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NPO法人 ナショナルトラストチコロナイ

広く募金活動を行い、寄付金で山林を買い取り、また山林所有者と保全契約を結び、森林回復の活動を行います。

参加者の感想

2014-07-06 21:13:23 | Weblog

  5月4日~5日にかけて植林・総会・山菜採りに参加された皆様、大変お疲れ様でした。1日目しか参加できませんでしたが私は畑で、山へ植林する苗木を抜いたり植え直したりの作業をお手伝いしました。天候にも恵まれ、例年にない桜が満開の元での作業は、とても気持ちがいいものでした。そんな中でお昼のお弁当は、山で食べるとまた最高!総会前のコロッケと鹿汁もおいしくいただきました。心もお腹も満足な一日となりました。ありがとうございました。

 私がチコロナイの活動に参加し始めたのは今から4年前、貝澤美和子さんからのお誘いがきっかけでした。それまでは、地元でありながらこのような活動の存在を知らずにいました。

小さい頃からアイヌ文化が身近にあり、当たり前の様に触れて育ってきた私ですが、山林について昔の環境とは大きく変化してきたことを知ったのは現在の仕事に就いてからでした。1本でも木が増えてくれるのであれば、微力ながら力になればと思い、参加をしています。次の年からは現在小学2年生の従妹とその母、私の弟も引っ張り出してみました。

 当時、幼い従妹を誘ったきっかけは、意味は深くわからなかったとしても、大人になって何十年か後にその木を見て、何か感じてもらえたらと思ったからです。私も参加をして実際に体験してみるまでは、種から木を育てる苦労が見えなかったのでわからない部分がたくさんありました。木が育つにはこんなに時間がかかるんだとか、生態系を整える意味でも整備や保全をする大切さ、多くを言えばそれらの手間を踏まえた上で、木は大切に扱われなければならないということを知ってもらえたらいいなと思いました。そして、アイヌ文化にもとっても重要な役割を果たす活動であることも、少しずつ理解につながればと思いました。

 総会で小川さんがナショナル・トラスト全国大会の報告をした時におっしゃっていましたが、道内の他団体との交流もあってもいいのかなと感じたり、行政や自治体をもっと取り巻いてチコロナイの活動が活発化していく方法はないかなと感じました。

 毎回、私も会報を楽しみに読ませていただいています。(自分が写っているかな?など)会報の「参加ができなくて残念」という声を読み、その方々のことも想いながら作業に取り組みました。もしももしも将来子どもができたら、この活動に参加をさせてあげたいなという希望も持ちつつ…。それでは、また皆様にお会いできることを楽しみにしています。    長野


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