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Clover ブログ

趣味あれこれ

「自転車生活の愉しみ」感想文掲載

2009-04-29 | BICYCLE BOOK
先日、会社の先輩である自転車ツーキニストA氏にこの本をお貸ししました。

A氏は会社までの片道10KMを自転車で通勤しています。
自宅から10KM圏内は自転車でカバーしているようです。凄いです。

丁寧な感想文を頂きましたので掲載させて頂きます。


こんばんは

疋田さんの「自転車生活の愉しみ」楽しく読ませて頂きました。

疋田さんはただの自転車好きにとどまらない、日本社会の交通システムそのものに大きな変革をもたらす核(コア)となる人物かもしれません。

いや、間違なくそうでしょう。

やれエコ、環境問題と時代の流れは確実に自転車に追い風となっています。

ただ多くの人々は旧態依然の車社会を手放したくないと思っている。

ただ都市部では間違なく車の必要性はありません。

日本が京都議定書のCO2削減ノルマをクリアするには大都市圏での自転車中心交通システムへの移行は必要不可欠でしょう。

日本人の真面目気質からすると、ドイツのミュンスター市が良いモデル都市となるんじゃないでしょうか。

石原都知事あたりが「山手線内は車を全部締め出すぞ」って位の事を宣言すれば時代は一挙に動きます。

いずれにせよ遅かれ早かれ自転車中心社会は必ずやって来ます。

世間が騒ぎ出す前にそれをビジネスにつなげたいものですね。


「自転車ツーキニスト」 

2009-04-13 | BICYCLE BOOK


「自転車ツーキニスト」 知恵の森文庫 648円 疋田 智 著

「自転車と共に生活すること。それは人生のライフスタイルを変え得る可能性すら持っている」

疋田氏2冊目です。

疋田氏の本は非常に読みやすい文章でまとまっています(前回紹介した「自転車生活の愉しみ」も)。

時間を忘れて一気に読んでしまいます。

この本は自転車の技術的な内容ではなく、疋田氏の自転車人生でのエピソードがまとめられています。

都内マンションに住む疋田氏が脱自動車までの経緯が参考になりました。

疋田婦人が冷静に疋田氏本人に車を手放すよう説得するのです。

自動車の維持には、駐車場代、自動車税、ガソリン代、車検、保険などめちゃくちゃ費用がかかります。

私もそうですが男はなかなか決断ができません。

本当に必要なのかを冷静に考えてみる。

一つ一つを箇条書きに書いてみるのも良いかも知れません。


「自転車生活の愉しみ」

2009-04-05 | BICYCLE BOOK



「自転車生活の楽しみ」 朝日文庫 760円 疋田 智 著 

最近、近所の本屋でこの本を見つけ疋田氏のシリーズを読んでいます。

これから自転車ツーキニストになる人など自転車入門の必読書ともいえる内容です。

疋田氏はTBSテレビ制作局チーフディレクターという本業がありプロの自転車レーサーでは
ないので視点が私達と近いので飲み込みやすい内容になっています。

自転車の楽しさ、効用から、選び方、簡単なメンテナンス法、ヨーロッパや日本における
自転車事情まで、その魅力をまるごと伝えてくれる1冊です。

道路交通法で自転車は軽車両なので車道を走る乗り物ですが、実情は車との距離が
近く危険な為、歩道を走ることが多いのが日本の交通事情です。

しかし、ヨーロッパではちゃんと自転車レーンが用意されています。そして、車は郊外でしか乗れないようです。特に、オランダのアムステルダムがもっとも自転車文化が進んでいるようです。

日本は自動車大国ですが、環境にも配慮した自転車の為の道路を整備して欲しいところです。



[左]子供用の自転車はトラックなどの車高の高い車にアピールする為にフラッグを立てています。
[右]父娘でヘルメットを被っています。よく見ると、子供はチャイルドシートにシートベルトです。




自転車をそのまま電車に載せています。日本ではない光景です。