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NPO法人 ナショナルトラストチコロナイ

広く募金活動を行い、寄付金で山林を買い取り、また山林所有者と保全契約を結び、森林回復の活動を行います。

秋の活動実施報告(2020.10.18) 

2020-11-17 01:23:18 | Weblog

~秋の活動~ 

≪ 植林・山の散策 ≫

【日時】2020年10月18日(日) 午前8時30分~午後4時

【場所】北海道沙流郡平取町字二風谷

【人数】30名

【内容】苗の植替、幼木の植林、山の散策 ※終了後、「オオワシとオジロワシの現状と保全に向けた課題」を学ぶ

【植替】ヤマザクラ(341本)、トドマツ(73本)、アオダモ(11本)、モミジ(4本)、ツリバナ(1本)

【植林】ヤマザクラ(100本)、シラカバ(10本)

 今年も10月の森作業、終えました。
 今年は、春から続くコロナ禍の影響により、広く参加者を募ることをしませんでした。のはずでしたが、今回は30名の参加をいただくことができました。
 これは、もしかしたらコロナ禍によって、普段考えなかったことを考え直す時間が増え、環境や健康に敏感になった人が増えて来ている影響かもしれません。多くの参加者をいただくことができたことにより、進行に慣れない我々スタッフは、少してんやわんやになりましたが、それでも、午前の森作業と午後の森散策を通して、我々の守りたい川、森、環境のことについて、なるべく丁寧に伝えようと動いていたことにより、参加者の希望に添えるような時間を共有できたのではないかと考えております。
 また、今回は作業を終えたあとに、猛禽類の保護活動をしている獣医さんから、北海道に来る猛禽類の現状や、アイヌと猛禽類との付き合い方について獣医師の見地からも検証などについて、お話しいただき、新たな知見を得ることができました。
 今年は春から続くコロナ禍のため、様々な体験プログラムが中止になる中、チコロナイの活動に関しては、春も秋も実施することができたことは、とても幸運なことだったと思います。だからこそ、今年のこの経験を糧に、来年以降の活動を充実させることができるよう、スタッフ一同勉強を進めようと考えております。
 今後も、チコロナイの活動を見守っていただけるよう、よろしくお願いいたします。
貝澤太一
●当日の風景

青い空に白い雲。色とりどりの木々に秋らしさを感じました。

●集合

理事長の挨拶とスケジュール説明。今年はソーシャルディスタンスで。

●苗畑の作業

幼木の掘り起こし。植替え用430本、植林用110本、全部で540本を掘り起こす。

●植林作業(その1)

幼木を山へ運び、植え方を学ぶ。

新しい取り組みとして、周辺の草を刈らず、土を掘り返さずの自然環境下での植え付けを実施。

植え付けの場所は、実験的に古株や倒木、大きめの石の横など、エッジ効果が生まれやすい所にも植える。

植林する木は、荒れ地でも成長し大きくなるシラカバも。

いろいろ実験!

昨年植えた幼木。元気に育っている姿にほっこり。

●鹿防除柵

どうしても入りたいみたいですね。

ここは山に住む動物たちのエリアだから仕方ないです。 

●植林作業(その2)

幼木を鹿から守るため、1本ずつ網で囲う方法を実験的に行う。

●お昼ご飯

カレーを食べました。お茶は山の恵みをいただきました、エント茶です。

準備ありがとうございました。山の神様ありがとうございました。

●川の散策

工事をしている川に、サケが遡上。サケを見ながら、ここで卵を産むのは・・・

●山の散策

山に入る前に、恵みへの感謝と無事を祈る

●番外編

さつまいも掘りをしました。北海道なのに立派に育ってますね!

チャンチャン焼き中止になったからと、Ⅰさんからいただきました。

みんな喜んでました。Ⅰさん、ありがとうございます。

カムイチェプノミ、ありがとうございます。

●活動終了

●勉強会

「オオワシとオジロワシの現状と保全に向けた課題」を学びました。

 

Special thanks!!

ナマケモノ倶楽部さんが、今回の活動を取り上げてくださいました!

【チコロナイの森で感じた、自然と人間のつながり直し方】https://theslothclub.wixsite.com/2020/post/_1019


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