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未来組

宝塚の舞台、DVD、SKYSTAGEを観た感想と、最近はカメラに凝ってます。

ズーラシア

2010年01月06日 | 旅行・絵日記

1月2日、いい歳して新年早々動物園です!思ったよりお客さんが入っていました。レッサーパンダが前足で器用に笹を掴んでお食事中。あどけない顔がぬいぐるみみたいにカワイイ!


誇り高きオオワシのはずが、檻が狭くて可愛そうでした。


ツキノワグマですがピンぼけ残念!


ダラッと横座りのカンガルーが多く、元気なカンガルーは少なかった。ピョンピョン跳ねてる姿を撮りたかったのにな。




なんともひょうきんなシロフクロウ。白い雄は奥の方にいておとなしく、模様のある雌が前の方で首を回したりして、サービス精神を発揮してくれました。時々目を閉じて口を横に引っ張ると、ニカッと笑っているようで、こちらもつられて笑ってしまいます。




オットセイが気持ち良さそうに泳ぎ回っていました。水の中から上がったのはほんの一瞬。


夕方だったので、ホッキョクグマは寝床に入りたくて仕方ないようで、扉の前でずっと寝そべっていました。ようやく起き上がっても扉の前から離れず、ずっと岩の陰で首しか見えなかったのですが、一度だけグルッと一回りしてくれました!貴重なショットです。

年末の熱海BORNHOLM

2010年01月04日 | 旅行・絵日記



昨年末の話ですが、一年の労をねぎらうにはやはり温泉でしょう!ということで、多賀湾を見下ろす小高い山の中腹に立つプチホテル、BORNHOLMに行ってきました。天気のよい日は初島、大島も見渡せます。
絵本作家、戸田幸四郎の絵本美術館の別館で、隠れ家のような癒しのお宿。こちらにお邪魔するのは確か4回目です。
夕食はピアノの生演奏が流れる食堂でいただきます。日によって生のボーカルも入ります。赤トンボなど、子供の頃聴いた懐かしい歌や、グリーンスリーブスなどの名曲が郷愁を誘います。
お食事は、いわゆる旅館のお料理とは異なり、先生の故郷である山形の郷土料理をとりいれたやさしいメニュー。


先生の作品が館内のあちこちに飾られています。




今回はお風呂付きのお部屋を予約しました。南熱海の夜景を見下ろすバスタイムは贅沢!
東の角部屋だったので朝の眺めは最高!雲の多い日だったのですが、日の出の時間帯はラッキーにも朝日を拝むことができました。
いつ来ても落ち着くお宿ですが年末は格別。一年間よくがんばりました!

多摩動物公園

2009年12月20日 | 旅行・絵日記

12月初旬、穏やかな初冬の日に、多摩動物公園に行ってきました。懐かしい~。
滅多にお目にかかれない動物たちをまじかに見られるのは動物園ならではです。
まっさきに向かったのはアジア園の猛禽舎。大きな鳴き声がこだましています。「オオワシ」はタカ目タカ科。極東地域の海岸線、河川沿いに生息しています。おもに魚を捕えて食べ、冬には流氷とともに北海道などに越冬にやってきます。黄色いくちばしと、羽を広げると白いラインが広がるのがおしゃれ。






憧れのニホンオオワシもタカ目タカ科。ファインダー越しですが金色の瞳にまっすぐに見据えられるとドキッとします。
山地の切り立った絶壁に巣を作ることが多く、空高く飛び、ノウサギなどの獲物を見つけると猛烈な勢いで降下し、捕まえます。鋭い目つきとくちばし。、鹿でも掴んで吊り上げ、崖下に落下させて仕留めるそうです。こわいよ~




ヒグマのミチ。高齢なので最近は寝ている時間が多いそうです。1回目に行った時は本当に寝ていたのですが、諦めずにもう一度行ったら今度はお散歩していました。ラッキー。端正な顔立ちと年輪の刻まれた表情がすてきです。


