神奈川乗り鉄（京急編）

横浜からはＡ快特で金沢文庫へ移動。５月改正で８両となったものの、12時過ぎという中途半端な時間帯だったので、一番後ろの車両では普通に座ることができた。

金沢文庫を５分で折り返し、士急行に乗車。入線してきた士急行はステンレス1000とアルミ1000を連結した８両編成だった。能見台を発車した士急行は時速100キロで京急富岡を通過、ノッチオフしながらトンネルをいくつか抜け、杉田へ滑り込んだ。金沢文庫から８分40秒で上大岡に到着。快特とは２分ぐらいの所要時間差だ。弘明寺まで1.7キロしかないものの時速100キロをマーク、駅間速度は68キロになった。最高速度95キロの普通車との所要時間差はどれくらいなのだろうか。井戸ヶ谷では普通の客を拾ったためか、一番多い乗車人数。一番先頭でも立ち客が数名出てきた。３分足らずで日ノ出町に到着、カーブが多いためか快特との所要時間差は20秒しかならない。

横浜に着くと、先頭車では５人残して全員下車。代わりに外国人旅行客を含めた10数人が乗ってきた。横浜を踊り子104号より少し遅れて発車、加速性をいかして踊り子に追い付こうとするが、最高速度が同じ100キロなので追いつくことができなかった。待ち客の少ない仲木戸を出ると、ゆっくりと神奈川新町の退避線へ。士急行が停車した70秒後にＡ快特が通過、発車したのは通過の90秒後だった。退避時間が２分40秒と余裕があるのは、普通の10-7-3分間隔をずらさないためなのだろうか。その後は鶴見、川崎、蒲田と停車、車両と線路的には120キロ出せるが、ここでも最高速度100キロをキープ。120出したところで30秒しか短縮しないけど。

士急行は、京急蒲田の２階ホームを70秒でスイッチバック、３階からの線路が降りて来た後転線し、上り線予定の線路を進み、糀谷に到着する。糀谷の高架ホームは、下り線予定の線路部分までホームが拡大し、将来の上りホームと線路１本を塞いでいる。２階ホームからの階段は１階ホームに直接つながっているので駅舎は既存のものを共用している。階段近くには１階横浜方面、２階品川方面の貼り紙。羽田空港行は１階、２階両方から出るから階段近くの案内板を確認しなければならない。でもローカルな単線は同じ行き先でもホームが違くて、階段乗り降りってザラだからね。規則性もないし、ホームも時刻表をさがして見ないとわからない。

蒲田で士急行から普通に乗換、下り線予定線路が上から合流すると梅屋敷に到着する。梅屋敷も糀谷と同じく、下り線予定の線路部分までホームが拡大している構造。２階からのエスカレーターは途中で階段になり１階ホームに降りている。上りの高架化により、名物のドアカットは下りだけに。800形ドアの注意書きには下り方面というステッカーが付け加えられていた。

梅屋敷から大森町まで８分ほど駅歩き。大森町は、上りが高架になっても、上下の改札が踏切を挟んで別々になっている構造。この後、雑色へ行かなければならなかったので、大森町の高架ホームは断念することになった。大森町から梅屋敷へ駅歩きすれば良かったのだけど。上り高架ホームへの階段は旧ホームを使わずに、その隣の仮設通路と結ばれているようだった。
雑色の上り高架ホームは下りホーム拡張ではなく、普通に上りホームを使用。大森町と同じく改札は上下別々だったが、通路の一部旧はホームが使われていた。

京急蒲田は２階から１階へ降りる乗り換え通路と、地下１階へ降りる改札口通路が別々に存在。わかりやすいように、赤や青のテープで道順が案内されている。現状では２階ホームから駅の外に出るのに、下り線横の１階コンコースを経由して、改札のある地下１階に下りている構造だが、下り線が３階に上がったら１階コンコースがメインになって地下１階改札口は埋められるのだろうか。乗り換え通路は思ったより長く、２階から１階まで約１分。油断していたら、都営方面士急行から快特の乗り継ぎに失敗しそう。

京急蒲田からＡ快特で移動。改正前は立会川まで120キロで飛ばし鮫洲カーブで引っかかっていたが、改正後は大森海岸を過ぎたところで普通に引っかかり減速。だが鮫洲で普通を追い抜くと再び加速し出し、新馬場を90キロ以上出して通過した。改正前は普通に引っかかり50キロしか出してなかったのだけど。蒲田～鮫洲間において改正で１分スピードダウンしたが、鮫洲～品川間では２分のスピードアップ。結果１分のスピードアップになった。

帰りは人形町で日比谷線に乗換え。三ノ輪から自宅まで40分ほど歩いた。