昨今の第二次世界大戦中の様子を描いた日本映画を見まして・・ちょっと考えました。
かっこいい最近人気の男性俳優さんが主人公で、日本軍の兵隊さんを演じているものもたくさんありますね。
実際の当時の日本人を考えると、今の俳優さんが演じているような、八頭身で手足が長く、掘りの深い洋顔の日本人は当時はほとんどいませんから、きっとガッツ石松さんみたいな感じの兵隊さんばかりだったことでしょう(w)
まぁ、背格好はしょうがないとして・・。
髪型です・・当時の日本軍に、長髪がいたでしょうか?
帽子の耳からはみ出るほどの長い髪。
言葉使いもしかり。
会話中に英語がたくさん使われます。
外国語の書かれた手紙をラブレターのように受け取って、それをお守り代わりに出撃する・・また、それを軍隊の中で他の兵士に平然と見せる・・。
当時の時代考証からすれば、まず考えられない状況です。ストーリー上の演出なのでしょうか?
また、かわいい女優さんの演ずるもんぺ姿の女の子。
当時の、三つあみをアップにした髪形にはしていますが、お化粧がおかしくないでしょうか?
細い眉に、バチバチの付けまつげ、グロスたっぷりの口紅。
日の丸のもと、死を覚悟した帝国陸軍の兵士が細~く整いすぎた眉・・。
潜水艦の中で何日も過ごしているはずなのに、真っ白なおろしたてのような制服・・。
どうしても違和感があって、納得できない私です。
トンチンカンな時代考証を承知で作っている映画なのか?
それとも、作り手が若すぎて、当時をしらないのか?そうだったとしても、誰も気が付かないのでしょうか?せめて、スタッフに50代くらいの人がいれば気が付きそうなものですが・・。
戦争はもっともっと汚くて、生臭くて、最悪な状態で、どうしようもなくて、重苦しくて、そういうものなのです、きっと(私も知らない世代ですが・・)
感動的なストーリーだけ描くとして、そういう部分をカットするとしたら、「戦争を賛美」することになりはしないでしょうか?
・・と、納得できないのです。安易な戦争映画を作ってはいけないような気がするのです。
ハリウッドで作られた映画に出てくる日本軍兵士が、日本人の作った映画よりずっと当時に近い。予算の問題だけでしょうか?
以前、私はランボー4を映画館に見にいって、あまりの残虐シーンに始めの15分くらいで我慢できなくなり、席を立ってしまいました。映画は最後まで見ることが出来ませんでしたが、私に席を立たせたその監督に、あえて私は拍手を送りたい。戦争とはそういうものなのです、きっと。
かっこいい最近人気の男性俳優さんが主人公で、日本軍の兵隊さんを演じているものもたくさんありますね。
実際の当時の日本人を考えると、今の俳優さんが演じているような、八頭身で手足が長く、掘りの深い洋顔の日本人は当時はほとんどいませんから、きっとガッツ石松さんみたいな感じの兵隊さんばかりだったことでしょう(w)
まぁ、背格好はしょうがないとして・・。
髪型です・・当時の日本軍に、長髪がいたでしょうか?
帽子の耳からはみ出るほどの長い髪。
言葉使いもしかり。
会話中に英語がたくさん使われます。
外国語の書かれた手紙をラブレターのように受け取って、それをお守り代わりに出撃する・・また、それを軍隊の中で他の兵士に平然と見せる・・。
当時の時代考証からすれば、まず考えられない状況です。ストーリー上の演出なのでしょうか?
また、かわいい女優さんの演ずるもんぺ姿の女の子。
当時の、三つあみをアップにした髪形にはしていますが、お化粧がおかしくないでしょうか?
細い眉に、バチバチの付けまつげ、グロスたっぷりの口紅。
日の丸のもと、死を覚悟した帝国陸軍の兵士が細~く整いすぎた眉・・。
潜水艦の中で何日も過ごしているはずなのに、真っ白なおろしたてのような制服・・。
どうしても違和感があって、納得できない私です。
トンチンカンな時代考証を承知で作っている映画なのか?
それとも、作り手が若すぎて、当時をしらないのか?そうだったとしても、誰も気が付かないのでしょうか?せめて、スタッフに50代くらいの人がいれば気が付きそうなものですが・・。
戦争はもっともっと汚くて、生臭くて、最悪な状態で、どうしようもなくて、重苦しくて、そういうものなのです、きっと(私も知らない世代ですが・・)
感動的なストーリーだけ描くとして、そういう部分をカットするとしたら、「戦争を賛美」することになりはしないでしょうか?
・・と、納得できないのです。安易な戦争映画を作ってはいけないような気がするのです。
ハリウッドで作られた映画に出てくる日本軍兵士が、日本人の作った映画よりずっと当時に近い。予算の問題だけでしょうか?
以前、私はランボー4を映画館に見にいって、あまりの残虐シーンに始めの15分くらいで我慢できなくなり、席を立ってしまいました。映画は最後まで見ることが出来ませんでしたが、私に席を立たせたその監督に、あえて私は拍手を送りたい。戦争とはそういうものなのです、きっと。
なので、ちづさまのいうドロドロに一票!
美化してはいけません
手入れはしてなくても、イケメンはいたと思いますがね・・・
ガッツ石松にはウケました
でも皆、胸板の厚い逞しい体つきでしたね。
今でいう作られたホソマッチョではなく、れっきとした働く男、肉体労働系の体つきでした。
NHKの「兵士の証言」観ました。
60数年たった今でも、当時の話をするおじいさんは泣いていました。多くの戦友が亡くなったなかで、自分は生きて帰ったことが申し訳ないと。
また、ガダルカナルでは、必死に戦っている兵士に状況は何も知らせず(この時点で海軍はミッドウエー等で敗れ制海権を失っていた)、援軍を要請しても本国では敗残兵扱いとし、聞き入れなかった。
結果、負傷した場所に蛆をたからせての退却や、無謀な突撃による玉砕、生きるために戦友の肉を食らうなど凄惨な状況となった。そこにいた兵士のほとんどは徴収された人々で、だれも好き好んで戦っていたわけじゃない、でもそうせざるを得なかった人々、誰も責めることはできない。
テニアンでも、逃避行の際に子供が泣くから米軍に見つかるので殺せと軍人に言われ、両親が目の前で妹と弟を撃ち殺したという話を慰霊団のおじいさんから聞いた。その軍人はその後、他の軍人に「民間人に対してなんということをしたのだ!」と、射殺されたとのこと。
何もかもが狂っている、それが戦争なのでしょう。
話はコロッと変わりますが、「心はいつも太平洋」にリンクしてもいいですか?
きっとそれはちずさまが書いているイケメンに目パチパチにグロスの俳優さん女優さんが出てるからだと思います。
そんな理由でも今は学校ではほとんど教えてくれない戦争の事をテレビやスクリーンを通して少しでも興味を持ってくれればいいかなぁと思います。だって私ですら戦争の事を教えてもらえてない時代に育ってきてるので子に語り継ぐのは正直難しいです。
もも様、確かにガッツ石松さん見たいな俳優さんがいっぱい出てる映画じゃ、若者は見ないですねぇ・・(w)
やっぱりまずは若い世代に、戦争中の出来事に興味を持ってもらわないとはじまりませんね。
バンダナおやじ様、リンクの件、こちらこそお願いいたします。「掘ったら菓子!」にも「心はいつも太平洋」リンクで載せさせてください!