シネマ ア ラ モード

福山駅前シネマモード(広島県福山市)の映画&イベント情報。

梅佳代さん

2008-06-10 | Weblog
こないだの「トップランナー」にも出てたそうで(見てないけど)
もうすっかりメジャーですね、写真家の梅佳代さん。
最初の写真集「うめめ」ですっかりハマりました。
奇跡的なシャッターチャンスに“出会う才能”には驚きですが、
その後の、雑誌とかの仕事でも、ちゃんと梅佳代らしい“決定的瞬間”が起こって、
それを絶妙のタイミングと構図で写してるのがすごい!

●シネマモード上映情報
『スルース』6/13終映
『JUNO/ジュノ』6/14公開

上映時間などは右をクリック→シネマモード上映スケジュール

ドニー・ダーコ

2008-06-08 | Weblog
プロフィール写真に使っている不気味なウサギ。
いつか誰かが言ってくれると思っていたが、いっこうにその気配がないので、
自分で書きますが『ドニー・ダーコ』という映画のヴィジュアルです。

2001年のサンダンス映画祭を沸かせ、
世界中で熱狂的なファンを生み出した衝撃的リバースムービー。
ある晩、17歳の高校生、ドニー・ダーコの前に銀色のウサギが現れ、
世界の終わりを告げる…。

ボーイ・ミーツ・ガール×タイムトラベルという
ある意味、オールドスクールな少女マンガ的とも言えなくもないプロット。
80年代ポップスとスローモーションによる退廃とノスタルジー。
そして、物悲しくて美しいラスト。

わりと込み入ったストーリーですが、DVDなら何度もチャプターを
行ったり来たりしながら観れるからいいかも。

ひねくれた少年と孤独な少女の出会いがツボという私のような人にオススメ。


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4ヶ月、3週と2日

2008-06-07 | Weblog
今日からシネモで上映の『4ヶ月、3週と2日』を観てきました。

共産政権末期(1987年)のルーマニアを舞台に、
ルームメートの違法中絶を手助けする女子大生の1日を描き、
昨年のカンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した作品です。

説明的なセリフやナレーション、回想シーンや音楽などを排し、
1日の出来事だけを追うというミニマルな手法ですが、
違法行為をモチーフにしていることもあってサスペンスフルで、
最後まで緊張感が持続するよう巧くつくってあります。

抑圧された社会の中で生きる人間の哀しみを描いていながら、
全編にシニカルなユーモアが感じられ、そこがとても好みでした。


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ぐるりのこと。

2008-06-06 | Weblog
おすぎさんのブログ“シネマ言いたい放題”で『ぐるりのこと。』が絶賛されています。
シネマモード(シネフク内)では8月に上映することが決まっていますが、
まだ観てないので、都市部で上映が始まったら、早めに観ておこうと思います。
橋口監督の前作『ハッシュ!』は、今までに観た全ての映画の中で
5本の指に入るほど好きな作品です。
今回はビター&スゥイートな夫婦の話のようです。楽しみだなぁ。

僕も妻がいますが、結婚生活の中で守っているのは、
浮気をしない、暴力(暴言)を使わない、仕事をやめない、の3つ。
ハードル低すぎ?


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ふつうの日記

2008-06-05 | Weblog
一年前から、週2回ペースで近所のジムに通っている。(昨日も行ってきた)
バイクでウォーミングアップをした後、筋トレを30分、ウォーキングを30分のメニュー。
筋トレはやれば確実に成果が出るので、根がマジメな人ほど筋肉バカになりやすそうな気がする。
僕も、ふだん無意識に、自分の二の腕や胸を触って
筋肉のつきぐあいを確認していることがあるので要注意だ。
ピチピチのタンクトップを買ったりしないよう気をつけよう。

