
まず、常磐線で上野へ向かった。今日は京浜東北線の東十条~品川間と、山手線外回りの上野~大崎間が終日運休となっている。羽田アクセス線分岐部分の用地確保に伴い、田町駅の北600m区間で京浜東北線南行の走行線路を山手線外回りの線路に切り替え、山手線外回りの走行線路は引上線跡地に新設の線路に切り替えるためだ。新設の線路と京浜東北線の線路(旧山手線外回りの線路)の間にシーサースクロッシングがあるため、工事に時間がかかってしまう。この大規模運休に伴い、上野東京ラインの大宮・上野~品川間、埼京線・りんかい線の武蔵浦和・赤羽~新木場間で臨時列車が設定される。高輪ゲートウェイ工事の時のような品川~新宿間での臨時の設定はないから、品川から新宿以南への移動には中央線か地下鉄を使うしかない。今回の旅行の行程には運休の影響はなかったが、イレギュラーな運用を撮影するために寄り道することにした。
上野折り返しとなっている山手線にでも乗ろうかと思ったが、アプリで在線状況を確認したら怪しそうなのでやめた。上野では、8番線に7時16分の上野始発の臨時の品川行停車していた。臨時がガラガラで停車しているというのに、対面の7番線には13分発の小田原行を待つ長蛇の列ができていた。しかも小田原行は10両運用だ。案の定、アプリで確認したら混雑状況は赤の『かなり混み合っています』だった。品川までは後の始発に乗っても数分しか変わらないから、駅構内放送で合わせてのご利用をお願いすればいいのだけど。ちなみに臨時の品川行は電光掲示板の案内上では15両だがグリーン車は通路扱いなので実質13両ということになる。
上野から新幹線に乗らず、大宮まで宇都宮線を使うことにした。郡山からの新幹線指定席料金が上野からだと3860円かかるのに対し、大宮からだと2970円と、890円も安くなるからだ。上野発7時16分の宇都宮行に乗車、並行の京浜東北線が東十条まで運休しているので混んでいると思ったら、そうでもなかった。車内からは誰もいない王子駅のホームも見ることができた。封鎖されていたのは改札内なので、改札外にあるコナンのスタンプは押すことができたそうだ。10分で赤羽到着、京浜東北線へ乗り換えるだろう客も少なかった。コナンのスタンプラリーのために浦和で途中下車、浦和からは京浜東北線を使い、大宮には7時53分に着いた。大宮では東十条行を撮影、大宮側からの東十条行は終電時間帯に設定されていたが、2024年3月改正で廃止になっており、今回の臨時ダイヤで復活という形になっている。7番線には8時18分発の大宮始発の品川行臨時列車が停車中だった。大宮始発品川行の臨時はこの列車以外に4時台1本、5時台2本、9時台2本、10時台2本設定されている。赤羽で京浜東北線の東十条止から接続すれば、いい感じの救済になるのだけど。
コナンのスタンプを押したあと、大宮発8時25分の臨時『やまびこ』に乗ることになった。毎週土曜日運転でE5運用、前にE3の臨時『つばさ』を連結している。郡山、福島のみ停車で仙台までの所要時間は90分、4分前の『はやぶさ』の69分より時間はかかる。臨時とはいえ、7分後を走る定期『やまびこ』よりは速く、大宮からの所要時間を見ると、郡山が臨時49分、定期59分で10分差、仙台が臨時90分、定期99分で9分差、山形が臨時139分、定期153分で14分差となっている。定期の『やまびこ』が宇都宮に停車するだけでなく、『はやぶさ』待避のために宇都宮で4分停車するためだ。また『つばさ』も米沢で交換待ちのため4分停車する。さらにこの定期の『やまびこ』は大宮から宇都宮まで28分と、小山に停車する『やまびこ』より遅く走っている。そのため、大宮を10分後に出る『はやぶさ』に宇都宮で抜かれる。大宮以南の容量の兼ね合いでこのような状況になっているが、『つばさ』のE5化で宇都宮~郡山の時間短縮すれば、大宮~宇都宮間で調整することなく、『はやぶさ』から郡山まで逃げ切れるのかと。ただ、郡山では各駅停車『やまびこ』が『はやぶさ』待避しているので、その辺を調整する必要があるかもしれない。臨時『やまびこ』は、大宮を16分前に出た各駅停車『やまびこ』を那須塩原で追い抜き、9時14分に郡山に到着した。臨時『やまびこ』が出た6分後、各駅停車『やまびこ』が到着、『はやぶさ』待避のために4分停車した。下りだけでなく、上りもE5系単独の『はやぶさ』が通過していった。下りは、最速『はやぶさ』だが、上りは盛岡から仙台まで北上、一ノ関、古川停車の『はやぶさ』だ。
郡山発9時50分の新白河行はE721系1000番台の4両固定編成が充当、福島以南でこの編成は珍しい。戻るように2駅南下して、須賀川には10時01分に着いた。須賀川駅は今年1月26日から新しい橋上駅舎を共用開始したため寄ることにした。橋上駅舎といっても、駅舎、改札、待合室は線路の直上でなく、旧駅舎と同じく東側にあり、改札内通路がホーム上に延びている。改札外コンコースと外部の間はエレベーターだけでなく、エスカレーターが整備されているが、改札内コンコースとホームは狭い階段とエレベーターのみだ。新駅舎は『むかし』から『いま』にかけての歴史を渡る駅をコンセプトに設計、駅舎外観は門のイメージで濃い焦げ茶の外壁に白い屋根、東口は1階と2階の間が茶色になっている。東西自由通路は公募の結果、『あかりのみち』という愛称が付けられた。東口は白河方向にエスカレーター、階段が降りているが、用地の関係で途中で内側に折り返している。東口2階の階段と逆側には吹きさらしのデッキが設けられ、須賀川の町を見ることができる。橋上駅舎でこのようなデッキは珍しい。橋上駅舎は旧駅舎の白河寄りに設置されたため、駅前広場からは少しずれた形になっている。1992年に建てられた旧駅舎はNewDays付きのコミュニティプラザの機能があるため残すことになった。西口はシンプルに郡山方向へ降りる構造となっている。出口付近の天井は高く、桜吹雪が舞っていた。西口は、橋上駅舎化と共に供用開始となったため、駅前広場は工事中、半分が未舗装でフェンスで仕切られた部分となった。今後は駅前広場を整備するだけでなく、国道4号との間にアクセス道路を整備、クルマでの送迎しやすくするだけでなく、西側からのバス路線も整備する。なお、駅唯一のトイレは、階段の下、エレベーターへの通路脇にある。東口はコミュニティープラザにトイレがあるものの、昼間しか開いていない。須賀川発10時18発の列車で郡山へ戻った。
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