チコロナイの会員になって十数年、植林活動にはしばらく参加できていないのですが、今回、札幌でホームステイ中の高校生の2人の留学生と一緒に「山菜採り」を楽しませていただきました。
私たち夫婦は昨年も来させていただいてますが、留学生たちにとっては、初めは「???」という感じでした。
朝早く札幌を発ち、二風谷で車を降りての第一声が「エアーがフレッシュ!」(空気がきれい!)。そうですよね、大人も無意識に感じてはいたけれど、ほんとに新鮮な言葉でした!
ログハウスに入って、宿泊された皆さんにご挨拶して、朝食のおにぎりまでおすそ分けいただきました。気がつくと皆さん外に集合です。カムイノミはもう終っていたかも?留学生も子どもたちと一緒に軽トラに乗り、楽しい出発です。
コゴミ、キトビロ、それに加えて今年はモミジガサ(シドケ)も、ちょうどいい具合に成長していて、「お昼の天ぷらが楽しみ~」と言いながら、進みます。
ドイツから来たレアはイラクサを見て「これドイツで食べたことある」とのこと。オランダから来たエドウィンは斜面を登って太一さんに山菜の穴場をガイドしてもらっています。
それぞれの袋に山菜がたまって、気持ちもリフレッシュ、お天気に恵まれてよい時間を過ごすことができました。
後半は昼食です。貝澤さん宅の倉庫で、料理上手な皆さんがきびきびと昼食準備を進めていて、そこに混ざってお手伝いさせていただきました。山菜の下処理の仕方、天ぷらを揚げるコツ、うかがってきて、自宅で練習しています。米粉を買って、天ぷら粉に混ぜて、葉物を揚げるときは箸でしごいて衣を薄くして・・・とやってみるのですが、まだまだ美枝子さんの足元にも及びません!
それにしても大量の天ぷら、美味しくて、揚げても揚げてもどんどんなくなって、今年もお芋やニンジンは裏方の皆様のお口に入らなかったのでは・・・と気がかりです。
子どもからご長老までいろいろな方がいて、初めてでも温かく受け入れていただいて、本当にありがたかったです。
次回はもう少し、後片付けまで残りますね。裏方のスタッフのみなさま、おつかれさまでした。ありがとうございました。二風谷の一日を満喫させていただきました。
高田菜穂子