くろさん亭、おかわり

かささぎと七夕

百人一首のなかでも私の好きな一首があります。

・・・年に一回、今日しか思い出さないけど。

          


『かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける』

・・・まあ、この歌自体は冬の歌なんですけど。

なぜ、今日思い出すかといいますと、”かささぎの 渡せる橋”という部分があるから。

そう、今日は7月7日、七夕。

”かささぎの渡せる橋”とは、七夕の夜、天の川にかかる橋のこと。

多くのかささぎが翼を重ね、一年に一度、天の川に橋をかけ、織姫を彦星の元に渡らせるという伝説。

かささぎは、あんがいよく見ることができる鳥ですが

天の川に橋をかけるって、いったい何羽のかささぎがいたんだろ、なんて考えてしまいます。

今日は雨模様なので、天の川のランデブーは地上からは見られないけど・・。

          

地上では、これ。

近所のスーパーで買った和菓子。

          

星をかたどったものは、いも餡

天の川をかたどったものは、サイダー味のくずもち。

夕方遅くに行ったので、割引価格だったのも嬉しい♪

愛らしいけど、地上の星はしっかりといただきました。

お値段の割には結構おいしかったかも~。

笹を飾らなくなった我が家では、唯一の七夕らしいものだったかな?  
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