メルサがあるがね

名古屋郊外・春日井で暮らす日々

増川……イタタタ

2006年06月17日 | サッカーの話
W杯中断期間でグランパスの話題が少ない。新外国人FWの話も出ないし。何かネタはないかと2ちゃんねるのグランパススレを見ていたら、増川についてするどい書き込みがあった。
(ここから引用)

いつも言われてるやん
素材はいい
デカイ、早い、強い






ただサッカーセンスがない

(ここまで引用)
イタタタ、その通り。増川フリークとしても痛いところを突かれた。この上なく恵まれた体格、ここ一番の爆発的なスピード、そしてフィジカルの強さ、サッカー選手として素晴らしい素材なのに、DFとしてもFWとしても本来の力を発揮していない。どちらかというとDFの方が向いていると思うのだが、要するにどちらでもいいから、そろそろ大爆発してくれないものかと思う。

そんな増川のことを考えつつ、私が思い描いている妄想陣形はこれだ。

     玉田  新FW
    (鴨川)(豊田)
 本田          藤田
(片山)        (中村)
     キム  山口
    (吉村)(須藤)

 増川  古賀  秋田  スピ
(有村)(竹内)(大森)(大森)

       楢崎
      (川島)

そう、増川を左SBに起用である。とりあえず守れること、右でも左でも蹴れること、スピードがあること、実は足元が器用なことなどを考えると、これもまたおもしろいかな、と。ただ単に増川がドカドカ走るのを見たいだけなのかも知れないけれど。(走るだけでゴール裏の笑いをとれるのは増川だけだ。)

アホドライバーは死んでしまえ

2006年06月17日 | 地元の話
昨日廻間線を庄名の三差路にむかって自転車で下っていた。ものすごくローカルな話なので、近所の人にしかわからないと思うが、細かい地名はどちらでもいい。要するに主要な幹線道路を走っていたわけだ。すると脇の細い道からミニバンが走ってきた。ブレーキをかけなければちょうど角で鉢合わせするぐらいのタイミング。ミニバンは脇道から幹線に入るのだから、当然一旦停止しなくてはいけない。きっとそうするだろうと思いつつ、でもいちおうこちらも用心してブレーキをかけながら進んでいった。そして問題の角にさしかかると、ミニバンは一旦停止はおろか、減速すらせず当たり前のように幹線にすべり込んでいった。私はあらかじめブレーキをかけていたから止まることができたが、もし小さな子供が夢中に自転車を漕いでたら、何が起こっていたのだろうか、考えるだけでも恐ろしい。

ミニバンがゆっくり走っていたので、運転席の様子が見えた。肥えたおばちゃんが同乗者と(?)歓談していた。チャイルドシートが見えた。子供が乗っていたかどうかまでははっきり見えなかった。交通ルールを守らなかったとか、他人を危険な目に合わせたとか、そういう意識は多分ゼロだと思う。ただいつものように当たり前の運転していただけだろう。そして、いくつかの条件が重なったとき、悪意もなくあの人は人を轢くのだろう。そうしたら「運が悪かった」と思うのだろうか?

名古屋は運転マナーが悪いことでしられている。春日井あたりは最悪だ。以前に庄名の三差路で、自分の信号が青になったの確認して交差点を渡ろうとしたら、完全に信号を無視した自動車が減速せずにつっこんできてもう50センチか1メートルぐらいのところで轢かれそうになったことがある。事故にはならなかったものの、その日はずっと動悸がして調子が悪かった。

その三差路から泉橋の方へ向かったところにあるパチンコ屋(プレイランド平和)の駐車場からは、歩道の様子をまったく見ないで自動車が飛び出してくる。パチンコに時間と金を費やすような奴らは低級なダメ人間に決まっている。そういう「キの字」な連中に運転マナーを期待するのがどだい無理であり、それだけこちら側が気を付けなければ事故に巻き込まれるということだ。あのパチンコ屋は屋外モニタを設置して道路を照らしている。あのモニタのせいで運転手が注意散漫になって事故を起こしたらどうするのだろう? そんな金があったら、駐車場にガードマンを常駐させて事故を防ぐべきだろうに。

