
●リバティ
『リバティ』では、下今市から会津田島までの途中停車駅を新高徳、東武ワールドスクウェア~上三依塩原温泉口の間の各駅、会津高原尾瀬口に統一させる。
鬼怒川線では、『リバティ』のうち、『リバティ会津』1往復以外の『リバティ会津』3往復と朝上りの『リバティきぬ』各駅に停車していたが、停車駅を新高徳、東武ワールドスクウェア、鬼怒川温泉、鬼怒川公園に統一、大谷向、大桑、小佐越は通過ないし、運転停車とする。それに合わせて、『リバティ』の特急料金不要の区間を下今市~会津田島間だったのを鬼怒川温泉~会津田島間に変更、下今市~鬼怒川温泉間は特急料金が必要となってくる。新高徳は『リバティ会津』4往復は停車するが『リバティきぬ』は『きぬ』から変更となった分も含めて通過となる。
鬼怒川線内の通過運転で、『リバティ会津128号→130号』は鬼怒川温泉から下今市まで28分かかっていたのを22分に短縮する。これは3駅通過によるものより、交換時間の見直しによるものが大きいのだろう。ちなみにこれと交換する新宿発『スペーシアきぬがわ』も下今市~鬼怒川温泉まで24分かかっていたのを19分に短縮、鬼怒川温泉着を7分繰り上げている。『リバティ会津128号』以外にも上りが数分程度の時間短縮となっているが、『リバティ会津101号』は下今市~新高徳で1分増となっている。大谷向で普通、大桑で『きぬ』と交換するからだ。1分増となった分は小佐越通過で回復させている。
野岩鉄道では、『リバティ会津117→119号』『リバティ会津132→134号』が、龍王峡、川治湯元、湯西川温泉、上三依塩原温泉口のみの停車となっていたが、川治温泉、中三依温泉に追加停車、他の『リバティ』と同じ男鹿高原のみの通過となった。3駅停車するようになったものの、117号は所要時間変わらず、132号は1分増となっただけだ。
会津鉄道では、上り最終『リバティ150号→152号』が会津田島から会津高原尾瀬口まで各駅に停車していたが、改正後は他の『リバティ』と同じく同区間はノンストップとなる。つまり、下今市まで各駅に停車していたのが、上三依塩原温泉口まで会津高原尾瀬口のみ停車、その先、東武ワールドスクウェアまで各駅に停車して、下今市までは新高徳のみ停車となる。会津鉄道での通過運転で野岩鉄道で4分繰り上げになるが、新藤原で5分停車して調整する。その先、鬼怒川線内でも3駅通過するが、下今市でも5分停車するので、全体的な所要時間は変わらない。
『リバティ会津』は停車駅見直しだけでなく、以前のブログに触れたとおり、浅草発9時00分を9時30分に繰り下げる。鬼怒川線内での停車駅見直しと新藤原での5分停車見直しで会津田島12時19分着が37分着へと18分繰り下げ、つまり12分短縮となる。ただし会津田島での会津若松行への接続時間が8分から19分に拡大、さらに会津若松行も快速から普通になるので、会津若松着は34分繰り下げとなり、所要時間4分増となる。
●鬼怒川線普通
鬼怒川線からは6050系が撤退、20040型で東一することで全列車ワンマン運転となった。野岩鉄道や会津鉄道への普通の乗り入れは中止に、普通は下り最終と上り始発が鬼怒川温泉発着になるのを除いて、全て新藤原行となった。
下今市発を見ると、まず7時06分の新藤原行が新設され、前後の間隔が30分ほどになる。この新設の列車は東武日光発6時53分の普通から下今市で接続する。下今市発8時53分の普通は27分発に繰り上げる。16分発の『リバティ会津』が料金必要となったので、そのフォローなのだろう。後続普通との間隔は56分に拡大する。
下今市発11時21分の普通は、『リバティ会津』の設定時刻変更に伴い、10時44分と元々『リバティ会津』のあった時間帯に繰り上げる。そのあとは12時31分、13時20分、53分となっていたが、11時43分、12時51分、13時55分と1時間以上の間隔に調整する。11時43分発は39分着の『けごん』から接続することで『きぬ』から変更となった分をフォローしている。12時51分の普通は、44分の『リバティ会津』が料金必要となったので、そのフォローということになる。その先は47分の東武日光からの『AIZUマウントエクスプレス』が51分の普通になったくらいしか変化はない。
夜間は19時52分と20時52分の普通を14分繰り下げの、20時06分、21時06分に変更する。新栃木止から延長変更となった20時03分着の『リバティけごん』、20分繰り下げとなった21時05分着の普通東武日光行から接続させるためだ。
上りは、新藤原発6時00分の区間急行を5時51分発の普通に格下げして繰り上げる。新藤原発8時27分の『リバティきぬ』が料金必要となったため、37分発の普通下今市行を新設してフォローする。9時59分の普通東武日光行は廃止に、新藤原発9時16分から10時27分まで開き、鬼怒川温泉以南の普通は80分以上開く。11時46分の『リバティ会津』が11時51分に繰り下げとなるとともに、料金必要となるため、11時25分の普通は34分に繰り下げる。
新藤原発13時22分の普通東武日光行は廃止に、新藤原発12時55分発の普通は13時07分発に繰り下げる。鬼怒川温泉で接続する『きぬ』がなくなったため、17分停車を5分停車に縮小、鬼怒川温泉から先は改正前と同じく廃止となった普通の10数分前を走ることになる。その先はしばらく変更なし、18時45分の『リバティ会津』の有料化のフォローは遅く、新藤原発19時18分発の下今市行を新設、鬼怒川温泉で最終『リバティきぬ』に接続させる。そのため特急通過駅では1時間40分開く。
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