夕べから雨が降っている。

今、午後１時過ぎになって雨はやんでいる。朝から小説を読むのに夢中になっていてパソコンを開けていなかった。そして携帯の電話でもう11時になっていることに気がついてパソコンの前の机に座って雑務をするともう12時である。
そしてまだ12時半と思っていると１時過ぎている。
明日は早い。５時半に起きないと間に合わない。
大変きつい。が仕方がない。
20代のころ源氏物語の本、それも何千円もだして分厚いのを１冊購入したが古典の文学は古典の言葉使いで読むのが困難で何ページも読まないで本棚の飾りになっていた。それを家の大掃除に捨ててしまった。
そして先日、テレビで読みやすいということを誰がいっていた。
それならと本屋さんに行って文庫本を探した。
そして見つけた。読んでいると古も恋心は同じである。
こんなに燃えた文章の書き方も現代版の小説と同じである。
そう思いながらよんでいるが若いときにこの小説を読み下すことができていれば私の人を思う気持ちも変っただろうか。
今はそんな気持ちも失せてしまってただひたすら健康で元気にいられることに感謝をしている日々である。

あんなに恋焦がれた若い時代からはるかにはるかに遠くなってしまった。
先日、高校時代の女友達にあったとき女友達は「ヒラカワも恋していたときあったやんか。私知っている」と言った。
そんなこともあった。けれど日本人との結婚は絶対に駄目だった。付き合っていることがわかった親はさっさと見合いさせて結婚させてしまった。
恋というものに不完全燃焼のまま生きてきた。
不完全燃焼は仕事の中で素敵だなと思ったとしても勇気も度胸もない私は片思いでみんな終わっていた。
そうして年を重ねてくると私も枯れ草になってきたのかそんなことも少しずつ遠くに押しやっている。
今はただ元気でいることに感謝している。
そしてもうだれも振り向いてくれない年齢になりぶたみたいに太ったのでそんなことからも消え失せてしまった。
ただ穏やかにすごしている。
夫とはささいなことといつでも喧嘩している。
そんな日々だが元気で穏やかに平凡に過ごしていることにこれでいいと思っている。ブランドものにも関心がない。宝石などの装飾にも関心がない。
ただ本を読んで文章かいているだけでいいとお持っている。
明日は朝からきつい仕事だが仕事事態は苦にならないが５時半起きはきついな。