この一年、セッションもライブも楽しい事の連続でした。
昨年以上にたくさんの人に出会い、たくさんの新しい経験ができました。
時に私のわがままを聞いてくれ、勇気付けてくれ、慰めてくれ、叱ってくれ、応援してくれた全ての方々に感謝・感謝です。
今日は、セッションのハシゴ。
2軒目、高田馬場の某ライブハウス。久々に若者いっぱいの元気なセッションだった。
ヴォーカルさんも楽器さんも、とても楽しそうで、繰り出される音たちもガンガン鳴ってた。そこには、囁くような途切れるような繊細な音は無く、ひたすら音の洪水が押し寄せて来る。その中で、うれしくてしょうがない自分がいる。
なんだろうこの感覚。
なんか、がむしゃらに内なる音を探しているように見える若者たちを見ているのがとても楽しかったのだ。確かに荒削りで、まとまりがなく、バラードは「んっ?」って感じが拭えない。でも自分の中に、忘れかけていたものがよみがえってくる感じ。
「忘れかけた」だけで「忘れ去っていた」ワケではないけれど、「人前で歌う」ということを何度か繰り返すうちに、「キレイにまとめよう」とか「うまく聴かせよう」とかしていなかっただろうか…。もしかしたら生き方そのものまで「そろそろ、歳なりにシブクいくべきだ」と決め付けていなかっただろうか…。
よかった、1年の終わりに来年の課題を見つけたぁ。
もっと自由に、もっと過激に、もっと自分を解放して…ですね。
(グフッ、それ以上解放してどーすんねんという天の声が聞こえてきそうではありますが…ははは)