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しーさるの鉄日記

JRグループ春改正概要(信越)

2016春改正において、信越地区のJR・3セクの改正概要は以下の通り。

●新幹線『はくたか』に合わせて、『しらゆき』のうち3往復の設定時刻を大幅に変更する。(上越妙高発:1345→1307、1755→1726、2056→2128、新潟発:947→1021、1338→1304、1712→1624)

●『いなほ9号』の新潟発を1717発に繰下げ、東京1516の速達ときから接続させる。(現行では東京1432のときが接続)

●『かがやき501号』から『しなの4号』への接続時間を5分から7分に拡大させ、余裕を持たせる。このことにより東京616発でも松本835着と中央線経由より1時間ほど早く着くことが可能になる。


●松本発18時台の長野行きを16分繰上げ、長野での新幹線からの接続を図る。

●松本発16時台の快速みすずを、南松本、平田に停車させ、中央本線内各駅停車にする。

●長岡発22時台の柏崎方面普通の時刻を13分繰下げ、新幹線からの接続を図る。

●長岡発18時台の新潟方面普通の時刻を34分繰下げ、運転間隔を平準化させる。これに伴い、弥彦線からこの列車への接続時間が7分に短縮される。

●信越本線直江津~長岡間及び上越線水上~長岡間にE129を追加投入し、信越本線5.5往復、上越線5.5往復でワンマン運転を開始する。


●越後湯沢917発の超快速を3分繰上げ、六日町・まつだい・虫川大杉に停車させる。また、えちごトキめき鉄道新井への乗入れを定期的なものとし、直江津での停車時間を短縮させることで、上越妙高において金沢行の『はくたか』に接続させる。

●越後湯沢957発の超快速と直江津1357発の超快速を新設する。これに伴い、直江津1755の超快速を各駅停車に格下げする。

●夕方の北越急行からの直江津行2本を黒井に停車させる。

●平日データイムの虫川大杉折り返しを犀潟まで延長運転する。平日夕方のまつだい折り返しについては、設定を見直す。

●直江津発7時台の各駅停車越後湯沢行を8分繰下げ、妙高はねうまライン電車からの接続を図る。

●土休日の超快速越後湯沢行にゆめぞら号を充当し、ゆめぞら号の本数を2往復に増発する。

●夜間時間帯において、上越妙高での新幹線と直江津方面、糸魚川での新幹線と泊方面との接続を見直す。

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新幹線のダイヤ変更による影響が出ている長野・新潟地区。特に『しらゆき』の一部は大きくダイヤが変わった。だが、『しらゆき』9号は『はくたか』に合わせて30分以上繰り下げたが、『しらゆき』2号はスジを変えなかったので、金沢滞在時間で増えたのは18分になった。『しらゆき』2号の接続する『はくたか』は長野以南で停車駅増えたから、14分繰り下がってしまったからな。

新設の速達『とき』は『いなほ』に接続、東京1516出発で酒田には1931に到着、現状より16分の時間短縮となる。でも、東京を15時前に出て、飛行機を使えば3時間で鶴岡や酒田に着くことができる。やはり4時間を切らないと飛行機と競合するのは難しいのかと思ったりすする。現行ダイヤで『いなほ9号』は秋田行に3分接続しているのだけど、それがどうなるか気になるところ。現行ダイヤだと、羽後本荘へは1520の『こまち』に乗った方が7分早いけど、4000円高いからな。

北陸新幹線と篠ノ井線は接続時間の見直し、特に朝一の新幹線からしなのへの接続を見直すことで、松本到着を1時間ほど繰り上げる。大宮からの松本へ向かう場合、新幹線経由だと1200円余計にかかるけど、この時間差は大きいよな。でも、東京からの場合の料金差は3000円近く広がるわけで、1時間の時間差は微妙なところだ。なお、これは長野~松本間で『しなの』の自由席を利用した時の話で、普通列車を利用すると500円差縮まる。

E129は、11月下旬から信越本線直江津~長岡間や上越線で運用開始、今回の改正からワンマン運転を開始する形となる。昨年、信越本線の直江津~長岡間で駅降りしたけど、あの辺はデータイム2両編成で十分だからな。リリースに載っているのはあくまでもワンマン運転列車で、これ以外の列車にもE129が充当、例えば折り返し水上2042発ワンマンとなる長岡1757発はワンマンでないE129になる。時間帯的に2両だと混み合う予感が。そう考えると、115の運用が減るように見えるけど、信越本線の柏崎~直江津でデータイムワンマンは2往復だけだからな。日本海沿いを走る新潟色はしばらくの間見れるのか。

超快速は一本だけ六日町・まつだい・虫川大杉停車に。超快速の定義が越後湯沢~直江津間を1時間以内で結ぶ列車と、ぶれ出した。種別を所要時間で定義するとは珍しい。まつだいはともかく、虫川大杉は需要あるのだろうか。高校の通学時間帯でないし。キューピットバレイ需要は冬季だけだから、臨時停車で十分だと思うのだけど。越後湯沢で『とき305号』から6分の接続を受けて、上越妙高で『はくたか555号』に15分で接続、『とき』が遅延した時、どれくらいまで待ってくれるのだろうか。

越後湯沢957発の超快速は純増、東京を824に出て直江津に1054に到着する。対して、はくたかは844発で上越妙高着1046か、上越妙高着が25分遅くなるけど、金額差が大きいからな。一方、直江津1357に乗ると東京着1628、対して上越妙高1400発の『はくたか』で東京1552着、現状の『はくたか』のスジだといい勝負なのだけどね。でも、1357の超快速には『ゆめぞら』が充当されるから、話題性という意味では勝っているかもしれない。

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