チンパンジーの赤ちゃんが元気いっぱいに綱渡りをしていました。


ネパール、カシミールなど内陸アジアの山岳地帯にすむユキヒョウ。斑点模様と長いしっぽが特徴。


シベリア東部から中国東北部にすむアムールトラ。




アフリカから西アジアのサバンナを駆けるチーター。動物園では狭すぎてかわいそうです。子供が檻の中で公開されていました。




多摩動物公園で有名なのはライオンバス。放し飼いになっている檻の中を、バスに乗って入っていきます。手を伸ばせば届く距離で安全にライオンを観察できます。昔は窓に金網がありましたが、今は強化ガラスだけで視界を遮るものはありません。
ライオン達は餌を与えられていて、狩りをする必要はないので野性を忘れているように思えるのですが、それでも間近に見るとどきどきします。
夕方、最後のライオンバスが終わると、ライオンたちはようやく自分たちだけで餌にありつき、家族で寝床に入る時間です。橋の上から檻を見下ろしていると、雄ライオンが存在感を示すようにあちこちで雄たけびをあげ、その大砲のような凄まじい大音量が壁にこだまし、空気を震わせ、動物園内に響き渡っています。その大迫力と言ったら、はらわたにズシンとこたえ、恐怖で膝が震えるほどです。まさに百獣の王の名にふさわしい。しかも望遠レンズ越しだと走ってくるライオンが本当に目の前に迫ってくるよう。アフリカでこの距離だったら命はありません!スリリングで病み付きになりそうです。
元気に疾走する青年ライオンがいるかと思えば、いたわりあってゆっくりと畜舎に進む老夫妻もいて、グループ単位で暮らしている様子がうかがえました。

京都 祇園・高雄・嵐山

2009年11月12日 | 旅行・絵日記

祇園白川のせせらぎ。昨夜、鯖寿司をお願いしていたお店へ立ち寄りに。


巽橋より臨む、町屋が並ぶ白川沿いの佇まい。京都ならではの風情あふれる光景です。

街角で見かけたかわいい子。ご主人様を待っているのでしょう。おリボンが着物の端切れのようで、さすがおしゃれです。




嵐山高雄パークウェイは紅葉スポットですがまだ早かった。保津峡は景勝地。丹波の産物を京都に運搬するために造った水路だそうです。トロッコ列車や遊覧船による川下りも楽しめる。ちょうど川面が日の光を反射して光っていました。ちなみに保津川は嵐山の渡月橋上流になって大堰川、下流になって桂川と名前が変わるそうです。


嵐山の渡月橋。

川沿いのお店で梅うどんと鰊そばを食べました。



遊覧船・ボート乗り場。

船遊びには風情がありますね。今度味わってみたいです。


少し歩くと、上流は豊かな自然があふれています。


天気予報よりも早く天気が回復して、夕焼け空はピンク色に染まっていました。


駆け足の京都旅行。旅の締め括りは、お持ち帰りした鯖寿司。生っぽくも酸っぱくもなく、素材の良さと鮮度がわかります。一日よく歩いたので、ペロッといただいてしまいました。

京都 大原三千院

2009年11月10日 | 旅行・絵日記

旅館の朝食。上品な味のおばんざい中心でいかにも京都らしい。

大原三千院に行きました。創建は最澄上人が比叡山延暦寺建立の際、草庵を結んだことに始まるそうです。梶井門跡、梨本門跡とも呼ばれていましたが、明治に入り三千院と呼ばれるようになりました。

