とうきょうスカイツリーライン詳細ダイヤ発表

月曜日に、池袋駅売店で3/16改正の東上線時刻表だけでなく、本線関連の時刻表も購入。そのことで、リリースや公式ＨＰでも未だに発表されてない改正の詳細が明らかになった。まずは本線から。

★朝ラッシュ時
北千住739の新栃木からの区急を南栗橋で分断した上で急行化、南栗橋以北からは乗換が必要になったが、併合作業がなくなった分、10分の時間短縮を図ることができた。現状、北千住着で半直が続行するのは749、753と759、802だけだが、改正後は739、742と748、751そして757、801と増える。あと810の北千住止区準を準急化すれば、輸送力増強を兼ねて一石二鳥。それをやるには50050がもう一本必要か。
北千住以南の７時台後半は、区急の10分ヘッドに、鐘ヶ淵無退避の普通が数分先行するダイヤだった、改正で普通は北千住734と750のみに、ほとんどの列車が鐘ヶ淵退避を受けることになった。改正ごとに冷遇されていく牛田だが、隅田川沿いの新住民は京成関屋利用が多いのだろうか。３～４分毎に浅草行や業平橋行が出ていたころが懐かしい。
日比谷線直通に関しては目立った変化なし、３本に１本北千住始発の体制は維持された。全ての車両が東武に乗り入れ可能になったから、竹の塚発浅草行を北千住発に変更して、竹の塚始発の日比直を増やすと思ったのだけどね。まさか、菊名行を六本木行にするとはね。

★データイム
９時台になると、いよいよ日比谷線からの南栗橋行が走りだす。ちなみに、中目黒では急行和光市行が南栗橋行に接続するそうだ。まぁ、渋谷で急行久喜行に乗り換えれば、その南栗橋行を草加で追い抜くわけだが。
区間準急がなくなったため、埼玉県内から都心方向へ向かう列車は、急行中央林間行と普通中目黒行に統一、とうきょうスカイツリー、浅草方面へは乗換が必須となった。この辺をちゃんと案内しないと、ずっと浅草行を待つ人が出てきそうだ。逆にデータイムの東向島～牛田間は、普通しか停車しない京阪中之島線状態になってしまった。
竹ノ塚発着普通は北千住で急行退避するとはね。足立区内対半蔵門線で利便性が高まるから、ニュースリリースでそれをアピールすれば良かったのに。小菅、五反野、梅島からスカイツリー、浅草へ向かう客は急行を乗り継げば10分早くなるわけだが、ホーム上乗換えでもわざわざ乗り継がないだろうな。
もう一つ、注目する点、それは日比谷線中目黒方面の北千住発が１分繰り下がっていること。このことにより、東武線上りから日比谷線への乗り換えに余裕が出てくる。特に、急行や竹ノ塚発普通から北千住始発に乗り継ぐ場合。これで駆け込み乗車が減るといいのだけどね。

埼玉県内は、下りは待避パターンの変更がなかったが、上りは東武動物公園で急行の後に普通が発車するになり、北春日部のダブル待避が解消された。下りは東武動物公園で急行久喜行と普通南栗橋行が接続するわけが、上りの南栗橋発普通は30分ヘッドになっておらず、半分が急行に接続しない。これを４分繰り上げれば急行に接続するのだけど、南栗橋発が特急のスジとかち合うんだな。

伊勢崎線ローカルはほとんどが久喜－館林系統と館林－太田・伊勢崎系統に分断された。久喜－太田間直通となるのは17時台だし、区急が走り出すのは18時台。りょうもうの設定時間帯が変更されたため、県での交換待ちは、館林で停車しての交換に変更となった。
日光線の区間快速は、半数が鬼怒川線へ乗り入れる普通に変更。新栃木から普通、南栗橋から急行と乗り継ぐと、区間快速より34分早く北千住に着くのか。行楽期はどの辺りに臨時のスジが設定されるか気になるところ。

なお、土日運転のスカイツリートレインは鬼怒川温泉行の１号が20分繰り上げ、８号は日光1736発に変更となり30分繰り上がった。改正前の８号のスジは特急の１時間ブランクの間にあって良かったのだけどね。

★夕ラッシュ時

リリースにあった北千住始発区間準急だけでなく、浅草－竹ノ塚間普通５本も削減された。つまり17時台から22時台まで、浅草から小菅以北への普通は設定されないということか。特急が15分毎の頃、牛田以南で間隔を開くのを防ぐために設定された普通だけど、今は特急が10分ヘッド、日比谷線からの直通が常時数分遅延していることを考えると、緩行線は日比谷線直通に統一するのがいいからな。
土日運転のスカイツリートレイン８号は設定時間を繰り上げ、鬼怒川温泉行最終普通に接続するようになり、北鹿沼～明神間は最終列車が繰り下がった。