シネマ ア ラ モード

福山駅前シネマモード(広島県福山市)の映画&イベント情報。

家電芸人

2008-06-20 | Weblog
昨日の『アメトーーク!』は家電芸人。
最近の企画の中で、群を抜くおもしろさと思っていたら、やっぱり2週に拡大!

確かに、家電て長く使うし安いモンじゃないから、失敗しないように慎重になる。
でも、知識は乏しいし、技術の進歩も早いからとてもついていけない。
だからこそ、ハマリやすいのかも?

それはともかく、品川ってやっぱりひな壇は後なんだ?
まぁ、全くハンディを感じさせない“おしゃクソ”ぶりだけど。
そして、意外なトークの切れ味を見せる、ペナルティ・ヒデ。
逆に、なんで、今日はいっぱいいっぱいなの?とハラハラさせるチュート・徳井。
そして、いつにも増して安定感のある宮迫。
『アメトーーク!』って、みんなで盛り上げよう!という気持ちが見えて、
なんだかスガスガしくて、あったかい。来週も楽しみ!

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シネマモード上映スケジュール

『東京物語』一人試写会

2008-06-19 | Weblog
今日は、週末からシネマモード・アネックスで上映する『東京物語』の
フィルム・チェックのための試写をしました。
スクリーンで観るのは初めてですが、俳優の表情や、小さな物音など、
DVDでは気づかなかった細部をきちんと把握できるのがよかった。

ヴェンダースやジャームッシュが小津ファンなのは有名ですが、
ヴィンセント・ギャロのフェイバリットが
小津監督の『麦秋』(シブい!)なのにはちょっと驚きました。

これからも新旧に関わらず、私が心底からイイ!と思った作品だけを
モード・セレクションでは上映していきます。
そして、上映後には、上映作品のどこに魅力を感じたかをお話します。

『東京物語』は、最高に洗練されていながら、
とてもドラマチックな物語ですので、
どうぞ、構えずにいらしてください。

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週末から『東京物語』

2008-06-18 | Weblog
今日は『東京物語』のフィルムの準備をしました。
明日は、状態をチェックするための一人試写会です。
過去に二度観たのはいずれもDVDだったので、
スクリーンで観るのが楽しみです。

さて、昨日の劇団・ヨーロッパ企画の広島公演ですが、大満足でした。
友情や恋愛、感動なんていっさいナシ!
逆にダークだったり、ヘヴィだったりもしません。
↑こんな方がウケそうだけど。
と~ってもシニカルでドライで、でも一見ゆるくてくだらない、
それはそれは洒脱なコメディでした。

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あんなに優しかったゴーレム

2008-06-17 | Weblog
今日はこれから高速バスに乗って広島です。
劇団・ヨーロッパ企画のアステールプラザでの広島公演を観るので。
さっき、公式サイトをチェックしたら、チケットはソールドアウト。おめでたい。

演劇にうとい人でも『サマータイムマシン・ブルース』って映画はご存じですよね。
あの映画はもともとヨロキカの演劇だったのを映画化したものなんです。
この劇団の作家・上田誠さんは、近い将来、きっと三谷幸喜さんやクドカンに続く、
演劇出身の才人としてブレイクすると思います。覚えといてください。

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Dear フランキー

2008-06-16 | Weblog
最近、どうもテレビがつまらないので、家でもDVDで映画を観る機会が増えた。
昨日は、各種のユーザーレビューでやたらと高評価の『Dear フランキー』(2005年公開)。

【物語】耳に障害のある9歳の少年フランキーと母親のリジーはスコットランド中を転々としている。
暴力を振るう夫から逃げ回っているのだ。
9歳の息子に真実を告げるのは忍びなく「パパは船乗りで世界中を旅している」と教え、
父親の振りをして手紙を出すと、フランキーも熱心に返事を書くのだった…。

もう、この設定だけで泣けそうでしょ。
フランキーを演じた少年も、聡明で淋しげで、まさに“いたいけ”という言葉がぴったり。
ややセンチメンタルな気もするが、こじんまりとまとまった作品。

