くろさん亭、おかわり

バスのなかで読んではいけません(でもお薦め!)~駅の名は夜明  軌道春秋Ⅱ(髙田 郁)

新年最初に買った文庫本。

『駅の名は夜明  軌道春秋Ⅱ』

大好きな髙田 郁さんの短編小説集です。

     

あまりに楽しみだったので、つい通勤バスの中で読み始めてしまったのが

間違いでございました。

最初の『トラムに乗って』で、いきなり涙腺崩壊しそうになり、慌てて

眼をシパシパする怪しいおばさんになっていました。

少しだけ悲しい話ですが、そこで崩壊したのではなく、温かく優しい結末に

涙腺が緩んだのです。

この作品集には、悲しいことや辛いことがあっても、最後にはほっと

救われるような,そんな穏やかな物語がそろっています。

最初の6編は少しずつ重なるように構成されているところも良き♪

「何もしない、でも傍にいる。九つの物語が、あなたにとって、そんな存在に

なれれば、と願います」 

文庫の帯に書かれた髙田さんのことば、そのとおりの本でした。

(ちなみに、猫好きさんには「ミニシアター」がおすすめ!)

でもね。

通勤バスや待合室のような人目のあるところで読むのは、おすすめしません。

なぜって、私のような不審者になりかねないから・・。

春になったら、夜明駅までJRでゆっくり旅してみようかしらん。   

コメント一覧

くろ
hitsujigumo3942さんへ
ぜひぜひ~♪おすすめです。
hitsujigumo3942
こんにちは。これは読んでみようかな〜
くろ
goo327anazannさんへ
さすがです!私は昼休みにも読みたいので、文庫本は毎日持参しています。でもハードカバーは持ち歩きませんね。たしかに、落下したり、汚されたら悲惨ですものね。
goo327anazann
読書は、自宅でしかしません。
何かで出掛ける時には、待ち時間を
考慮して持参します。
殆どが買ってある文庫本。
ハードカバーは、落下の憂き目にあったり
汚れたら悲惨です。
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