シネマ ア ラ モード

福山駅前シネマモード(広島県福山市)の映画&イベント情報。

一年間ありがとうございました。

2009-12-31 | Weblog
今日で2009年も終わりですね。
皆さんにとって、どんな年でしたか?

シネマモードにとっては、ひじょうに厳しかったけれど、
お客さんを減らすことなくなんとか持ちこたえた、って感じです。

考えてみれば、2005年の夏にエーガル8シネマズがオープンする前の
福山市内のスクリーン数は7。
それが現在は24スクリーンですから3倍以上…。こわっ。
くわえて、この不況…。

って、これはグチではありませんよ。
むしろ、そんな環境の中でも持ちこたえていることで、
「いい映画を上映していれば、お客さんは来てくれる」
とゆう思いをますます強くしています。

なので、2010年も映画を観まくる予定です。
で、「これは!」と思った作品はオススメ印で押してゆきます。
早く観たいのは『(500)日のサマー』と『フローズン・リバー』かな。
若いカップルのラブコメと、下流のシングルマザーふたりのクライムアクションとゆう
バラッバラなチョイスに我ながら苦笑。

閑話休題

2010年も映画と観客のステキな出会いをコーディネイトできるよう
スタッフ一同、一所懸命がんばりますので、シネマモードをよろしくお願いします。

シネマモード上映スケジュール

【シネフク】デジタルプロジェクター導入記念プレゼント企画!

2009-12-29 | Weblog
いよいよ2010年2月、シネフクはデジタルプロジェクターを導入します。
これによって、これまでには考えられなかった様々なジャンルのコンテンツを
お楽しみいただけるようになります。
そこで、下記より、あなたがシネフクでの上映をご希望のコンテンツを
2つまで書いて、メールで応募ください。
抽選で10名様にシネフクの映画ご招待券を進呈いたします。

応募先メールアドレス ↓
cinefuku@gmail.com

※カッコ内は入場料金の目安です。
※すべて映像作品です。

A 旧作・名画(500~1000円)
B 小規模公開作品(通常料金)
C 歌舞伎(2000円)
D 演劇(2000~2500円)
E 宝塚(2000~2500円)
F 海外オペラ(3000~3500円)
G コンサート(1800円)
H スポーツ(料金未定)
I その他、ご希望をお寄せください。

※〆切=1/10(日)
※ご応募の際は、お名前・ご住所の記載は不要です。
※プレゼントの当選者には1月中旬に、こちらからメールでお知らせの上、招待券を発送いたします。
※当選連絡以外の目的でメールアドレスを使用しないことをお約束いたします。

空気人形

2009-12-27 | Weblog
今日は営業前に『空気人形』の試写(テストラン)をしました。

心を持ってしまった空気人形が人間の青年に恋をする切ないラブストーリー。
監督は『歩いても歩いても』の是枝裕和。
出演/ペ・ドゥナ、ARATA、板尾創路

物語や映像のすみずみまできめ細かく構成された是枝監督らしい佳品です。
個性的な日本映画の好きな方にオススメ。

●『空気人形』はシネマモードで1/2より公開。


シネマモード上映スケジュール

『ジュリー&ジュリア』3月公開

2009-12-24 | Weblog
先日、大阪で『ジュリー&ジュリア』を観てきました。

第2次大戦後の外交官の妻ジュリアと、9・11後の市民相談係ジュリー。
生きた時代も性格も異なる二人が、料理によって自分らしい生き方を見いだしてゆく姿を
交互に見せるプロットが秀逸。
『めぐり逢えたら』『ユー・ガット・メール』のノーラ・エフロン監督が、
メリル・ストリープ、エイミー・アダムスの魅力を活かした
ユーモアいっぱいのヒューマンドラマです。
シネマモードでの3月公開が決定しました。

あと『アンヴィル!/夢を諦めきれない男たち』も良かった!

けど、シネモの客層とはずいぶん違う気も…。
20代で売れかけたけど、その後は鳴かず飛ばず、
だけどロックスターになることを諦めきれない
50代のヘヴィメタロッカーのドキュメンタリー。
お客さん、来るかなぁ…。(検討中です)


シネマモード上映スケジュール

2009年、私のベストムーヴィ

2009-12-21 | Weblog
2009年もあと10日。一年間、本当にありがとうございました。

さて、2009年私のベストムーヴィは以下のとおりです。
コメント欄より、あなたのベストも教えてください。

●日本映画
『ディア・ドクター』

●外国映画
『母なる証明』
(シネマモードでは1/23~上映)

●女優
ケイト・ウィンスレット
『レボリューショナリー・ロード』
『愛を読むひと』

●男優
ハ・ジョンウ
『チェイサー』
『ノーボーイズ,ノークライ』

女優では『ダウト』『サンシャイン・クリーニング』の
エイミー・アダムスもよかった。
近日中に彼女とメリル・ストリープ(『ダウト』コンビ)が共演している
『ジュリー&ジュリア』も鑑賞予定。
ふたりとも好きな女優さんなのでとても楽しみです。

