☆キャリーでおでかけ☆ ym5632ym@yahoo.co.jp

保護施設で過ごしていたチロル♀(当時3歳9ヶ月)
2014年 1月24日(金)に
我が家の一員になりました♡

私達にできること 3

2016年05月19日 | 出会いと経緯

パピーミル崩壊により 保護団体の方にレスキューされたチロル。

パピーミルはブリーダーやペットショップなどで
時には怪しまれないように男女連れで来て
夫婦を装い 犬を手に入れます。

チロルはペットショップ経由だったようで
マイクロチップが入っていました。
なので生年月日などがわかっています。

保護されたワンコたちは あらゆる手当てなどを受けますが
マイクロチップの確認も必ずするそうです。

パピーミルの現状


この写真はまだマシなものを選んでいます。

この状態で何年も繁殖を繰り返し
生まれた仔犬は、自らをブリーダーと名乗り販売
あるいはペットショップに流します。

しかも普通分娩ではなく
時期をはかり帝王切開で仔犬達を取り出します。
その手術も手荒く酷い状態です。

食事は 一週間~10日おきに(これも定期的ではなく もっと空く事も)
パラパラとドッグフードを投げ入れるだけ。

写真ではトレイにシートのような物が敷かれていますが
トレイもシートも無く 上のケージのワンコの糞尿が
下のケージのワンコに垂れ流しなんて場合もあるのです。


この状況からレスキューされたワンちゃん達が身を寄せる保護施設。
そこには 一般の家庭から連れて来られたワンコも沢山います。

面倒になった・いう事を聞かない・もう可愛くない・思っていたより大きくなった・飽きた…など
理不尽な理由で連れてくる勝手な人間達。

でも私は決して
「ペットショップやブリーダーからではなく、保護施設から犬を引き取って飼って下さい」
なんて押し付けの気持ちはありません。
どこから迎えても命に変わりはありません。
自分が思う形で 出会いのチャンスを選択すればいいと思ってます。



私達にできること…。
それは今 私達の目の前にいる可愛いワンコを
終生まで大切に育てること。

「不幸なワンコを増やさない」
これが ボランティアのお手伝いの第一歩だと
私は思っています。


最後に
長い話や 見るに耐えない写真を載せて
不快にさせてしまったなら申し訳ないです。

皆さんのワンちゃんが いつまでもずっと
今の幸せが続く事を願っていますし、
こんな私ですが 皆さんと一緒に
楽しいワンコライフを過ごしていきたいと思っています。

どうぞ これからも よろしくお願いします。



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私達にできること 2

2016年05月19日 | 出会いと経緯

我が家へ向かう車の中
抱っこされたまま大人しいチロル。
まずは 車酔いしない事に安心しました。



家に帰る前に向かった先は
いつもお世話になってる獣医さんの所。

あちこちにハゲさんだらけ・歯石もいっぱい・回虫も気になるし
出産ばかり繰り返されてるので
色んな事の相談・検査・今後についてなどを決めて帰宅。

「ここが今日からチロルのお家だよ」
家に入ってもブルブル震えて足元に立ったまま動かず。
「ここへおいで」と主人がこたつに入って膝に乗せ、
テレビをつけたら驚きまくり。
色んな音や動きにビクビク・ブルブル。

ついて歩いては 私の顔を見上げてるばかり、
何をあげても食べず 一睡もしません。

おいで…

「初めて見る物ばかりだね、家も外の世界も。
ビックリしたね。
ずっと寂しかったの?辛かったよね。
私もね 病気でポロちゃんが亡くなって辛くて寂しかったんだぁ。
こうやって抱っこしてたんだぁ いっつも。
あったかいでしょ。私もあったかい…。
もう大丈夫。もう何も怖くない。
ずっとずっと一緒だよ。」

…涙が止まらなかった。

それから一緒にお風呂に入って
一緒にお布団に入った。
チロルが初めて横になってくれた。
抱っこするように添い寝して
チロルにとって初めての
私にとって懐かしい
温もりを感じながら朝を迎えた日。

そうやって 共に支えあって辛さを乗り越えた日々。



今では 好きな時間に好きな場所で好きな事をしているチロル。
ちょっと変わり者で 大人しいけれど
普通のワンちゃんと変わりなく暮らしています。

我が家に来て約2年と3ヶ月
6歳になったチロル。
保護犬たちは よく「推定○○歳」と記載がありますが
チロルの生まれた日がわかっているのには
理由がありました。



へ続く…


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私達にできること 1

2016年05月19日 | 出会いと経緯





チロルと出会った2014年1月24日。

多頭飼いだった最後のワンコのポロンを看取って2ヶ月足らず…
落ち込む私を元気づけようと
主人に連れられ寄った施設にチロルがいました。

「次に迎えるなら是非 施設から」と決めていた私でしたが
まだポロン以外を受け入れられる気持ちはなくて…。

ところが 主人が突然
「この子 連れて帰るよ!とても良い子だ。お前 手続きしといてくれ、俺は外のランで遊ばせてるから。あっ 首輪が無いな、コレ貰うわ お金払っといて!」

こんな感じで強引に決めた主人。
「まだ無理…ポロちゃんでないとイヤだ…」
っていう私の気持ちは全く無視。

今思うと 余りにもペットロス状態がヒドイ私に
新しい子が来れば立ち直れると考えた
主人の策略だったのかも知れません。

その時 主人が選んだ首輪とリード


外のランで 歩くのも怖いチロルを
一生懸命「おいで!大丈夫!」って
励ましながら戯れる二人の姿を見てて
施設の方に「お願いします」と伝え
手続きの用紙に記入した私。

3歳8ヶ月まで外の世界を知らず
小さなケージの中で育ってきたチロル。

車に乗って我が家に着いて
新しい犬生がスタートする事になりました。

へ続く


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