きらり!(^^)!

子どもたちの限りない可能性を求めて!

学力向上に向けての課題

2018-09-07 21:54:48 | 教育
児童・生徒の学力 中学校入学前後で伸び悩む
9/7(金) 19:07配信 ・テレ玉

 県が4月に行った学力・学習状況調査の結果が7日、公表されました。学年が上がるとともに学力は着実に伸びているものの、中学校の入学時期の前後で学習面に伸び悩みの傾向が見られています。

県の「学力・学習状況調査」は、個人の学力の変化を測るため、さいたま市を除く県内の公立学校の小学4年生から中学3年生までのすべての児童・生徒を対象に行われています。

県教育局のまとめによりますと、「国語」と「算数・数学」それに「英語」のすべての教科について学年が上がるとともに難易度の高い問題を正しく解答できるようになる「学力の伸び」が見られるということです。その一方で、小学5年生から6年生にかけてと、中学1年生から2年生にかけては学力の伸び率が小さくなる傾向が見られます。

これについて県教育委員会は「中学校入学時は学習環境や生活環境が変化し、小学5年生から6年生にかけても問題がより複雑で抽象的になるためつまずきやすい可能性があるのではないか」と分析しています。

今後はデータ分析の結果を踏まえた上で、算数の指導に長けた教員が学年をまたいで授業を行う美里町の事例といった学力を伸ばしている自治体独自の取り組みを県内に普及させるなどして支援を進める方針です。