山門前に土産物屋が並んでいます。土井志ば漬け本舗の店頭には聖護院だいこんが。

御殿門。祝日なので観光客が多かった。午前中は雨が降りました。



聚碧園(しゅうへきえん)の茶席から眺める庭園。





有清園






往生極楽院

弁財天







少しずつ確実に秋が深まっています。


三千院を出て、もう少し奥へ。

隣接する勝林院。


宝泉院。

実光院。それぞれ趣がありますが、残念ながら観覧する時間がありませんでした。


石畳にも歴史を感じます。


大原茶屋。営業はしていないようでした。

京都 高台寺

2009年11月09日 | 旅行・絵日記

東山霊山の山麓にある高台寺。豊臣秀吉没後、その菩提を弔うために北の政所(出家して高台院湖月尼)が開創したお寺。ライトアップしているので夜でも見られるというので行ってきました。入口の階段。写真ではよくわかりませんね。



茶席、遺芳庵。



臥龍廊(がりょうろう)。瓦が確かに龍の背に見えます。

傘亭から臥龍池を臨む。

ライトアップされ、幽玄の美を感じさせる竹林。暗くて、底冷えがして、足早に通り抜けてしまいましたが、非日常空間で楽しかった! 暖かい季節にゆっくり来たいものです。


夕食は高台寺鳥居ちかくにある、祇園の某高級料亭の親族の方がやられている和食屋さんへ。カウンターだけで7~8名入ればいっぱいになりそうな、こじんまりとしたお店です。本店の卓袱料理とは異なり、お酒のつまみが中心ですが、そこはマスターのこだわりが。その日は、絶品の鯖のきずしから、聞いたこともない珍味までいろいろと。ご飯も注文を受けてから人数分だけ釜炊きです。人間国宝の陶芸家さん達のおちょこのコレクションがあり、器が変わるとお酒の味も変わるので、飲んだ、飲んだ。大人の夕飯でした。

京都 法然院、銀閣寺

2009年11月08日 | 旅行・絵日記



11月の飛び石連休を利用して、京都に行ってきました。哲学の道の近くの宿に荷物を降ろした後、法然院を訪れました。

鎌倉時代の初め、法然上人が念仏三昧の修行を積んだ草庵。後鳥羽上皇の女房が法然上人を慕って出家したために上皇の逆鱗に触れ、法然上人は流罪となったそうです。久しく荒廃していたのですが、江戸時代に知恩院の和尚とその弟子によって現在の伽藍の基礎が築かれたそうです。



山門を入ると両側に白い盛砂「百砂壇」が。水を表す砂壇の間を通ることは、心身を清めて聖域に入ることを意味するそうです。


紅葉にはまだ早く、色づいた木々はごく一部でした。












お寺の中は撮影禁止なので残念。日本庭園の粋というか、苔むした石、灯篭の一つ一が小宇宙。11月1日から7日は伽藍内部の一般公開を行っていました。
今シーズン一番の寒さで、靴を脱いで廊下を歩くと体が芯から冷えました!


歩いて銀閣寺へ。知らなかったのですが、観音殿は2010年春まで改装中で、1階はホロに覆われていました。苦心のショット!

反対側から見上げた写真。

白砂で波紋を表した銀沙灘(ぎんしゃだん)と、富士を表す高月台。松の緑とのコントラストがモダン。

東求堂(とうぐどう)

千代の槙

先月泉

展望所から見下ろした観音殿。借景は京都の町並みというのもおつなもの。

順路に沿って小高い丘を登って降りて、池越しに再び臨む東求堂。




哲学の道を通って宿に戻ります。

この日は晴れているのに雨が降り、一段と冷えて、冬の訪れを感じる日でした。しかしそんな不安定な天候のおかげで、一日に二回も虹を見ることができました。得した気分。しかもこれはダブルです。外側は薄くて見えにくいですが。

お世話になったお宿。某企業の保養所ですが一般の人も利用できます。条令で宿泊施設が建てられない一帯ですが、「研修所」なので許可されたとか。企業の保養所って作りが堅牢で余裕があって、よくできているんですよね。夕飯なしのプランで、お風呂も温泉ではありませんが、リーズナブルで、京都観光の足場にしたいお宿です。

