「あなたの期待にそえなくて」の一日が始まった。「肱川あらし展望公園」の進入路には、アジサイが植えられているが、花の咲く時期までには一ヶ月あまりかかりそうである。展望公園にある展望台から見る肱川の河口は、大洲盆地で発生した冷気が、霧を伴って肱川沿いを一気に流れ出す壮大な模様を見る絶景ポイントである。白い霧を伴った冷たい強風が、河口から海面ヘと噴出す様子、それを地元の人は「肱川あらし」と呼ぶのである。まさに、自然が織り成す融合の世界がここにあるのだ。私も二度は経験しているが、それは、河口に架けられている333メートルの橋の上での体験!!しかし、いまは「あらし」の言葉さえ消えている。
坂本龍馬脱藩の足跡が長浜にはあるという。高知から山を越え伊予の国の肱川を下り、長浜から船に乗って・・・・・・・・・!!という歴史がここには在ると言う。そんなことを考えながら、160メートルの高さから一気に海岸まで下がり、肱川の右岸堤防を大洲に向い、肱川にかかる出石橋を渡り、豊茂に入る。ここまでは昨年の暮れ「金山出石寺」を目指して来たが、雪のためここで断念した。その時は、イルミネーションが設置されていて、光を見ないうちに引き返してしまったが、いまは、道路側の花が奇麗に咲き誇っている。
朝が早いせいか、この道路は私が借り切っているようだ。崖の上に「人面岩」が見える。なるほど、岩が顔に見える。それも朝鮮半島から渡ってきた偉人の顔ようでもある。少し広い三叉路「郷の峠」に出た。標高は660メートル。空気よし。森林浴よし。長浜から、大洲、八幡浜からの交差で、ここからが「金山出石寺」の入り口なのだろう。この交差点・・・覚えている・・・・・・若かりし頃を思い出す。仕事で、そして、PTA研修で・・・・・・その頃は、まだまだ仏のこと等知らない世界・・・?
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