Chibyのコトノハ

アナタが笑ってれば、それでイイ

奈良さんの部屋

2010年01月11日 | 奈良さん
9日から、この連休を利用して

ちょっと東京へ美術館めぐりの旅へ行ってきました。

「美術館めぐり」と言っても、

この2,3日前から風邪をひき始め

体調は最悪。

本当は5,6館行きたい所

実際は3館しか廻れませんでした。

だってさっ

行きたい美術館はどこも駅から遠くてさっ

いや、逆に都心からちょっと離れた場所にあるから好きなんだけどさっ
            ↑
       (人ごみ超ニガテな人)




1つ目は六本木の『国立新美術館』

ここでは、

“未来を担う美術家たち DOMANI 明日展 2009”

が、行われていて

新人芸術家さん(とは言っても、みなさんすでに個展開催や受賞歴も持っている)を

文化庁主催で海外研修へ出したらしいんだけど

その成果を発表する場として設けられたもので、

かなり面白かったです。

その中でも、「呉 亜沙さん」の作品が

私は印象に残ってるかな・・・

ちょっとこれからも追っかけようかな、と思ってます


2件目は江東区にある『東京都現代美術館』

まぁ、ここは普通・・(コラ

そしてラスト、3件目は品川にある『原美術館』・・・ここで事件(?)は起きました。

ここは本当なら前日に周るつもりだったんですけど、

おばちゃん疲れてしまい、その日は断念

最終日新幹線に乗る前に、寄れたら寄ろう・・くらいの気持ちでした。

そしたら朝起きたら、思ってたよりしんどくて、

本当にギリギリまで行くかどうしようか迷いました。

でも、せっかく来たんやし、

ここで動かんかったらいつものひきこもりの休日と変わらへん!

そう思い、ゼェゼェ鼻水垂らしながら行ったわけです。


原美術館は閑静な住宅街にひっそり、でもとっても上品に建っていました。

ここは、他2件の大きい近代的な美術館とは対照的な

個人宅を改築したような建物で、

だだっ広い部屋に大きな絵やオブジェがドカーンと置いてあるんじゃなく、

いくつか区切られた小さな部屋に作品が展示してある

ちょっとしたアトラクション的なユニークな展示方法をされていました。

いや、天上が高くて、だだっ広いのも好きなんだけどね。

メインの展示は、アジアのアーティストの方のもので、

当然その方の作品がその小さなお部屋の中でも

一番大きなお部屋を独占しているわけですよ。

私もその大きなお部屋の作品を見ていたんですけど、
(たまたまその部屋に私1人だった)

部屋の隅にある作品の奥に小さな通路があったんです。

注意して見ないと気づかないくらいに

本当にちいさな通路が。

何のディレクションもないし、入っていっていいものかどうか迷いましたけど

まぁ、ダメなら「STAFF ONLY」って書いてあるだろうし、

“ちょっと冒険♪”くらいの軽い気持ちで

その通路に入っていきました。

その先にあったもの・・・


そこには小さい白い部屋

奈良美智さんの作品『My Drawing Room』がありました。


え?

なんで?

マジ?

なぜか泣


来てよかった・・・

ホントよかった・・・

心からそう思ったの。

あぁ・・今思い出しても泣けてくる・・・(重症)


さっきも書いたように、

ここは寄れたら寄る・・くらいの関心しかなかったので(美術館の方スミマセン)

リサーチも全くしていなく、まさかここで

奈良さんの作品をナマで見られるなんて

思ってもいなかったわけで。

私にとっては、とってもうれしい事件だったわけです。



早く16日にならないかなぁ~

大阪の奈良さんの絵も早く見たいよ~










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