
浅草着9時11分、16分の銀座線は座れない予感がしたので、20分発のホームへ、改札に近い後ろはある程度席が埋まっていたが、前の方がガラガラだった。それどころが16分発も空席があった。浅草発車時点で数少なかった席は稲荷町までに埋まり、上野からの客は座れなかった。日本橋である程度乗り込んできたものの、一番前で東西線から離れていたためか、そんなに混まなかった。銀座、新橋、虎ノ門である程度降りて、空席がちらほらと出てきた。
渋谷着9時54分、JRの改札を見た後、仮設通路を昇り降りして、井の頭線コンコース付近からスクランブル交差点へ、そしてA5出口から地下に入った。東急に乗るのにPASMOに記録したのは、780円の東急線ワンデーパスでなく、1300円の東急線・相鉄共通1日乗車券、差額は520円だが、新横浜から大和へ行って横浜に戻ると614円なので元は取れる。
渋谷発10時10分の準急長津田行に乗車、10時17分の駒沢大学で下車した。駒沢大学駅は2021年7月からリニューアル工事を行い、今年3月31日に竣工した。デザインコンセプトは『UNDER TAHE PARK』、駒沢公園の最寄り駅らしく、駅の中は木の根っこ、駅の出入口は生い茂る葉っぱをイメージしている。ホームの乗り場と天井の間には『RAIL VISION』というLEDサイネージを設置、長さ90mとホームの半分近くを占めて、130パターンのアニメーションを流している。ただデザイン優先のようで、列車の位置案内などは行ってない。それ以外、コンコース内の改札前には『STEPS VISION』の幅5m、高さ1.5mのLEDサイネージを、通路の店舗向かいには『CORRIDOR VISION』というLCDディスプレイサイネージを3か所設置した。今後改修される地下駅4駅にも同じようなサイネージを設置して、未来の駅という感じになるのだろう。改札前には、猿田彦珈琲が2024年12月に入居、駒澤大学珈琲研究会と協働した駒澤ブレンドのコーヒーなどを提供している。東口駅ビルは耐震補強などをしたうえで2022年8月にリニューアル開業、4種類の緑の鋼板で葉っぱを、木の窓枠で枝をイメージした外観となった。入り口の天井部分も木材が使われている。2020年の年末に閉店となった駅ビルのドトールも、工事終了で復活、『UNDER TAHE PARK』のデザインコンセプトで木材を多用、入口のテラスベンチには池上駅旧駅舎の古材を再活用することになった。西口は普通の出入口だったが、隣のつけ麺屋もつぶして改築、出入口はGoncaが入居する3階建ての建物に、つけ麺屋の跡地はエレベーター棟となり、地下は三菱UFJのATM、1階、2階は今年3月に買取のKOMEHYOが入居するようになった。3階、4階は駅職員の施設となっている。建物は全国初の木造駅ビルで耐火・構造技術を導入、外観は東口と同じく緑の鋼板を組み合わせたものになっている。今は桜新町駅が2026年夏の竣工を目指してリニューアル工事中、それ以外の地下駅である池尻大学駅、三軒茶屋駅、用賀駅は追ってリニューアルされることになる。三軒茶屋駅は再開発も絡むからだいぶ後になりそうだ。
駒沢大学発10時17分の準急中央林間行に乗車する。地下区間は各駅に停車、二子玉川から長津田までは急行と同じ停車駅になるから、急行には追い抜かれない。地下区間の急行通過駅から地上区間の急行停車駅へ行くには便利な一方、各停を追い抜くのが梶ヶ谷、江田での通過追い抜きになるため、各停のみの停車駅へは少し不便だ。準急は溝の口に着く前に先行の各停が詰まり、少し徐行した。梶が谷は、待避無しの下り各停は1番線発着、待避する下り各停は2番線発着、上り各停は待避の有無関係なく3番線発着という変わった構造になっている。中央林間寄りの車庫は4番線のみにつながっているので、ここからの梶が谷折り返しの設定はできない。
たまプラーザ着10時56分、たまプラーザ駅は2009年にリニューアル、半地下の上にあるコンコースの上には吹抜け構造の高い屋根を設置、商業施設ごと覆うようになった。また、既存の中央林間寄りの改札の他に、渋谷寄りにも改札を新設、両改札は円で覆われ、ホームとの間にも丸い吹抜けが設置された。駅が改修されてしばらくしてから南口を散策したが、今回は北側の商業施設の下にあるバスターミナルを散策した。降りてすぐに目の前にある南口バスターミナルよりはわかりにくいが、地下にあるだけでなく、バス道と歩道はガラスや壁で仕切られて、冷暖房完備なのでバスを快適に待つことができる。このバスターミナルには通常の路線バスだけでなく、羽田空港、河口湖、TDR方面への高速バスも乗り入れる。これらのバスは2キロ離れた東名川崎ICから高速に乗るが、河口湖便と羽田空港便の一部は市が尾駅に寄って、横浜青葉ICから高速に乗る。
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