あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化⑨

2014-10-16 17:23:09 | どうなる近未来? ヒトガタロボットの進化

                      写真撮影日:2014/9/15 明日香稲淵の棚田。

 

  相変わらず天災や事件・事故、また世界的な政変や脅威の感染症などが続発し、ニュースを見たり聞いたりするのも辛い日が続いています。そのなかでとっても嬉しいことはもちろん、赤崎勇・天野浩・中村修二各氏が「青色発光ダイオードの研究」でノーベル物理学賞を受賞されたことです。

 

 受賞のあいさつではみなさま、偶然なのか?必然なのか?「自分の好きなことをしただけ」「自分だけの力ではない」「可能性を信じて続けること」といった意味のお話をされました。

 

 特に40年もLEDの研究を続けていらっしゃる85歳の赤崎教授は「青色LEDは20世紀中にはできないだろうと言われていたので、どんどんやめていく人がいましたが、私はちっともそういったことは考えていなかった。成否は考えず、ただやりたいことをやっていた。・・・本当に自分がやりたいことだったら、なかなか結果がでなくてもやり続けることができると思います」と淡々と話されました。

 

 なんというか、少し前の時代の「効率一辺倒ではない社会の価値観」や、「期待される理想の日本人像」ということばを思い出しました。時代の流れを止めることはできないですが、「失われてしまったもの」が確実にあるようですね~。ちょっと涙が出そうになりました。お三方にあらためて祝福と感謝を申し上げます。

                                              

 さてさて表題のテーマに関しては、間延びしすぎて自分でも忘れてしまっています!!(ホンに ダメよ、ダメダメ~) そうそう「PC遠隔操作事件」で起訴されている「片山裕輔被告」に対する「ほんとうに真犯人なのか?3つの疑問」の③番目でしたね。

 

 ①と②の疑問点から、片山被告の無罪は「C♯(シー・シャープ)言語を書けない」「不正プログラムに関する知識も関心もなかった」「能力的にも環境的にも不可能だった」ことを証明するしかありません。

 

だけど「無いことを証明する」のは、「スタップ細胞がないことを証明する」のと同様に難しいことでしょう。しかも本人は自供しているし・・・。それにしても保釈前まであれほど「無罪」を訴え続けていた片山被告が、いったん逮捕されたら、「自分が確かに犯人だから、早く有罪にして~!」と訴えているのも不思議ですね~。なんで?少しでも軽いほうがいいでしょ?と思ってしまいます。

 

 江川詔子さんの【PC遠隔操作事件】C#でのプログラム作成能力を巡って(第6回公判メモ) では「(片山被告にC♯能力があったとする)証人の記憶は実に曖昧で、・・・今日の証人尋問はいったいなんだったのだろう?」と書いています。

どうやら「片山被告に能力がある」と証言されたとも言えず、もちろん「ない」とも言えず、PCプログラミングに関する専門的言語・方法を理解するのは裁判官でも難しく、判断にも迷うのが実情のようです。

 

 結局のところ態度が一変した片山被告、それに合わせて難しい立場でサポートする弁護団、決定的な証拠はないけれど、本人の自供もありメンツも保ったので「片山被告有罪」へと向かう検察側、専門性が高くて理解・判断にも迷う裁判官サイド、と事件の周辺はわからないことや複雑な立場が交錯しているようです。

***明日に続く***

 

 

 

 

 

 

 

 

写真左:いがぐりの話し合い

写真右:黄色いヒガンバナに黒アゲハ

 

 

 

写真左:秋の七草、目立たないけど葛の花もいいね

 

写真右:白い彼岸花も

 


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