で、ジムのウォーキングマシンは一台ずつに小さなテレビがついていて、
自分で選んだ番組を見ながら歩けるようになっている。(音声はイヤホンで聞く)
歩きながらなので、まぁ、くだらないバラエティとかを見ることが多い。
問題は僕がかなりのゲラ(笑い上戸)なことだ。
たびたび吹き出してしまうので、笑いそうになったらタオルで口を押さえたり、
吹き出した後に咳をしたふりをしてごまかしてるが、全くごまかせてないと思う。
そんなに咳き込むような体調の悪い奴がジムなんて来るはずがないもの。

や、今日はお休みなので、ふつうの日記でした。映画の話題もなくてすみません。

●シネマモードの近日公開作品
『スルース』(6/7~6/13 ※カード会員 1000円作品)
『4ヶ月、3週と2日』(6/7~6/20)

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にわかデザイナー

2008-06-04 | Weblog
今月のモード・セレクションは『東京物語』。
古い映画なので、当然のことながらフライヤーやポスターはありません。
外注する予算もないので、私がパソコンでポスターを作ってみました。
なるべくシンプルにした方が、ボロが出ないから
・・・こんなもんでしょ。

モード・セレクションのご案内

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雨の夜の殺人

2008-06-03 | Weblog
雨ですね。もう梅雨でしょうか。
あなたが雨で思い出す映画は何ですか?
私は『殺人の追憶』です。
1986年から91年までの5年間に、韓国で起きた猟奇的連続強姦殺人事件。
犠牲者は10人の若い女性。事件はいつも雨の夜。
ついに迷宮入りになった実話の映画化です。
韓国の80年代は、軍事政権と民主化を求める市民が衝突した激動の時代で、
映画では、そんな社会背景もうまく物語にからめています。
こうゆうのって、韓国映画の十八番ですね。

主演はソン・ガンホ。パッと見、どこにでもいそうな風貌で、
どんな役もスーパーナチュラルに演じる技巧派です。
来月は彼の主演作『シークレット・サンシャイン』が都市部で公開されます。
イ・チャンドン監督作品で、昨年のカンヌ映画祭で主演女優賞(チョン・ドヨン)を受賞。
福山公開は未定ですが、大好きな監督なので公開されたら早めに観てくるつもりです。


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巻き戻してご返却ください。

2008-06-02 | Weblog
なんかミシェル・ゴンドリー監督がまたトンデモない映画を作ったらしい。
タイトルは『Be Kind Rewind』(巻き戻してご返却ください)。

舞台はアメリカの田舎町にあるビデオレンタルショップ。
ひょんなことで常連客の男がビデオの中身を全部消してしまった。
しかし、なんと彼は、うろ覚えの記憶と、
手作りの衣装&セット(もちろん超チープ)で、有名映画をリメイクしてしまう。
それを客に貸し出したところ大評判になって、次々にリメイクを自主製作することに、
というおハナシだとか。
主演はジャック・ブラック!うわ~、ノリノリなのが目に浮かぶ。

清水ミチコさんの顔マネって、ご存知ですか?
メイクも衣装も、ものすごくズサンなんだけど、確かに似てるの。
なんか、そんな感じを予想しています。


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ドブロクの唄

2008-06-01 | Weblog
今日の朝日新聞で松尾スズキさんのブログをまとめた本『ドブロクの唄』が紹介されていた。
こうゆうのって、本にした時点で、掲載分はネットから削除されちゃうのかな?
と、思ってそのブログをググってみたら、そのままなのな。
や、別に“じゃ、買わなくていいじゃん”て話ではないんですが、
たぶん、本にはボーナストラック的なあれこれが増補されてるんでしょうから…。
最近は、著名人のブログも、それを本にして出版ってケースも多いけど、そうゆうもんなんですかね。

松尾さんといえば、昔は映画の1シーンだけ出てきて、異様な印象を残すような役も多くて、
『DRIVE』(2002年 SABU監督)で、すごく気持ち悪くて恐いヤクザ役を怪演してたのを覚えています。


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