6月16日、広島市で「地球先住民ひろしま会議」が行われまた。
世界から13の先住民族が参加し、日本からは、アイヌ民族代表として貝澤耕一さんが参加しました。
平和公園では、各先住民族の人々が持ち寄った水を１つの瓶に合わせる「水合わせの儀式」が行われました。それぞれの先住民族の祈りの最後に、貝澤耕一さんがアイヌ語でカムイノミ（祈りの儀式）をしました。それを日本語・英語に訳し説明が付け加えられたので、参列者は、内容を深く理解することができました。
午後から行われた平和大聖堂での「アイヌ民族の現状と平和への貢献」についてのスピーチは、英語に訳され、他の先住民族からアイヌ民族についての理解が深まったとの感想がありました。
その後も日本人、外国人に囲まれ交流が広がりました。
この日の参加者は、約500名でした。
会場では、チコロナイのパンフレットも置き、多くの方に読んでもらうことができました。
松山五郎さんも台湾原住民の通訳として活躍されました。
私は、アイヌ民族と台湾原住民を招へいすることと
会議の予稿作成係りとして、この組織委員会に参加したおかげで、沢山の新しい繋がりができたことを感謝しています。
また、日本におけるアイヌ民族の存在の大きさをこの会議で、実感しました。
事務局
大饗