鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

8月20日、木曜日、真夏の日差し。

2009-08-20 10:47:35 | 直言!
韓国のソウルでは昨日34度の気温になったといて日傘をさす市民たちの様子が新聞に掲載、インターネットの新聞で見た。

今朝は笑福亭銀瓶さん高座の案内の原稿、笑福亭銀瓶さんからメールで送ってきたものを整理して画面にセットアップした。
ジャーナリスト・ネットの案内、チケット販売に多少の良い影響があると見ている。笑福亭銀瓶さんがメールで送信して下さるが現場とネットの連載原稿に追われていると時々案内できないこともあって申し訳ないと思っている。
昨日受信したメール、今朝なんとか整理して送ることができた。
一昨日は映画監督の河瀬直美さんの映画上映会を画面で紹介した。
河瀬さんのことは奈良市内に住んでいるので気になりながらも民団新聞にはあまり関係することがなかったので町のイベント会場であっても名刺交換をすることがなかった。
そして桜井市と在日韓国人と古代史を通して河瀬さんは韓国全羅南道全州の映画関係の支援を受けて映画を作られた。時間にすると短い。40分足らずである。桜井市の一般市民も多く映画に出演されたことから4月の終わりだったのか5月の初めだったのか桜井市民会館で初めての上映会が行われた。後にも先にも上映はこれ一回限りである。
桜井市の上映会に顔出ししようと思ったが他の現場が入っていかれなかった。
そして民団新聞編集局関係者から河瀬さんの取材要請が入った。
それから急いで取材要請をして関係者に取材してインタビュー形式の取材をすることになった。
そんなことで近鉄奈良駅近くにある事務所「組画(くみえ)」に訪問した。
初めての名刺交換になった。テレビ出演をしている河瀬さんはメイクをしているが事務所にいる河瀬さんは素顔、まだまだ若くて黙って道を歩いておられたらわからないほどである。しかし静かな人の中に持ち合わせた才能が秘められているのだろう。息子と生まれは同じだが息子は早生まれで1学年上である。
子どもたちの過ごした時代背景が見えるようだ。

朝からまた月曜日連載の原稿をパソコン入力した。
半分仕上げた。また半分仕上げて見直さないといけない。
途中でおいて今日のブログを書いている。
今日と明日、家にいて22日は2つの現場のかけもちになる。
また忙しい現場になりそうだ。
そして自宅に戻ると原稿を作成しないといけない。

朝にまた同級生から電話が入った。
同級生との昼ランチの日程と時間、また楽しみにしよう。

韓国の故金大中元大統領は6日間の国葬に決定したと今日の韓国の新聞、インターネットで掲載されていた。
大統領を引退して寿命でなくなったのはこの大統領と最初のころの大統領だろう。朴正煕元大統領は側近の暴発で亡くなった。
韓国の暗黒の歴史とも言える米ソ冷戦構造時代を送ってきた。奥さんは生野区在住の在日2世に暴発されている。この指示も朝鮮総連その前に北朝鮮という構図になってくる。在日コリアンもそう。南北分断国家という中で悲壮な体験をたくさんしてきた。
この責任は大きい。
誰が南北分断をしたのか。歴史をたどる必要もあるのではとついふと思ってしまう。敗戦間際の日本は何を考えていたのだろうか。アメリカは、ソ連はイギリスはと何を考えて分断国家にしたのだろうか。
日本が朝鮮半島を植民地支配した歴史は今も韓国も北朝鮮も在日コリアンも引きずって生きている。
南北分断のことを長い間、言葉にしないできた在日コリアンも多くいた。
私の父親も民族組織から距離をおいてひたすら日本の会社で働いてきた。
自分の居場所は日本政府が作ったところで居場所を確認して生きてきた。日本政府がしたある日突然の「外国人とみなす機構」に不本意で何かあると日本政府のやり方を批判していた。一方的に排除してきた在日コリアンに対する日本の政策に批判していた。
日本は敗戦後、自国の国民さえ食べることもできなかった時代だが、日本植民地支配に対して責任と謝罪があるなら日本に住んでいる在日コリアンの処遇問題には温かい手をさしのべなければならなかったはずだ。それが冷たく突き放して排除してきた。日本はけっして単一民族ではないのに単一民族国家とのたまう総理大臣もいた。いかに日本国策は歴史教育がされていないのか世界の国に知らしめることになった。

金大中元大統領も日本植民地支配に翻弄されそして南北分断国家に翻弄されてきた。しかし北朝鮮のリーダーの読みは甘かった。
莫大なお金が北朝鮮に渡った。そしてそれは核開発に使われていた。
いや、金大中元大統領は核開発に使われていると知っていたかもしれない。もし自分が生きている間に統一すると見ていたのだろうか。統一すれば韓国のものになると思ったのだろうか。統一はそんなたやすいものではないだろう。これからも幾多の困難を乗り越えていかないといけないだろう。

それが読みが甘かった。核拡散防止運動が展開している中でアメリカが背後にある韓国、けっして核は持てるものではないだろう。
このへんの見込み違いをした金大中元大統領だった。
これ以上難しいことは私の浅学非才では論理できない。

長いことパソコンの前に座っている。
休憩です。

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