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2019-01-17 20:33:09 | 健康
加須、埼玉県内で今季初の学校閉鎖 インフル流行警報発令
1/17(木) 7:55配信・産経新聞
 今冬、猛威をふるうインフルエンザの影響で、加須市立北川辺西小学校は16日、県内で今季初の学校閉鎖(臨時休業)に追い込まれた。閉鎖は17日までだが、収束する気配がみられない場合は18日も閉鎖する可能性がある。同市内では16日、北川辺西小学校以外にも小学校や幼稚園で学年・学級閉鎖に踏み切った。
 市学校教育課によると、学校閉鎖の北川辺西小は全校児童220人。このうち3連休明けの15日時点で82人がインフルエンザと診断され、学校を欠席した。特に小学5年は児童40人の半数が欠席するなどし、校長が今後も増える可能性が高いとみて16、17両日の学校閉鎖に踏み切った。3連休直前の11日は欠席者19人だったが、3連休後に感染者が一気に約4倍に膨らんだ。
 このほか、加須市内では大利根東小の3年生や大桑幼稚園などで学年・学級閉鎖となった。中には18日まで閉鎖するところもある。インフルエンザによる欠席者数は今後、変わる可能性があるが、県教育局保健体育課は「冬休み後の始業式が終わった2週目に増えるのが例年の傾向だ」と解説する。

 県内全体でみると、今季のインフルエンザによる公立の幼稚園と小中高校、特別支援学校の学校・学年・学級の閉鎖(予定も含む)は15日時点で延べ360件に上る。うち小学校の学級閉鎖が最も多かった。

 昨季の同じ時期は600件程度の報告があったという。


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