シネマ ア ラ モード

福山駅前シネマモード(広島県福山市)の映画&イベント情報。

映画部、盛況でした。

2011-04-29 | Weblog
今日はフィンランド映画『ヤコブへの手紙』上映後に
ロビーで映画部(談話会)を実施しました。

とても奥深く感動的な作品なので、
皆さんの感想もそれぞれの方の人生観を感じるような豊かなものでした。
フィンランド人の方にもご参加頂き、
映画に出てくる宗教(キリスト教)や文化に関することも教えてもらいました。
また、クリスチャンの方から、主人公の牧師さんの言葉や行動に関する
深い考察を聞くこともできました。

『ヤコブへの手紙』のような、すべてを説明せず、
余韻が残るような映画は、談話会に向いているなと思いました。
参加人数も10名強とちょうどよかった。

次回は、まだ未定なんですが、
今回のように対象となる映画のテーマやモチーフに詳しい方に
ご参加頂くというのがやっぱりいいですね。
なんとか、ふさわしい作品や、協力してくださる方を探してみます。


上映スケジュール

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明日は第2回「映画部」です!

2011-04-28 | Weblog
第2回 映画部『ヤコブへの手紙』

映画部は、月に1回程度、映画の上映後にロビーで感想を語り合う談話会です。

●4/29(金・祝)13:30上映開始
※部活(談話会)は上映後に30~60分程度。
※途中退席も可です。

※上記日程で『ヤコブへの手紙』を
ご覧になった方ならどなたでもご参加いただけます。
※映画鑑賞料金以外に費用はかかりません。

今回は、フィンランド映画ということで
「福山フィンランド協会」の会員さんもご参加くださいます。
フィンランドの文化・社会・宗教に詳しい会員さんにお話を伺って、
映画への理解を深め、見聞を広げましょう。

●支配人のおすすめコメント
1970年代のフィンランドの片田舎を舞台に、
人を寄せつけない元囚人と、
盲目の牧師との交流を描いたあたたかな人間ドラマです。
静かな映画ですが、周到に伏線が張られ、
最後に明かされる秘密に心を揺さぶられました。
牧師が元囚人を救う単純な物語ではなく、
二人が思いやりあうことで生まれた
奇跡のように美しい出来事が描かれるのです。
郵便配達員の不可解な行動がもたらすミステリアスな味わいも効果的。
たった4人の登場人物と、小さな空間で展開する物語に、
質の良い演劇を観た後にも似た心地よい満足感があります。


上映スケジュール

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今日はお休み

2011-04-27 | Weblog
今日は茶道のお稽古の日でした。
お茶をたてたり飲んだりと90分ほど、
日常から離れたゆったりとした時間が流れます。
お手前は、ほどよい緊張感もあり、それもまた心地よいもの。

あと最近、自宅ではもっぱら抹茶ラテを作っています。
香りの良いお抹茶と泡立てミルクの相性が抜群!
今週の土日はサロンコーナーで提供しますので、ぜひ、お試しを。


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シチリア!シチリア!

2011-04-25 | Weblog
4/30(土)公開の『シチリア!シチリア!』を紹介します。

故郷シチリアを愛してやまない
『ニュー・シネマ・パラダイス』の名匠トルナトーレ監督が、
激動の20世紀イタリアを自伝的な家族の年代記として
ノスタルジックに、そしてファンタスティックに描いています。
エモーショナルな音楽で盛り上げるのは、
トルナトーレ作品に欠かせない巨匠エンニオ・モリコーネ。

4/30(土)5/1(日)には公開を記念して
サロンコーナーでエスプレッソ100円サービスを実施。
メニューは他にカプチーノ、アイスカフェラテ、抹茶ラテなど。
私が、マイ・エスプレッソマシンを持ち込んで
こだわりの味を提供します!ぜひ、お立ち寄りください。


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アンチクライスト(R18+)

2011-04-24 | Weblog
4/30(土)より公開の『アンチクライスト』。

幼い息子を失った夫婦が深い悲しみと
自責の念にさいなまれ、
森の中の山小屋で、救いを求めて
迷走する姿を描いたスリラー作品です。

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の
鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、
絶望のふちに追い込まれた夫婦の苦悩とてん末を
過激で大胆な性描写を交えて描いています。

宗教的、精神分析的なモチーフがちりばめてあり、
わかりにくい部分もありますが、
カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した
シャルロット・ゲンズブールの素晴らしい演技や、
幻想的な映像など、見どころの多い作品です。


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メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬

2011-04-23 | Weblog


5/2(月)は久々の「後払い劇場」です。
あまり知られていない傑作を上映して、
鑑賞料金はお客様それぞれに決めてもらうという企画。
1時間以内にご退場の場合は0円。
1時間以上ご鑑賞の場合は、
満足度に応じて500~1,000円をお支払いください。
カードへのポイント付加もあります。

