珈琲の木は雨が好き

炭火焙煎珈琲のお店で起こるお客さんとのエピソード

真夜中の闇

2012年11月21日 00時31分52秒 | Weblog
真夜中になって横になる
照明は消えて音すら聞こえない
目をつむっているのか 開いているのかも
わからないほどの暗やみ

身体の感覚も消えて何も感じない
闇の中へ沈んで行ってるのか浮かんでいるのか
時間は進んでいるのだろか

記憶までもがあいまいになって
視覚も触覚も聴覚もなくなっているのかもしれない
ただまだ少し嗅覚だけは生きているのか
ほんのりと遠い記憶にある 香りが
髪の香りなのか 化粧品の香りなのか
自然に漂う香りなのか
何も思い出してはいけないのかもしれない
でも何も無い闇の中で
消えて仕舞わないで居られるのは
誰の香りなんだろう


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