大涌谷

2009年10月01日 | 旅行・絵日記

福住楼から歩いて箱根湯本駅へ。




箱根湯本駅から登山鉄道で強羅、ケーブルカーで早雲山、さらにロープウェイで大涌谷、乗り継いで桃源台まで行ってきました。時間があれば芦ノ湖の遊覧船に乗りたかったのですが、残念ながらUターン。
このロープウェイは、世界で一番乗降客が多いロープウェイとしてギネス記録に認定されたそうです。
大涌谷の上空はスリル満点。私が乗るのは確か3回目ですが、初めての時は足がすくんだものでした。
山肌をむき出しにして工事が進んでいて、火星の秘密基地みたいです。何をしているのか調べたら、ここの自然湧泉を仙石原はじめ近くの温泉地や別荘地に供給しているそうです。また地下からの湧出物と芦ノ湖から汲み上げた水をあわせて温泉を人工的に作り出したりもしているそうです。


写真は帰りのロープウェイからの眺め。




早雲山駅に到着したケーブルカー。帰りは座れました。


強羅駅に入ってきた登山鉄道の電車。


坂が急なので進行方向を切り変えてジグザグに進むスイッチバックは有名。初夏には線路脇にあじさいが咲き誇り、その見事さからあじさい電車と言われています。夜はライトアップもするそうです。




箱根湯本駅、和菓子で有名な「菜の花」の2階に茶房、3階に「そば切り 十六夜」ができていました。そのそば屋で、てんぷら蕎麦と納豆蕎麦を食べました。
てんぷら蕎麦はわたしの大好きな海老のかき揚げ。羊羹はオプションです。
納豆蕎麦は一見とろろ蕎麦のようです。
食後にお饅頭がついてくるので、その場でペロっと食べてもよし、持ちかえってもよし。1階でお土産を買って帰りました。うまくできてますね!

箱根塔ノ沢福住楼

2009年09月29日 | 旅行・絵日記

シルバーウィークに箱根塔ノ沢の福住楼へ行ってきました。登山鉄道の塔ノ沢は山の中腹にある無人駅。この白い屋根が、階段を下りながら見下ろした福住楼です。







創業明治32年、渓流沿いの純日本風家屋は有形文化財に指定されています。
竹を使って意匠を懲らしたインテリアは素朴さと粋が融合。
多くの文人墨客に愛された宿。この日泊まったお部屋、梅壱の間は幸田露半が好んで利用したそうです。



新鮮な地のもの中心の夕食はどれも美味。金目は欠かせません!


お風呂は、食事前は女性が岩風呂、男性が大丸風呂。食後入れ替わりました。
連休なので混みあっていて、翌朝も朝食前から大丸風呂は人気でしたが、一瞬だけ一人きりの時間がありました。


絵に描いたような旅館の朝食。小ぶりだけれど鰺の開きがおいしい。この鰺をお土産にするには予約が必要だそうです。


渓流沿いに建つお宿ならでは、部屋から野鳥が撮影できます。(ちゃんとした望遠レンズがあれば、ですが・・。持ってない私)瓦の上に止まったセキレイです。






大広間は入浴後に涼むのにちょうどいい。朝は凛とした空気が流れていました。


お宿の正面玄関。今回が三度目だったのですが、また来たいなと思いました。

神戸 布引ハーブ園

2009年08月10日 | 旅行・絵日記

7月の中旬、大阪に遊びに行ったついでに、神戸布引ハーブ園に行ってきました。新神戸駅から徒歩数分の北野1丁目駅からロープウェイで山頂までぐんぐんのぼっていきます。




香りの資料館には香水を作る道具や歴史資料が展示されています。


森のホールから見下ろした中庭。山頂にあるのがわかります。








斜面に広がる、200種7万5千株のハーブや花々が咲き乱れるハーブ園。いくつかのテーマごとに庭があり、キッチンガーデンではミント、ワイルドストロベリー、オレガノなど料理に使うバーブ類が元気に育っていました。

