緊急事態宣言暫定ダイヤ（四国編）

緊急事態宣言暫定ダイヤ、四国では以下の通り。

●高松琴平電気鉄道

４月29日から特別ダイヤで運行本数を削減、データイム、土休日朝夕に半分近くを運休、22時台以降は全列車の運転を取り止め、終電を繰上げている。

★琴平線

平日はデータイムだけ本数半減の30分間隔に、土休日は終日30分間隔になっている。元々30分間隔の滝宮以西は、夜間時間帯を除いて通常通りになっている。夜間時間帯の運休本数が多く、終電が早いのが他社にはない特徴だ。

平日朝時間帯については仏生山発２往復を運休して、5-10-15分間隔としている。それ以外にも滝宮発着２往復を一宮発着に短縮変更させている。土休日朝は滝宮発や一宮止を運休、15分間隔だったのを30分間隔に半減させている。データイムは、平日、土休日ともに、一宮発着、滝宮発着を運休、15分間隔だったのを30分間隔に半減させている。

17時台から20時台については、一宮発着が土休日運休となり、土休日のみ30分間隔となっている。終電の高松築港発は、平日が琴平行21時00分、滝宮行21時15分、土休日が琴平行20時00分、一宮行20時30分、通常ダイヤでは琴平行23時00分、滝宮行（土休日は一宮行）は23時30分だから、平日で２時間繰上げ、土休日は３時間繰上げとなる。

★長尾線

平日朝時間帯は長尾発8時06分、8時30分の運転を取り止め、9時台前後の運転間隔を12分から24分にしている。土休日は長尾発7時30分、8時18分、9時05分、9時48分も運休、運転間隔は最大48分まで開く。データイムは平日、土休日ともに20分間隔だったのを40分間隔に半減させる。夕方以降は、高松築港発17時28分、18時39分を運休、土休日は17時17分、18時04分、18時52分も運休して、17時台以降は48分間隔となっている。終電の高松築港発は、平日が21時05分、土休日が20時04分、通常ダイヤは23時26分だから、平日は2時間21分、土休日は3時間22分繰り上がる。

★志度線

平日朝時間帯は大町発7時21分、8時01分、21分、41分を運休して、瓦町着8時前後以外は20分ごとに、土休日朝は志度発を半減させ、40分間隔としている。瓦町発9時26分からは、平日、土休日ともに40分間隔に拡大、平日は16時46分から20分間隔だが、土休日はずっと40分間隔になっている。平日のみ運転の瓦町発17時56分、18時16分については運休となる。終電の瓦町発23時20分だが、平日20時46分、土休日20時06分に繰り上がる。

●伊予鉄道

４月11日から坊ちゃん列車と、土日ダイヤでの本町線を運休、13日からは道後温泉を発着する松山市駅線ではデータイム以降、ＪＲ松山駅前線をデータイムだけ、運行本数を半減させている。道後温泉本館と別館飛鳥乃湯泉は５月末まで閉まっているので、それくらいまで続くと思われる。環状線、郊外線については通常通りの運転となっている。

★松山市駅線

市駅発で9時51分発から、道後温泉発で10時07分から、通常ダイヤの半減の20分間隔での運行となっている。夜間時間帯は、松山市発21時42分、道後温泉発20時36分、20時56分、21時16分、21時26分を運休、最終２本の運転間隔を30分としている。

★ＪＲ松山駅前線

市駅発で9時30分発から、道後温泉発で10時00分から、通常ダイヤの半減の20分間隔での運行となっている。道後温泉では、市駅行からＪＲ駅行まで13分も開く。ＪＲ駅方面へ急ぐ場合は、南堀端で環状線に乗り継げばが４分早く着くことができる。市駅線は夜間時間帯まで20分間隔だが、ＪＲ駅線はＪＲ駅発15時29分、道後温泉発16時00分から通常ダイヤに戻っている。

●とさでん交通

４月13日から学休日運休ダイヤに、20日からは桟橋線を中心に平日朝の３運用16便を運休させている。

16便の詳細は、桟橋線と伊野線を直通する高知駅前発枡形行４便、枡形発高知駅前行２便、その送り込みの桟橋車庫前発高知駅前行２便と枡形発桟橋車庫前行２便、桟橋線内運転の６便（１便は桟橋車庫前入庫）となっている。

車庫725→741高知746→800枡形803→817高知821→835枡形838→901車庫
車庫745→801高知806→820枡形823→837高知846→859枡形902→923車庫
桟五710→728高知733→753桟五754→813高知818→836桟五840→856高知901→車庫916

高知前駅着を見ると、7時41分、8時01分、8時13分が続けて運休、8時01分着の次は学休運休なので、枡形発を含み2/3が運休、残った便は、7時58分着、8時08分着、8時18分着で10分間隔になる。それ以外にも間引きされて10分以上開くところがある。

学休日ダイヤで運休になるのは、平日朝の桟橋線４本と後免線、伊野線の鏡川橋以東15本、学校が再開すると、運転も再開するだろう。

●土佐くろしお鉄道

中村線において、5月11日から窪川発10時57分、中村発13時24分の特急、5月16日から窪川発14時54分、中村発16時48分の特急の運転を取り止めている。また、特急２往復を３両編成に減らしている。上り特急については、普通列車が続行しているので、線内利用する分にはあまり不便ではない。