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Clover ブログ

趣味あれこれ

「ツールドフランスを見に行きたい!」

2009-12-27 | BICYCLE BOOK
『ツールドフランスを見に行きたい!』(エイ)出版・たなかそのこ著・880円

『世界一過酷で世界一美しいと称される自転車レース』それがツールドフランス。



この本は著者が仕事を辞めてまでツールドフランスを見に行きたいと願い実現した記録が記されています。

フランス人の自転車に対する熱い情熱や雰囲気がオールカラーの豊富な写真から伝わってきます。

7月の3週間1日200kmのレースを繰り返す。各ステージの合計タイムが短い選手が優勝者となる。



ツールドフランスのような進んだ自転車文化が日本には定着していません。

なので私も見に行き肌で感覚を得なければ本当の面白さは分かりません。

フランスののどかな街の風景。もう一回のんびりフランスを観光したい。



文庫本ですが内容の濃い一冊。



「折りたたみ自転車&スモールバイクLife3」

2009-12-12 | BICYCLE BOOK
『折りたたみ自転車&スモールバイクLife3』を本屋で見つけ購入。辰巳出版。980円。
『自転車日和』の特別編集版です。



私のように折りたたみ自転車(BD-1)やミニベロに乗っている人にとってバイブル的な本です。
というのも、最近は自転車の本が多く出版されていますが、この手の特化した本は他になく内容が実に濃い。



「折りたたみ自転車&スモールバイクLife2」が出版されたのが約1年前。1年に1冊の出版ペースなのです。

その間、日本全国のミニベロオーナーに取材をしているのでしょう。ここまでやるか?!というこだわりよう。

これ一冊でほとんどの情報は網羅されています。今ミニベロを検討されている会社の販促Sさんお薦めです。



以前から気になっている『タイレル』。ミニベロですが完全なるスポーツ車。

『TYRELL』 URL↓
http://www.tyrellbike.com/index.html



自転車は環境にも健康にも最適な乗り物です。



「自転車日記2008」

2009-11-26 | BICYCLE BOOK
『自転車日記2008』著者:作家 高千穂 遥(たかちほ はるか)・漫画家 一本木 蛮( いっぽんぎ ばん)。

会社の自転車通である人事部のS氏からこの本をお借りしていました。

この本は全て漫画で構成されていて読みやすく奥深い内容です。

『自転車日記』は第1弾と第2弾の2冊が出版されています。

第1弾は入門編。

疋田智の『自転車生活の愉しみ』の漫画版のようで、自転車の交通ルールや自転車の種類など基本知識が描かれています。



第2弾は応用編。

小径車変態記では多額の費用をかけ自分の体に合った自転車に改造するという話など体験を通した話が面白かった。



2冊とも読み応え有りです。

Sさん長い間お借りしていましてすいませんでした。



「自転車の安全鉄則」

2009-05-09 | BICYCLE BOOK


「自転車の安全鉄則」 朝日新書 740円 疋田 智 著

「トラック1台分の薬より、1台の自転車」

「日本にはまだ未発掘の大きな油田がある。しかもその油は、燃やしても京都議定書に引っかかるような地球温暖化ガスを出さない。その油とは、多くの人が腹に抱える皮下脂肪である。」
↑私もその1人。

疋田氏3冊目です。

説得力のある言葉です。

この本は趣味的な自転車話の内容ではありません。

行政へのインフラ整備と法整備に関して特化した内容になってます。
自転車ツーキニストの方がこの本を読むと納得することが多々あると思います。

どうしたら車道で自転車と車が共存できるかを疋田氏が分析し理論を具現化して説明しています。

ただ理想像の実現には国民の意識改革も必要です。

まず今できるのは左側通行を徹底することです。

これだけで年間400人の命を救えるそうです。

逆に右側通行はそれだけ危険だということです。

車を運転していても知ることのできない自転車世界の課題を知ることができます。

より深く自転車を理解する熱い気持ちがある方にはおすすめです。


「行かずに死ねるか!」

2009-04-29 | BICYCLE BOOK


「行かずに死ねるか!」  600円  幻冬舎文庫  石田ゆうすけ 著

この本は"旅行紀"のカテゴリーで探していて見つけました。

自転車で世界一周する内容ですが、旅行でのエピソードをメインとする内容で自転車に関する詳細は語られていません。

私達は海外旅行と言えばたいてい観光地を見て回るのが普通です。

そして綺麗なホテルに泊まりレストランで食事をします。これはある意味その国の表の世界といえます。

裏とは庶民と触れ合い生活を体験することがその国を理解したことになると私は思います。

ただ、それは社会人の今となってはなかなか難しいことなので実体験を綴った本を読んで楽しんでいます。


テントや食糧を積み7年4カ月の一人旅。

途中強盗に襲われても疾走し、その国の人々や同じ旅行者との出会いや別れ友人の死など笑えて泣けるスケールの大きいストーリーです。

海外の見知らぬ土地にテントを張り生活するサバイバル(命がけ)な様子が伝わってきます。正直かなり面白いです。