香りの教室とグラスハウス












世界中で取れるスパイスや道具が展示されています。





ハーブやドライフラワー、それらを生かしたノスタルジックなライフスタイルが表現されていました。

神戸市街が一望できます。あいにくの曇り空でした。

開放感あふれるミントカフェでサンドイッチとハーブティーをいただきました。どれも新鮮でおいしかったです。






ラベンダー園(もう季節ではなかったですが)、ワイルドフラワー園等を通って山をゆっくり下って行きます。オリエンタルガーデンではお茶の木が植わっていて、確かにハーブです。

滝のレスト

ロープウェイの風の丘駅まで下ってきてハーブ園は終わり。ここから歩いて下山しました。いいハイキングコースです。






布引ダム(布引五本松堰堤)は1900年に完成した日本最古の重力式コンクリートダムだそうで、国の重要文化財です。

布引の滝は、その名の通り、白い絹のような上品な滝でした。

天橋立

2009年05月15日 | 旅行・絵日記

天橋立は人気スポット。連休中、交通渋滞がひどくて、なかなか近寄れませんでしたが、3度目の正直でようやく駐車場に車を止めることが出来ました。日本三文殊、智恩寺の山門。

多宝塔。向かって左側の松から落ちた松ぼっくりを拾うと金運に恵まれるそうなのですが、う~ん、時すでに遅し? 一つも落ちていませんでした!

智恩寺。

螺旋橋。フェリーが通る時は回転するようです。
天橋立は宮城県の松島、広島県の宮島と並ぶ日本三景の一つに数えられる景勝地。伝説では、イザナミノミコトが天に通うために梯子を作ったが、うたた寝をしている間に梯子が倒れて、この細長い砂地ができたとされています。実際には、阿蘇海と宮津湾のそれぞれの海流が運ぶ砂が堆積して、人工の防波堤のような砂地ができました。現在の長さは3.7キロ。500年前に描かれた絵と比べると、長くなっているそうです。



宮津湾側の天橋立海水浴場。夏は賑わいそうです。


ねじれたり、傾いたり、中でも個性的な松には「式部の松」「蕪村の松」といった名前がつけれれています。

磯清水。海に挟まれているのに水が湧き出るなんて不思議です。

橋立明神。

阿蘇海側の夕景。そろそろ連休も終わりです。



はしだて茶屋で智恵だんごとお汁粉をいただきました。歩いて、潮風にあたった後、上品な和のスイーツがうれしい。はまぐりを網で焼いて食ることもできるようです。この連休は、本当によく食べました。

福井県小浜市 蘇洞門

2009年05月13日 | 旅行・絵日記


小浜湾の東側に位置する蘇洞門(そとも)。花崗岩が日本海の波に浸食されてできた壮大な断崖で、奇岩、洞門が6キロ続きます。若狭フィッシャーマンズワーフから蘇洞門めぐりの遊覧船が出ています。
到着して、乗船の前にまず腹ごしらえ。「鯖街道うまいもん売店」で焼き鯖とお鮨を買いました。このあたりは焼き鯖が名物です。


遊覧船は50分のコースです。


唐船島


船はスピーディにぐんぐん進みます。

白糸の滝


一番の見どころ、大門、小門の前で船はエンジンを止めます。ギリシャ神殿の円柱のようにも見えます。自然の造形は素晴らしい。

ここで船はUターンして港に引き返します。海の色、質感溢れる岩肌が神秘的でした。

経ケ岬から城崎温泉

2009年05月11日 | 旅行・絵日記


顎越(あごえ)の岐からの眺め。険しい獣道を下りていく釣り人がいます。信じられません! 命がけですよ。

急な登山道を登ると、頂上にはホコラがありましたが、残念ながら木立にさえぎられて海を見下ろすことはできませんでした。

経ケ岬の遊歩道の入り口にはこんな看板が。でも、全然危険はありませんでした。






丹後半島の先端に建つ経ケ岬の灯台。

丹後松島。


間人(たいざ)の立岩。砂浜に唐突に巨大な玄武岩がそびえています。聖徳太子と生母・間人(はしうど)皇后ゆかりの地だそうです。また、間人皇后の第三皇子、麻呂親王が鬼退治をし、鬼たちをこの立岩に封じ込めたので、今でも風が強い夜はこの岩から鬼達の叫び声が聞こえると云われています。

最高級と言われる間人(たいざ)蟹をいただきました! 自然の旨味がたまりません!


