父と食事をした。
私がやっと働けるようになった待遇を「母に感謝しないと」と言われた。
例えると。
母は私にピアニストになることを強要し、子供の頃から練習。人間としてのバランスがおかしくなる程だった。怒鳴る、殴る、蹴る。
従順だったが、突然イップスになり弾けなくなり、鬱になった。人間としての生活もまならなかった。母はそんな状態の私を責めた。20年何もせずに経ち、ようやく動けるようになり、自己洞察も進み、小さな仕事をした。
「良かったね。ピアノが弾けて。母に感謝しないとね。」
その一言で片付けるには、重すぎる。