今朝の通勤時には、ちらりはらりと花びらが舞い始め。
今週末まで桜、もつかしら・・と不安に思ったり。
ほんとうに
世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし、といったところでしょうか。
さて。
熊本城を俯瞰できる場所・・そこは熊本市役所。
人もほぼおらず、熊本城をゆっくりと眺めえることができます。
（ほんとうに、隠れた名所なんですよ。無料だし・・）
城内の各所に、きれいなピンク色。
ああ、城内の桜は今年もきれいに咲いているのです。
そして、飯田丸五階櫓の復旧工事の様子が見えます。
地震直後は角石のみで支えられていた姿に涙したものですが
今年の1月から解体が始まっています。
最上階の五階からはじまり、屋根瓦や土壁、木材を慎重に取り外し、
破損状況を確認しながの解体作業。
櫓の解体が完了するのは、2018年6月頃の予定だとか。
大天守は、今白い帽子をかぶっています。
これは仮設の屋根。
鉄の骨組みに白い防水シートを張ったこの仮設屋根です。
これから大天守の屋根瓦を葺き、隙間を埋めるしっくいを塗る作業をおこなうにあたり、
濡れるのを防ぐためのものなのです。
２０１８年の３月の熊本城。
花は咲き、おだやかな春の一日。
天守閣もそんな城下を眺めているようでした。