1300年の歴史を誇るといわれる兵庫県、城崎(きのさき)温泉。泉翠という旅館に泊まりました。お料理はさらにこの後、メインの但馬牛のステーキが出てきます。



温泉街の真ん中に川が流れ、柳並木、燭台がノスタルジックなムード。宿泊客は七つの外湯を無料で利用できるので、夜遅くまで下駄の音がカランコロンと賑やか。
コウノトリが傷を治したという伝説がある「鴻の湯」、「まんだら湯」に行ってきました。

射的場は大繁盛。

暑くも寒くもない夜で、そぞろ歩きにはもってこい。温かな灯りに誘われて地ビールを一杯。

翌朝の朝食。はい、よく食べました!

伊根の舟屋 翌朝のんびり 

2009年05月09日 | 旅行・絵日記

翌朝は快晴。

舟屋群のはずれにある赤い灯台の近くでしばらく釣りを。この日の収穫はなんとゼロ!

目の前に青島。

何組かの釣り人もいました。

何気ない日常のひとコマに心癒されます。



舟屋の向かいに母屋。古い木造家屋や蔵が丁寧に保存されています。道は狭く、車が一台通るのがやっと。

一羽の白鷺。こんな風景も絵になります。




漁から帰ってきた漁師さん。収穫を下ろすのは、家で待っていた奥様との共同作業です。


日本の原風景と言いたい小さな漁村を、去りがたい思いで後にしました。



舟屋の里公園から見下ろす伊根湾。数珠つなぎの舟屋と青島を一望。いか飯、キス、鯵と春菊のフライが今日の朝食です。

京都 丹後半島 若狭湾、伊根の舟屋

2009年05月07日 | 旅行・絵日記

5月の連休を利用して日本海側の京都、兵庫、福井に行ってきました。一番のお目当てであり、真っ先に目指したのは伊根の舟屋。若狭湾沿いの道中、コーナーを曲がるたびに絶景が目に飛び込んできます。



足場のかなり危なっかしい場所でピクニックをする家族も!(米粒のような赤や白の点は着ている服の色です)


越浜の海水浴場。砂の色がテラコッタと黄色の中間くらいの明るい色だったのがカルチャーショックでした。



伊根湾に到着。日の出乗船場から湾内を一周する遊覧船が出ています。カモメに餌をあげられるので、カモメたちが愛嬌たっぷりに出迎えてくれます。


「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」、「釣りバカ日誌」、NHK朝の連続ドラマ「ええにょぼ」の舞台になった伊根の漁村。
静かな入り江の海面すれすれに漁師さんたちの家、舟屋が立ち並ぶ舟屋群は「国選重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。舟屋は300軒ほどあるそうで、1階の船揚場ははいわば船のガレージで、物置や作業場を兼ねています。2階は生活の場で、客室だったり、民宿として営業している家も数軒あります。伊根湾の入り口にある青島が若狭湾の波をさえぎってくれるおかげで海が荒れず、湖のように穏やかだからこそ、このような生活が可能なんですよね。



この静謐さは筆舌に尽くしがたい。

釣り具屋さんで餌を買いました。


壁に赤と白い文字で「民宿 えびすや」と書いてある民宿にお世話になりました。今は素泊まりのみの営業です。



2階の客室からの眺め。窓の外は海です!窓から釣りができます!


夕飯は「なぎさ鮨」で、ミニ会席。へしこなど、地のものをおいしくいただきました。