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Bリーグ一年を振り返って

2022-06-04 18:43:56 | バスケットボール
「控え」から上り詰めたMVP 川崎ブレイブサンダースの藤井祐眞

6/3(金) 22:27配信・朝日新聞デジタル

 プロバスケットボールBリーグは3日、2021~22年シーズンの年間表彰式を開き、リーグ戦の最優秀選手(MVP)に川崎ブレイブサンダースの藤井祐眞(30)を初選出した。

 藤井は、ともに3年連続3回目となるリーグ戦ベスト5、ベストディフェンダー賞も受賞した。

 藤井が初めて年間表彰を受けたのは、リーグが始まって2季目の17~18シーズンだった。

 当時はまだ控え選手としての出場が多く、「ベストシックスマン」での受賞だった。

 そこから徐々に頭角を現し、19~20年シーズンには初めてベスト5に選出された。

 今季はチームの主将も任された。

 同じポイントガードで元日本代表主将も務めた篠山竜青から、コート内外のポジションを引き継ぐ形だった。

 「はじめは正直不安もあった」

 自分らしく頑張ろうと思い直し、最終的にはチームを東地区2位に導いた。

 「うれしさより驚きの方が大きい。ずっと先輩の背中を見てやってきて、MVPという位置まで来られた。感謝したい」

 それでも、すべてが満足いくシーズンだったわけではない。

 チャンピオンシップは準決勝で力尽きた。

 敗れた宇都宮ブレックスは、そのまま頂点まで駆け上がった。

 藤井は、誓う。

 「悔しさしか残っていないので、来季は優勝して、またここに立てるように頑張りたい」

 この日の主な受賞者は次の通り。

 ▽リーグ戦ベスト5 藤井、ニック・ファジーカス(以上川崎)、富樫勇樹(千葉J)、安藤誓哉(島根)、ドウェイン・エバンス(琉球)

 ▽ベストシックスマン賞 クリストファー・スミス(千葉J)

 ▽新人賞 西田優大(三河)

 ▽最優秀監督賞 安斎竜三(宇都宮)(松本麻美)


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