しかし、今日も見たいテレビがないなぁ。
ショートネタもいいけど「リチャードホール」みたいな作り込んだ
(その上でぶち壊した)コント番組も見たい今日この頃。


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コーヒー&シガレッツ

2008-06-15 | Weblog
タバコが段階的に値上がりして、いずれ1000円になるといわれています。
や、私は吸わないので、完全なヤジ馬状態なんですが。
だから、やめたくてもやめられない人を見ると、ついニヤニヤしちゃいますね。
「あ~あ、かわいそうに」って、完全に上から目線で。
私の場合は「やると決めたらやる!」「やめると決めたらやめる!」タイプでして。
この日記ブログも「内容はともかく(←いいのか?)、毎日、書こう」と
決めているから毎日書いています。
や、別に、意志が強いとかじゃなくて、強迫的な感じ?
一日でも書かないと、ふっつり二度と書かなくなりそうな気がして。
もしそうなると読んでる人、ビックリでしょうね。
毎日、更新していたブログがある日を境に完全に停止。
絶対、死んだと思われるな。

写真は『コーヒー&シガレッツ』。
…今“しがれっつ”を変換したら“死がレッツ”って出た(笑)。
私のパソコンてブラック・ユーモアがキツすぎ。


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JUNO/ジュノ

2008-06-14 | Weblog
今日からシネモで封切りの『JUNO/ジュノ』をさっき観てきたところです。
“十代の妊娠”というとヘヴィな話になりがちですが、
軽やかでハートフルな“少女の成長物語”に昇華させているのが新鮮でした。
思春期の一つの(大きな)ハードルを超えることによって、
大切なものに気づくジュノ(主人公の名前です)。
私の好きなバカップル的要素もあり、やっぱ青春って甘ずっぺー。


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hon・nin

2008-06-13 | Weblog
季刊で発行されている文芸誌「hon・nin」がおもしろい。
スーパーバイザー(って何?)が松尾スズキ、
そして執筆陣が、宮藤官九郎、中村うさぎ、吉田豪、天久聖一、宮崎吐夢ら。
今回は、漫画家の西原理恵子が、漫画本の装丁をしているデザイナーさん2名に
インタビューをしている記事に爆笑した。
サイバラのまんがはちょっとアザとい感じがして苦手なんだが、
この連載は、かなりユルくてくだらない。半分以上は下ネタだし。
でも、下ネタをしゃべった時に、その人の品性が出るような気がする。
人格的に品性が劣る人の下ネタは下品で聞いていられないが、
品性のある人の下ネタは「くだらねーなー」と思いながらもカラッと笑える。
サイバラの下ネタは、もちろん後者だが、
それにしても1回の記事中に“ま◯こ”という言葉が6回も…。

シネマモードでは明日より『JUNO/ジュノ』が公開!
上映時間などはシネマモード上映スケジュールで!

ウェディング・バンケット

2008-06-12 | Weblog
知人からのオススメで『ウェディング・バンケット』をDVDで観ました。
『ブロークバック・マウンテン』や『ラスト・コーション』のアン・リー監督が
1993年にベルリン映画祭でグランプリを獲得した作品です。

ニューヨークでビジネスを成功させ、市民権を獲得した台湾人の青年・ウェイトン。
彼は同性の恋人・サイモンと暮らしていたが、息子がゲイだと知らない両親を安心させるため、
中国人の娘・ウェイウェイとの偽装結婚を画策するのだが…。

ゲイカップル+女性といえば、日本映画にも『きらきらひかる』『ハッシュ!』がありますが、
『ウェディング・バンケット』は、シニカルだけれども深刻になりすきず、
ウェルメイドなのに深みもある、完成度の高い作品でした。

たとえ、人を完全に理解することはできなくても、それでも思いやりは持てるんだな、と
そんなあたたかい気持ちになれる作品です。


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サン・ジャックへの道

2008-06-11 | Weblog
以前、コメント欄で教えてもらって気になっていた
『サン・ジャックへの道』をDVDで観ました。
映画館では、去年の今ごろに上映してた作品みたいですね。

仲の悪い3兄弟は、遺産相続の条件として、
母の遺言に従って聖地サンティアゴへ巡礼の旅に出かける。
それぞれに問題を抱えた同行者も含め9人の登場人物たちが、
旅の中で自身を見つめるヒューマン・コメディ。

なるほど、とても上質なエンターテインメントでした。
キャラクターもストーリーもよく出来ていて、
重くならずにシャレた仕上がりが洒脱ですね。
この映画を悪く言う人はいないでしょう。

今、検討している名画座モード(テーマを決めての2本立て)にピッタリ!
どんなテーマで、もう一本を何にするか、ですね。

こんないい映画を見逃してることもありますから、
“知名度は低いけど傑作!”って映画があったら、ぜひコメント欄で教えてください。
どんな作品が出てくるか、とても興味がありますので。


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