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鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

今日は仕事、京都地裁で。

2006-06-08 08:48:10 | 直言!
日本政府は在日韓国・朝鮮人に対して国民年金の加入を認めなかったのに1982年、難民条約に批准して国民年金に加入することができた。
しかしである。年数が足りないのでカラ年金を払うかそれでなかったら支払っても年金が受給できないという措置をとった。
そしてその後時代は変わり、中国残留孤児の帰国者、沖縄返還で沖縄の市民たちはカラ年金は国が補償して国民年金の加入で年金を受給できることにした。
どうしてこのとき日本人と同じように在日韓国・朝鮮人は経過措置の待遇をしなかったのか。歴史背景にある「在日」である。現実をしっかりと見極めてほしかった。
これは感情的に日本政府はだだ朝鮮人が嫌いとしか見えない。
子息が事業に成功して息子が生活費を渡せる人はいいがそうでない人も多くいる。一人暮らしの高齢者も多くいる。
しかたがなく生活保護の受給者になる。
けつして怠惰にしているわけではない。
働くだけ働いてきた。1世は自分のプライドにかけても生活保護受給者になりたくなかった。しかし70、80歳になると働くところもかぎられて来る。病気にもなる。そして在日同胞高齢者のデイサービスセンターも少しづつだが充実してきた。
介護に当たる人たちがこうした生活保護制度も生かせるように尽力している。
こうした現実を把握しないで在日コリアンの特権として「生活保護受給」の批判を名無しの権兵衛で私のネットの原稿に多数に書き込みをされた。
ある政治家、名前を出さないで批判すると2日で2千件という書き込みになった。
日本の学校教育で欠けた教育、隣国の歴史、植民地支配した歴史を把握していない人たちの知識をまざまざと見せ付けられた。
そしてその政治家がもっと嫌いになった。あなたも隣国のことは何もしらないと見て取れた。とりまきはそうだからあなたも同じムジナと考えて大嫌いになった。
なぜ朝鮮半島が38度線に分断されているのか。
このところ学校教育で指導することで日本が植民地時代、隣国に何をしたのか子どもたちに教えていくことをしなければならい。隣国の痛みを教えない学校教育、日本の繁栄だけを見てきた子どもたち、自己中心的で自分さえよければいい。
「村上フアンドも現在の政治家たちも同じ」と先日の病院の待合室で待っている人たちの男性の会話で聞くとはなしに聞いているとこんな言葉が聞こえてきた。
「儲けることが何が悪い」といった村上氏の記者会見に思うことは現在の政治のありようにたとえて批判していた。ルール違反しても何をしてもいいのか。これが現政治家のモラルであると病院の待合室の会話だった。男性たちはするどく批判していた。
広島の原爆で被害者だが隣国には多くの加害者をふりまいてきた。
被害者で加害者というありのままの日本国を子どもたちに教えてもらいたい。
そうすればなぜ、1世が無年金で裁判所に意見陳述の原告になるのか。
そして生活保護をうけなければならない現状を知っていくこになる。
そうすれば無知な書き込みもなくなるだろう。
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