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隠し部屋

2018-05-09 07:09:56 | 日記

ツタンカーメンの隠し部屋はなかった

論争を呼んだ「隠し部屋」問題、入念なレーダー調査でついに決着か

 
ツタンカーメン王の墓で、地中探査レーダー(GPR)を使用して西の壁の奥に空間がないか探す技術者。2018年の調査は、イタリア、トリノ工科大学の専門家が中心となって進められた。(PHOTOGRAPH BY KENNETH GARRETT, NATIONAL GEOGRAPHIC)

 エジプト、王家の谷にあるツタンカーメン王墓で入念なレーダースキャンが実施され、玄室の壁の奥にあると期待された隠し部屋や通路が、いずれも存在しないことが決定的に判明したと、エジプト高官が発表した。

 ギザの大エジプト博物館(GEM)で開かれていた第4回国際ツタンカーメン大エジプト博物館会議の中で、エジプト考古最高評議会のムスタファ・ワジリ事務局長の代理人が明らかにした。

 調査が始まったきっかけは、ナショナル ジオグラフィックが支援するエジプト学者ニコラス・リーブス氏が、3300年前のツタンカーメンの墓の後ろに第18王朝の伝説の女王ネフェルティティの墓が隠されているという仮説を提唱したことだ。以来、3年にわたって繰り返されてきた調査は、今回の発表によって残念な結末を迎えた。(参考記事:「ツタンカーメンの墓に隠し部屋か」

 リーブス氏の説を検証するため、これまでにも2度、地中探査レーダー(GPR)を使った隠し部屋や通路の探査が行われたが、決定的な証拠は得られていなかった。

NG STAFF, PHOTO: Kenneth Garrett, SOURCES: THEBAN MAPPING PROJECT, Ministry of State for Antiquities
[画像のクリックで拡大表示]

 3度目となる直近のレーダー調査は、ナショナル ジオグラフィック協会の支援を受け、イタリア、トリノ工科大学のフランコ・ポルチェリ氏を中心とする合同科学チームが今年初めに実施した。これまでで最も包括的な調査だった。

 5月5日にポルチェリ氏がワジリ氏とエジプト考古相カーレド・エル・アナニ氏に提出した報告書は、「ツタンカーメンの墓の隣に隠し部屋が存在するという仮説は、GPRのデータでは裏付けられないと、大いに自信を持って結論する」という言葉で締めくくられている。

相反する2度の調査結果

 GPRは、一般に石油やガス、その他の鉱物資源を探すために使われる遠隔探査技術だが、考古学調査にもますます不可欠なツールになっている。墓や通路のような、地中にある人工の空間を、壊れやすい古代遺跡を傷つけずに見つけ出すことができるからだ。(参考記事:「21世紀中に解明されそうな古代ミステリー7つ」

 2015年には、レーダー技術者の渡辺広勝氏がツタンカーメンの墓をGPRスキャンで調査し、玄室の北と西の壁に隠された入口がある証拠を発見したという、驚くべき結果を発表した。(参考記事:「ツタンカーメンの隠し部屋、日本の技術者が活躍」

 しかし、2016年にナショナル ジオグラフィック協会のエンジニアが実施した2度目の墓のレーダースキャンでは、渡辺氏の発見を検証できなかった

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福島県!!火山性地震が急増 !

2018-05-09 06:56:49 | 地震

会津磐梯山 山頂付近で火山性地震が急増 福島県

会津磐梯山
今年3月26日時点の磐梯山。火山北東側の沼ノ平に設置した監視カメラから撮影(気象庁)

 福島県の磐梯山では8日、朝から火山性地震が急増していると気象庁が発表した。

 

 標高1816メートルの磐梯山は、福島県の猪苗代湖の北に位置し、「会津磐梯山」や「会津富士」とも呼ばれている。

 

 1888(明治21)年の水蒸気爆発では、小磐梯山の大半が崩壊して大規模な土石流が発生し、ふもとの5村11集落をのみこんで、470人近くが死亡するなど、山体崩壊と岩屑(がんせつ)なだれによる被害が多い。

 

 仙台管区気象台によると、8日午前5時ごろから、山頂付近の深さ1〜2キロ付近が震源とみられる火山性地震が急増。午後1時までの地震回数は51回(速報値)にのぼった。

 

 これまでに地下のマグマや水蒸気の動きに関係する低周波地震や火山性微動は観測されておらず、地殻変動も大きな変化は確認されていない。

 

 磐梯山では過去にも同じところを震源とする地震の一時的な増加が観測されているという。また、山の北側の火口や沼ノ平付近では、噴気や火山ガスの噴出が見られるとして、気象庁は噴火警戒レベルを「活火山であることに留意」と意味する「1」として、注意を呼びかけている。

 

東北地方
磐梯山の位置(気象庁「東北地方の火山」より)
磐梯山
1888年の噴火は、明治時代の浮世絵師、井上安治(探景)も錦絵に残している(Wikimedia Commons)
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