これから公開される映画で、私がいちばん楽しみにしているのは
「アフタースクール」(内田けんじ監督)と「ぐるりのこと。」(橋口亮輔監督)と「イン・トゥ・ザ・ワイルド」(ショーン・ペン)監督。
一番が3つあるのはおかしいけど、3つとも一番だから仕方がない。
中でも「ぐるりのこと。」は情報を知るほどに観たくなる。
一組の夫婦の10年にわたる愛の物語なんだけど、夫が法廷画家
(ニュースで使われる法廷内の絵を描く人)という設定もあり、
93年から2001年の9.11テロまでの事件も物語の背景になるらしい。
私は以前からイ・チャンドン(ペパーミント・キャンディー)やポン・ジュノ(殺人の追憶)ら、
世界的に評価の高い韓国人監督が、
時代背景を物語に反映させることで、作品をスケールの大きなものにしているのを観るにつけ、
なぜ日本の監督はこれができないのかなぁ、と思っていたので、作品情報を見て、
“やっぱり橋口監督は世界レベルの人だ”と実感した。
1月にリリーさん(「ぐるりのこと。」主演)と話した時に聞いたんですが、
リリーさん演じる夫のキャラクターは、たぶんに橋口監督の理想の男性像だとか。
橋口監督の作品は、傷ついた女性が救われる話が多くて、とてもあたたかい。
公開規模が小さいので、福山で上映できるのは少し先(夏ごろ)になりそうですが、
それまでに、ぜひ前作「ハッシュ!」を観ておいてください。
この映画を観て何も感じない人とは、何もわかりあえないと思えるほど好きな映画です。
シネマモード上映スケジュール
「アフタースクール」(内田けんじ監督)と「ぐるりのこと。」(橋口亮輔監督)と「イン・トゥ・ザ・ワイルド」(ショーン・ペン)監督。
一番が3つあるのはおかしいけど、3つとも一番だから仕方がない。
中でも「ぐるりのこと。」は情報を知るほどに観たくなる。
一組の夫婦の10年にわたる愛の物語なんだけど、夫が法廷画家
(ニュースで使われる法廷内の絵を描く人)という設定もあり、
93年から2001年の9.11テロまでの事件も物語の背景になるらしい。
私は以前からイ・チャンドン(ペパーミント・キャンディー)やポン・ジュノ(殺人の追憶)ら、
世界的に評価の高い韓国人監督が、
時代背景を物語に反映させることで、作品をスケールの大きなものにしているのを観るにつけ、
なぜ日本の監督はこれができないのかなぁ、と思っていたので、作品情報を見て、
“やっぱり橋口監督は世界レベルの人だ”と実感した。
1月にリリーさん(「ぐるりのこと。」主演)と話した時に聞いたんですが、
リリーさん演じる夫のキャラクターは、たぶんに橋口監督の理想の男性像だとか。
橋口監督の作品は、傷ついた女性が救われる話が多くて、とてもあたたかい。
公開規模が小さいので、福山で上映できるのは少し先(夏ごろ)になりそうですが、
それまでに、ぜひ前作「ハッシュ!」を観ておいてください。
この映画を観て何も感じない人とは、何もわかりあえないと思えるほど好きな映画です。
シネマモード上映スケジュール