NPO法人 ナショナルトラストチコロナイ

広く募金活動を行い、寄付金で山林を買い取り、また山林所有者と保全契約を結び、森林回復の活動を行います。

お知らせ

2018-06-29 22:00:31 | Weblog

苗畑の草取り•種採り•種蒔き

 

 日時 2018年10月21

    午前8時半〜午後4時

 

 昼食•保険は法人負担。

 小雨決行。

 参加希望の方は、10月15日までに事務局ま 

 で申し込みをお願いします。

 大饗朱美

  akemi-oae※pop02.odn.ne.jp

※を@に変えて下さい。

 


植林 2018年5月4日 参加者33名

2018-06-29 21:52:39 | Weblog

今年の連休の天気予報は、曇りと雨。4日の植林する間だけ雨は降らないで欲しいと

願っていました。おかげで、小雨程度で作業には支障ありませんでした。

朝8時半集合。ミーティングの後、軽トラの荷台に分乗して、山に上がります。

   小川さんから植林のレクチャーを受けて、作業開始です。

 

 

苗畑の苗が移植できる程の大きさのものが少なくて、松林から山取りしたマツも植えました。  

  子ども達が植えた苗は大きいですね。穴を掘るのも大変だったでしょう。

  山に上がった時は寒かったのですが、作業をしていたら暑くなりました。

  三井フォレストから苗木が20本寄付されたので植林しました。

  合計で約500本植えました。

 

 

 

 

 

宮本さんが、植林地にオヒョウの播種(はしゅ)試験をしていて、種から芽が出ていました。時間はかかるけれども、この様な方法もあるのですね。

 


総会

2018-06-29 21:48:46 | Weblog

 

2018年5月4日。総会が開催されました。

 来年は、理事改選の年になります。その時に、現理事•監査の退任そして新理事•監査の改選をしたいと理事長から話がありました。現理事の中で重任候補者は、最も若い小川理事一人となります。後の5名の理事と1名の監査は、新任が引き継ぐことになります。そして、事務局と会計も新任に引き継ぎを行います。理事候補者は、いずれも地元在住の方々で、年代がひと世代若くなります。来年の総会前の議案書で理事候補者の名簿を会員に提出して、総会で認証された後、各理事が就任を承諾して、新理事の誕生となります。そして、理事会で理事長が決定されるという流れになります。

 ここ数年、世代交代について話を詰めてきましたが、やっと来年には新しい組織ができあがります。できるだけの事を終えて、次に渡したいと、考えていました。山林買い取りも目処を付けて、管理道路も修繕し、植林方法、苗木育苗など、ほぼ道を付ける事ができたと思います。これらをベースにして、今まで私達の年代では、思い付かなかったアイデアで新しいチコロナイを築いていって欲しいと思います。


参加者の感想 2018年5月4日

2018-06-29 21:39:43 | Weblog

 

チコナイの植林

山菜取りの活動に参加して

岡山県  

 私が植林活動に参加した動機は、息子に普通の北海道観光では出来ない特別な体験をさせてやりたいと思ったからです。

 今年、息子は9歳になります。彼にとって、きっと良いタイミングだと思い、思い切って参加することにしました。

  夜勤明けの身体で、神戸空港から千歳へ。もう既に真っ暗。しかも、予想通りの雨模様でした。レンタカーを借りて、出発。先ずはお腹を満たそうと思っても、辺りは真っ暗で、コンビニすら見つからなくて、とても不安になりました。やっと見つけたコンビニで胃を満たしつつ、2時間弱で二風谷に到着しました。今晩は温泉には間に合わなくて、残念。ログハウスで大饗さんと神崎先生に会えた時はやっと安堵できました。すでに現地入りしている様々な国籍や年代の人達が、思い思いに交流しています。大饗さんが私と息子を紹介してくれて、皆さんの輪に入れました。イタリアから来たカロ、オースラリアから来たアシュリーは女同士と言うこともあり、意気投合しました。二人とも、日本語がとても上手で、びっくり。一緒に温泉に入ったり、お酒を飲んだりして、楽しかったです。そして、私ももっと英語勉強しないといけないなあと思いました。