このあたりのアホドライバーどもはウィンカーの使い方を知らない。ウィンカーは交差点に近づきながら灯さないと意味がない。しかし連中は交差点で一旦停止して、それからおもむろにウィンカーをつけて曲がる。ウィンカーをつけていないから直進すると思っていると、急に曲がるから、とても危ない。

右折したくて信号待ちをしている自動車が、信号が変わった途端に急発進することもよくある。横断歩道の歩行者や自転車に道を遮られる前に交差点を突破してしまおうという魂胆だ。これほど危ないものはない。歩行者や自転車がいるところへ全速で突っ込んでゆくのだから。これは殺人行為である。庄名の三差路で2度こういう運転に遭った。そのうち一度は今でも憶えている。黒い小型の高そうな車で、変なパーマをしたオッサンが運転していた。結果として私の自転車がその自動車の行く手を遮ることになったのだが、そのオッサンはものすごい目つきでガンを飛ばしてきた。あの人は本当に人間なのだろうか。

私は自動車を運転しない。どこへ行くにも歩くか、自転車か、公共交通機関を使うか、それだけだ。だからこそアホ運転手のダメダメぶりがわかる。そういう連中に日々危険な目に遭わされているのだから。だから声を大にして言おう。

アホドライバーは死んでしまえ!

W杯アルゼンチン-セルモン戦TV観戦記

2006年06月17日 | サッカーの話
守りを固めるセルビア・モンテネグロと圧倒的な攻撃力を誇るアルゼンチン、どちらが試合の流れを掴むか、これがこの試合のい見どころだった。そして、結果としてはタレントに勝るアルゼンチンが圧倒的な強さを見せつけた。

前半で3-0と半ば勝負が決まっていたが、点差ほどには試合内容に差があったわけではない。アルゼンチンが攻勢だったことは間違いない。かといって、一方的に「守るセルモン」「攻めるアルゼンチン」という構図ではなかった。どちらも攻めたり守ったりしながら、試合が進んでいった。その中でアルゼンチンは中盤以降の守りがとても安定していて、セルモンの攻撃陣の自由を奪っていた。その一方でセルモンは足元でのミスが多く、せっかくボールを奪ってもまた奪い返される場面が多かった。そして、アルゼンチンはセルモン側のわずかなミスをついて決定的なチャンスを作った。2点目の流れるようなパス回しからのゴールは、サッカーという競技がファンタジー性あふれるスペクタクルであることを見せつけてくれた。あの技術とアイデア、そして何人もの選手が同時にそれを共有するという奇跡には、まったく脱帽するしかない。3点目からのぬけめない攻めも印象的だ。セルモンDFのちょっとした迷い(安全にタッチラインへ逃げるか、ゴールラインまでひっぱるか)につけこんでボールを奪い、素早くボールを回してゴールを奪う。セルモンDF陣の心を折る一発だったと思う。

後半はアルゼンチンの独壇場。メッシはその天才ぶりを必要以上に発揮した。ここ一番の足の速さ、足元の技術、そしてゴールへ感覚、どれをとっても18~19歳のものではない。相手方DFの足が止まっていたとはいえ、初の大舞台にもかかわらず15分で1ゴール1アシストを決めるのは並ではない。文字通りワールドクラスの天才だ。

メッシが天才なのはよくわかった。それよりも私が注目したいのは、アルゼンチンの組織的な戦術、そしてバランスのよさだ。前線の選手(リケルメ、クレスポなど)が目立つが、中盤と最終ラインの安定感なしに前線の活躍は考えられない。そして左サイド・ソリンの積極的な攻撃参加も見過ごせない。「マラドーナ型」ともいうべき個人技のサッカーから、組織力(+個人技)のサッカーへようやく転換できたと見ていいのだろうか? この試合で見せたような力をコンスタントに発揮できれば、アルゼンチンは有力な優勝候補であろう。

試合には関係ないけれど、大きく点差をつけられてからセルモン・サポたちは寂しそうだったな。見ていてかわいそうだった。残酷で容赦ない、これが勝負というものだ。