『腸・美人』 通信

『頭とおなかの中』に地震と災害が一度にやってきた。そして、健康を創る自分に変化した。現在、おなかの「免疫力治癒力」育成。

開運・良縁・平和安泰の神仏様「布袋尊(ほていそん)」

2011年07月02日 08時59分10秒 | Weblog

 遊歩道より一際高いところに布袋和尚が堂々と鎮座している。福徳円満の神といわれ、ふくよかな笑顔に、大きな布袋をたずさえた姿で、ありのまま(楽天的)に生きてきた実在の僧と聞いている。でっぷりと太った体格、垂れ下がった耳たぶ、大きく出っ張ったおなか、しかし、大きな布袋が見当たらない。右手に・・・徳利?…左手に…さかずき?…体のところどころに緑色の苔がくっついている。湿気が多いのだろう。とても疲れているようだが、豪快な笑顔…!一説によると中国では弥勒菩薩の化身として信仰されていると聞く。

 岩をまたぎ、転石を橋台にジグザグにコンクリートの橋(幅員80cm~100cm程度)が架かり、その橋をそろりそろりと渡り川の中ほどまできてみると、アーチ型の石橋が見えその向こうに滝が…「雨竜の滝」と名前がついている。川の中から両岸の絶壁を眺めると、何と原生林や岩が私に迫ってくる。猿飛佐助の世界がここにはある。木から木に飛び移り、岩から岩を走り、ここと思えばまたあちら…!山田風太郎の小説の中に出てくる世界が中津渓谷に描かれている。急いで橋から石段を駆け上がり、石橋を渡りきった滝のそばに身を寄せた。やわらかい滝の飛沫が頭の上から降りかかる…!…元気をいただいた…!

 七福神の出身国は当時の三国といわれていて、インド、中国、日本の神々が集まっているという。インドは、毘沙門天、弁財天、大黒天。中国は、福禄寿、寿老尊、布袋尊。日本からは恵比寿天が参加しているという…!…七福神は参加型なのだ…!しかし、人間の一番弱いものを補う力を持っているのが七福神なのだ。一つに「寿命」(命がある長さ)であり、二つに「有福」(福があること)であり、「人望」(尊敬・信頼・期待)であり、「精錬(せいれん)」(心が清らかで私欲がないこと)であり、「愛敬(あいきょう)」(にこにこして可愛らしいこと)であり、「威光」(人がおのずから敬い服するような威厳)であり、「大量」(心が広く人を受け入れる態度。大きな度量)であると説かれている。

 その七徳を体現されているのが七福神であって、社会に尊崇(信仰)される発端であるといわれているのだ。何はなくとも、自然があれば…心が清らかであれば…七福が宿る!……“人は、人それぞれに与えられた運命がある。それは、生まれながらにして具(そな)わったもので、素直に受け入れて生きていくしかないと思う。不満や不平等や不公平、それに、喜びや悲しみを背負うこともあるだろう。しかし、それが宿命だと思ってそれに絶え、自分の運命に逆らうことなく、また、他人の個性を尊重しながら、命のある限り素直に生きていくことが人生ではないかと考える”七福神から学んだ「氣学」と「神学」のすすめ…?
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