では、コメントお待ちしております。


シネマモード上映スケジュール


チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室

2009-12-19 | Weblog
『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』をDVDで鑑賞。
アメリカ青春映画の佳品だが、今年4月の日本公開の直後に配給会社が破産し、
ひじょうに小規模にしか公開されなかった不幸な作品。

その配給会社は、かつて『ブロークバック・マウンテン』や
『ラスト、コーション』でお世話になったワイズポリシーだ。
ワイズポリシー以外にも、『ミリオンダラー・ベイビー』、『クラッシュ』などの
傑作を配給した実績をもつムービーアイが今年、破産した。

インディペンデント系の良質な外国映画にお客さんが入らず、
それらを配給する映画会社が減ると、映画祭で賞を獲得したような作品でさえ
日本では観ることができなくなってしまいそうで心配です。


シネマモード上映スケジュール

『母なる証明』2回目

2009-12-17 | Weblog
『母なる証明』の岡山での上映が始まったので、2回目の鑑賞。
“素晴らしい”の一言。私の2009年ベスト1(ダントツ)です。

娯楽性と芸術性が、ひじょうに高いレベルで両立されている希有な作品。

ポン・ジュノ監督と同時代に生き、
その新作がリアルタイムに観れるというのは大変な好運だと思う。

●『母なる証明』のシネマモードでの公開は1/23(土)です。


シネマモード上映スケジュール

老婆心ながら

2009-12-14 | Weblog
トレーラーを観るのがヤなのか、単に遅れてしまったのかはわかりませんが、
上映開始時間より少し遅めに来場されるお客様がいらっしゃいます。
あのー(老婆心ながら申し上げますと)
映画は絶対にオープニングを見逃さない方がいいですよ。

じんわり引き込むか、いきなり物語に引きずり込むかは別にして、
オープニングとゆうのは、監督がもっとも慎重につくる場面の一つに
間違いないわけで、そこを観ないのはもったいないし、
場合によっては、オープニングにいきなり事件が起きるなど、
観てないと物語じたいがわからなくなる場合もありますから。

あと、本編開始後の入場は、他のお客様の迷惑にもなりますし…。
少々、退屈なこともあるかもしれませんが、
ぜひ、トレーラーよりご覧くださいませ。

ところで、昨日は「ダマー映画祭INヒロシマ」とゆう
新人発掘を目的にした短編の映画祭に行ってきました。
最終日だったので、打ち上げにも参加させてもらったところ
近くの席で、賞をとった韓国の若い監督さんが飲んでらしたので、
思い切って「おめでとうございます」と話しかけてみました。
韓国語は「アンニョンハセヨ」くらいしか知らないので、
「私は、イ・チャンドン監督や、ポン・ジュノ監督が大好きです」
と日本語で言うと、その若い韓国人監督は
「イヌドーイッシン、ニシカワミワ、イワイシュンジが好きです」
と教えてくれました。
けっこう日本語も話されてましたが、
それ以上に映画が共通言語といった感じで、
楽しいひとときを過ごしました。


シネマモード上映スケジュール

パラノーマル・アクティビティ

2009-12-12 | Weblog
新進気鋭のオレン・ペリ監督がビデオカメラを使用し、
わずか1万5000ドル(1ドル=89円なら133万5000円!)
という超低予算で製作したホラー映画『パラノーマル・アクティビティ』。
2009年10月に全米公開され大ヒット!
3週目にして全米ナンバーワンまで上りつめた。

その話題作がいよいよ1/30に日本公開になるのだが、
公式サイトでは「47都道府県“観たい度”投票対決!」とゆう企画を実施中。
都道府県別の投票数が公開されているので、
観たいと思っている人が多い街はどこかが一目瞭然になる仕組みです。
ご興味があれば、投票されてはどうでしょうか。
広島県の数字を上映の検討材料にしますので。


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『戦場でワルツを』1/30公開決定!

2009-12-11 | Weblog
現在、都市部で上映中の『戦場でワルツを』の
シネマモードでの公開が1/30で決定しました!

監督のアリ・フォルマンは、1982年に19歳で従軍した経験をもつイスラエル人。
2006年にフォルマン監督は兵役時代の友人と再会し、話をしているうちに
自分がその頃の記憶を失ってしまっていることに気付く。
はたして、自分は何を見て、何をしたのか…?
自らを守るために、一度は忘れ去った記憶。
だが、人間には忘れてはいけないことがあるはず。
フォルマン監督は、取材を通して、徐々に記憶を取り戻してゆく。

悪夢、幻想、そしてあまりにも凄惨な戦場の記憶を
独特のアート的なアニメーションで描くとゆう手法が
実写では出せない効果をあげている。

ゴールデングローブ賞、全米映画批評家協会賞など、
世界で絶賛された傑作!必見です。


シネマモード上映スケジュール