 植林の日。北海道の朝は早い。4時にはもう明るくなっていました。心配していたお天気も何とか小雨程度ですみました。地元の方々、北海道内外から参加している方々が沢山集まっていました。結婚写真を二風谷でアイヌの民族衣装を着て撮影したという若いご夫婦は、妊娠8か月でもうすぐ出産を控えていて、お腹の赤ちゃんの為に記念樹を植えるとの事。なんて微笑ましいのでしょう。元気な赤ちゃんを産んでくださいね。息子も現地のお友達が出来て、みんなで大きな木を植えていました。軽トラの後ろに乗って、楽しそうで安心しました。植えた木々が成長するには随分と年月がかかるようで、伐採するのは簡単だけど、育てるのは大変だと実感しました。その日は楽しみにしていた温泉です。北海道の一足遅い桜を露天風呂に浸かって眺める事が出来て、最高に幸せでした。その夜、チコロナイの総会がありました。世代交代が課題のようで、今後も若い人たちでこの活動が引き継がれて欲しいと思います。親睦会では、アイヌの楽器の演奏も聞けました。ビールを飲みながら、皆さんとの交流がすごく楽しかったです。心に残っているのは、耕一さんの息子さんの太一さんのお話でした。アイヌの青年としての経験は、ここでしか聞けないお話だったと思います。

山菜採りでは、こごみやギョウジャにんにくなどを採りました。私自身、山菜採りを経験したことがないので、食べられるものを教えてもらいながら、採りました。子供たちはたくましく急な斜面を歩いています。息子は、現地のお兄ちゃんやお姉ちゃんに教えてもらいながら、山歩きを学んでいました。太一さんが大きな木の枝をブランコにして、息子を乗せてくれました。カエルを捕まえたり、鳥の巣を見つけたり、沢を歩いたり、活き活きとした表情が印象的でした。山菜の天ぷらをのせたお蕎麦は絶品。もう一度食べたいです。

 最後の日は、雨の中、千歳空港まで五郎さんと三人でドライブ。結局、北海道にいる間はずっと雨でしたが、不思議と外で活動する時は小雨だったり一時やんだりして、アイヌのカムイが見守ってくれていたのかなと思います。

 二風谷の皆さま、植林活動に参加された皆さま、どうもありがとうございました

 


参加者の感想 2018年5月4日

2018-06-29 21:36:01 | Weblog

 

北海道へ行って

岡山県 (小学3年生)

 

 僕は北海道で魚釣りをしたいと思って、北海道に行くことにしました。

 北海道でしたことは、木を植えた事。植え方を教えてもらって、初めは一緒に植えました。それから、2mぐらいのトドマツの苗を掘ってきて、瑛心くんとミッチーと眼鏡をかけた子と僕で、植えました。大変だったけど、みんなで頑張りました。頑張った後は、うれしかった。瑛心君に、「次、来るときは、長靴持って来いよ。」と、言われました。仲良しのアンジェロ君が今回は来てないから、友達ができるか不安だったけど、北海道の友達が出来てよかったです。使った道具や軽トラもみんなで洗いました。

 山菜採りをしている時は、お兄ちゃんやお姉ちゃんに教えてもらいながら、山を歩きました。瑛心君のお父さんが、大きな木の枝のブランコに乗せてくれて、楽しかった。お蕎麦がおいしかったです。その後は、みんなで泥だらけになって遊びました。

 楽しみにしていた北海道での魚釣りは、この時期はまだ雪解け水が冷たいから無理だと言われて、イワナ釣りの釣り堀に連れてってもらいました。竿を借りて、イカの切り身をつけて、釣り堀に入れると、直ぐに大きなイワナが連れて、15~18匹くらい釣りました。帰って、ストーブで焼いて食べました。沢山釣れて、うれしかったです

 最後の夜は、僕とお母さんともうすぐ90歳になる五郎さんの三人だけでログハウスに泊まりました。良い薪がなくて、五郎さんと二人で段ボールをちぎってストーブの中に入れたり、うちわであおいだりして、一生懸命に火をつけました。

 瑛心君と、また来るねって約束しました。