今回の上映作品は『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』。
監督・主演はトミー・リー・ショーンズですよ。渋い!
絶対に譲れないものを胸に持っている男の役はやっぱりこの人ですね。
この作品でカンヌ映画祭主演男優賞を受賞しています。
そして、脚本は『バベル』や『あの日、欲望の大地で』のギレルモ・アリアガ。
時間軸を入り組ませた独特のプロットと、深いテーマが圧巻ですね。

私の大好きな映画ですが、意外と知られていない。
Amazonのカスタマーレビューでも非常に高い評価となっています。
観てもらえば絶対に満足してもらえるはずです。

5/2(月)はGWの中盤の平日。
上映開始はお仕事帰りにピッタリの19時です。
翌日から3連休ですから、夜にゆったりイイ映画を観ましょうよ。


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悪魔を見た

2011-04-22 | Weblog


明日より上映の『悪魔を見た』。
韓国映画ってほんとレベル高いですねー。

血も涙もない凶行を繰り返す猟奇殺人鬼と、
最愛の婚約者を殺された男の熾烈な攻防を描く
“復讐”をテーマとしたサイコ・スリラー。
出演:イ・ビョンホン、チェ・ミンシク

痛いのとか苦手なのでこわごわと見始めたらこれがおもしろい!
「グッド・バッド・ウィアード」のキム・ジウン監督らしい
流麗な映像と、誇張されたキャラクターに漂うユーモア、
そして巧みなストーリーテリング。
激しいバイオレンスシーンが多い成人指定作品なので、
誰にでもおすすめすすることはできないけれど、
超一級のエンターテインメントであることは間違いなし!


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闇の列車、光の旅

2011-04-20 | Weblog
週末(4/23)公開の作品を紹介します。

2009年のサンダンス映画祭で監督賞と撮影監督賞を受賞した、
感動的なロードムービーです。
中南米ホンジュラスの少女サイラは、
列車の屋根に乗って不法の危険な旅でアメリカを目指します。
そこに強盗目的で乗り込んできたギャングの少年カルペス。
ギャングのリーダーがサイラを襲うのを見たカルペスは
思わず、リーダーを殺してサイラを助けます。
裏切り者として組織から追われるカルペスと
国境警備員の目をかいくぐりアメリカを目指すサイラ。
ふたりの命がけの旅の先には、衝撃の結末と一筋の光が…。

俳優ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナが
その才能に惚れ込みプロデュースした、
新鋭キャリー・ジョージ・フクナガ監督の
リアルでみずみずしい人間ドラマです。

4/23(土)~4/29(金)にシネマモードで一週間上映。


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雑談です。

2011-04-19 | Weblog
昨日はシネマ尾道さんで『ヘヴンズストーリー』の
監督舞台挨拶があったので観に行ってきました。
他館さんの企画や運営からも学ぶことが多いです。

さて、今日はオフなので週末の句会に向けて
最近、詠んだ句を整理しています。
俳句を始めてもうすぐ一年。
まぁ、巧くはなりませんが、
季語の意味やイメージが少しずつわかってきました。

 眠りても尻尾の揺るる春の猫

春の猫は「恋猫」ともいわれ、
恋する猫を詠んだ春の句はたくさんあります。
眠っていても揺れている尻尾に、抑えきれない恋心を感じました。

 原節子みたよな今日の花曇

花曇(はなぐもり)は、空一面を覆う明るく白い雲のことです。
桜の季節によく見られるので、この名があるそうです。
あの清らかでやさしいイメージにピッタリの女優といえば、
やっぱり原節子さんかなぁ(『東京物語』の)と。
ちなみに、みたよな=みたいな、です。

お笑い芸人のピース又吉さんは、自由律俳句の本を出されてますね。
自由律俳句は、季語や五七五の定型にとらわれない俳句。
又吉さんの句には、笑いの中にちゃんとポエジーがあるのが素敵です。
自作の句で、ちょっとだけ自由律っぽいのは↓

 玄関を出て春に抱きしめられる

でも実は、五七五になっているし、季語も入っています。
たぶん、自由に作るって勇気がいるんですね。


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オススメ!『ヤコブへの手紙』

2011-04-17 | Weblog
今日は営業前にフィンランド映画『ヤコブへの手紙』の
テストラン(試写)をしました。
観るのは2回目だけど、ラストシーンにはやはり涙が…。

12年間暮らした刑務所から出てきたレイラ。
人々からの手紙を待つ老いた盲目の牧師ヤコブ。
そして悩める人々からの手紙を牧師に届ける郵便配達人。
3人が紡ぐ感動の人間ドラマ。

シネモでの公開は4/23(土)より。
なお、4/29(金・祝)13:30の回では、
上映後に感想を語り合う談話会を実施します。
フィンランド人の方や、クリスチャンの方も参加予定。
映画を通じて外国の文化や宗教を知ったり、
普段は出会えない人とお話ができるっていいなと思って企画しました。
お気軽にご参加ください。


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