この風景、あのSLを見て、あ、新橋だ!って思ったヒトは、オヤジです。
去年のクリスマス前なので、イルミネーションがあったりします。
この広場にあるビルが、
NEWしんばしビル。
この地下街がすごいんです。
オヤジアレルギーのヒトは避けたほうがいいです。
アニ、太田和彦センセイが『東京 銘酒肴酒場』で大きく取り上げていました。
東京銘酒肴酒場―古典酒場探訪ガイド (SAN-EI MOOK)(2008/11/17)不明商品詳細を見る |
【戦後闇市の頃から愛され続けている名店】
ニューニコニコが店を構えるニュー新橋ビルが建つ遥か昔、戦後の闇市があった頃に、現在の店長の父と叔父で始めたのが、このお店のそもそもの始まり。その頃は、今で言うところのJR新橋烏森口辺りでお店を出していたのだが、その後お店が四つに分かれたのだそうだ。その一つがこのニューニコニコ。
戦後から残るメニューで、今なお人気が高いのが牛の腸のみを入れた「煮込み」だ。
現代の味覚に合わせるため、多少あっさり目の味付けにしてあるというが、実際に口にしてみると濃厚な旨味が感じられる満足の一品。これよりも濃厚な味付けだったと言うことは、戦後必死に働いて疲れた身体を癒すためだったんだろうな。つくづく今ここで平和に呑んでいられる幸せを噛みしめてしまった。
――途中省略――(本を買って読んでね)
そして呑兵衛に何より嬉しいのが、朝十一時半から呑めること。前述の通り、気配りが一級品のお店なので、お昼から呑んでいても心地よく呑むことができる。そういえば目の前のあの人、お昼からずっといるなぁ。新橋にお店は数あれど、こんなに長い間、愛されている店も珍しいだろう。五十年後もきっと変わらず、新橋にこのお店はあるんだろう。
こういう↑ハモの板わさなんてものでが出来るようになったら、あなたも新橋族の仲間入り。
でも、ぼくはまだ若輩者だから、
レバ刺で。(注:肝臓の悪いヒトはレバーはなるべく食べないようにしましょう。鉄分がよくないらしいです)
そしてストレス解消のためにタコ。
どうです、オヤジ度満喫しましたか?
この地下街、以前テレビで見てわかったんだけど、この区画って以前地上にあったまんまを地下に再現したんだって。むかしの地図と比較すると、ほとんど変わりないんだよ。
そういえば、タモリ倶楽部で甲類の焼酎をいかに旨く飲むかの実験も、この地下街で行われてたっけ。(店の名前忘れちゃったけど。今度調べて行ってみようかなぁ)
では恒例になりました本日の脳内JAZZは、
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