)
2012-09-10 15:02:38
オピネルはその完成度と価格から多くのアウトドアユーザーに愛用されています。日本の肥後守もそうですが、古くからある伝統的なナイフと言えます。ナイフに限らずティッピなど古くから使われ続けている道具って、ある種完成の域に達していると思います。どんな道具でも奥が深いな~ってつくづく思う今日この頃です。
>Takaさん (combatfox)
2012-09-10 15:24:49
こんにちは~♪サバイバルナイフのソーバックが全てではありませんが、殆どがキャノピーブレーカー系ツールだと思います。キャノピーを切り開く際も刃の形状によってさまざまみたいですね~まずグリップエンドなどで、キャノピーに穴を開け、そこへナイフを突っ込んでソーバックをガラス?アクリル?へ引っ掛けるようにして外側へ押し切る物と手順はほぼ一緒だが、ソーバックを引っ掛けて缶切の要領でメインの刃のほうできっていく物もあるようです。それからグリップが筒状の物もサバイバルナイフでは定番の形状ですが、実用的にはお勧めできません。強度的に不安が大きく、通常のキャンプなどで使うとしても避けたほうがよいでしょう、最悪の場合曲がったり折れてしまいます。Takaさんがおっしゃるようにシンプルなものはいいですよwシンプルでフルタング(刃の金属がグリップエンドまで通っている物)ヒルト(ツバ)が大きい物がお勧めです。サイズも用途によりますが、鉈としての用途メインなら大型、いろいろヤルナラ中型、調理やコザコザなら小型が使いやすいと思います。パイロットサバイバルなどは中型の部類ですね。汎用的に使えますが逆に言えばどっちつかず・・・(* ̄∇ ̄*)ナイフ以外でもそうなのですが何の目的で使うか、どのように使うか、どこで使うかなど要因によって要求される用件が違うので目的に合わせて道具をチョイスするのがベストなんですよね~♪サバイバルナイフは最悪それしかない場合にいろいろ間に合わせられるようにと言う概念で作られていますから、悪く言えばどの用途に対してもドッチツカズかもしれませんねw
>Takaさん (combatfox)
2012-09-10 15:33:10
追記:グルカ(くくり)ナイフやカランビット、それからバタフライナイフなどもかっこいいですよね~一見、カランビットやククリナイフは採用している軍もあるようですし、バタフライナイフはそっち系の若者などチラつかせるシーンを映画でよく見ますが、実はこの3種のナイフも元々は農具(道具)なんですよ~それを現地の人が武器としても使うようになり、進化?して現在に至っています。元々は農具だった物でもいまや特殊部隊で採用されるまでになったり、専用の武術、スキルが発達したり・・・ある意味怖いです( ̄∇ ̄;)
ナイフ談義は楽しいです (Taka)
2012-09-11 22:21:40
こんばんは
詳細情報ありがとうございます。
自分も色々持ってるんですけど、この頃使うシーンが少ないです。キャンプもなかなか行けないし(^▽^;
大型のナイフはガーバー社のボウイが頑強につくられていて、お気に入りです。
フォルダーでは、バックの110とか、Karshawの1050をよく使ってました。
渡米時代は包丁代わりにガーバーのフィレナイフとバックのフォルダーをよく使いました。
どれももう廃盤商品だと思いますけど。
バタフライも3本ほど持ってます。
アクションは色々練習しましたよ(笑)
もし良かったら、自分のページのカテゴリーナイフで見ていただけたら幸いです。

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