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2019-06-28 22:12:03 | バスケットボール
田中大貴ら脱帽…3点シュート対決でAIロボに完敗

6/28(金) 18:53配信 ・日刊スポーツ

 日本代表がAIとの3点シュート対決に完敗! バスケットボールB1のアルバルク東京に所属する竹内譲次(24)と田中大貴(27)が28日、都内の小学校でAIバスケットボールロボット「CUE3(キュースリー)」との3点シュート対決に敗れた。

「これがプロのバスケ選手というところを今から見せます」と豪語していた竹内だったが、2人は4本ずつ打ち、竹内は2本、田中は0本という結果に苦笑い。対する「CUE3」は5本すべてを成功させ会場を沸かせた。これには5月のBリーグファイナルで連覇を達成した両選手も脱帽。田中は「機械には勝てないな」と素直に負けを認めた。

「CUE3」はA東京の親会社であるトヨタ自動車が開発。18年3月に第1号を作り、改良を重ね今回が3作目となる。これまではA東京のホームゲームのみ登場していたが、今回初の「遠征」。見事に結果を残し、集まった子どもたちをくぎ付けにした。現在東京五輪のコートに立つことを目指し、PRを続けており、5月には、約6時間半かけて、フリースロー2020回連続成功のギネス世界記録を打ち立てた。

開発に携わった同社未来創世センターの野見知弘グループ長(41)は「だんだん遠くまで距離を伸ばせるようになった。光の速度を測ってどの距離からでも打てます。床の硬さでも変わるので練習は少し必要です」と説明した。イベントの最後にはコート中央からのロングシュートも披露。こちらは失敗もしたが、3回目に見事成功。田中が「外すのを初めて見た」と驚くほど普段の成功率は100%に近いという。

今回のイベントは、組織委員会が今年から都内の小学生に提供している「東京2020算数ドリル」に2人が登場していることから、実際にシュート成功確率を計算するという実戦学習会の一環で行われた。来月からW杯に向け、日本代表合宿に参加予定の竹内は「結果は出せなかったけど、これからも子どもたちのあこがれの存在でありたい」と語った。

選手とともに「五輪出場」を目指す「CUE3」。野見さんは「選手が日本代表を目指すのと同じ気持ちです」と話す。竹内は「日本の技術を世界に披露して欲しい」と期待する一方で「いずれAIが世の中を変える時が来る。プロとして負けたくない」と決意も口にした。1年後に迎える東京五輪では「3選手」がコートに立ち、最高のパフォーマンスで観客を魅了する。