今治到着20時、玄関に「チョッコリ」と座らせてみた。夫婦のようであり、親子のようでもある。お父さん「たぬき」は、両足を踏ん張って、右肩に徳利を持ち上げている。その徳利には「信楽たぬきの八相縁起(円の中に八)」と書かれている。まさに、大黒柱のお父さんという姿である。大きなシッポ、しっかりとした足どり、徳利を持ち上げているしっかりした腕、未来を見つめているような活き活きとした目、ちょっと首を傾けたひょうきんなしぐさ、どれを取っても、愛想の良い顔が全てを丸く治めてしまうような姿になっている。
その隣りにいる「お母さんたぬき」は、何か言いたそうで、何か言葉を待っているようで、気合を入れている「お父さんたぬき」のそばで、緊張がほぐれ自然体で立っている姿は、愛らしさが漂っていて、何かほんわかした雰囲気をかもし出している。そんな愛嬌のある「たぬき」なのです。自宅の一番居心地の良い庭園で、楽しく遊んでほしいと思っています。
山の大きな木の下で昼寝をすると、何と爽快な元気が湧いて来ます。「疲れているときは、木に抱きついていれば元気がでる」と母によく言われました。それは、酸素とマイナスイオンとの合成で「氣」の治癒力が身体に宿るからなのです。健康を創りましょう。