星に足はないけれど
足のない生物にも
足のような器官があることも
あるのだから
星にだって足があっても
別におかしくはない
そんな星の足をなぞるように
作品を作っていく
いつしか足は目になって
夜空に煌めくことになろうか
なるまいか、足は目で目は足で
そんなあり得ないことができるのが
触覚的に空想を幻視するということなのだと
*
画像は石粉粘土、ジェッソ、アクリル絵具
で制作したオブジェ『star myriapod』です
反対側にタコの口をした
違う顔があります
(先月辺り野外撮影したものをご紹介しております)
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空蝉に吐息隠せど空に散り