あるがままのプラモ人生

物心ついたときから作ってきた「プラモデル」について

キタコ クラッチカバーキット/強化クラッチスプリング/タケガワ スーパーオイルポンプキット交換記

2016年02月13日 | バイク

最近バイクばっかりで全然ブログのタイトルとあってない気がする・・・・

このグロムはプラモみたいな感覚なので、自分的には違和感ないのだけれども。

2/10は祝日だったけども朝早くに起きた、この日は昼から出勤だったので勢いで買い置きしていたキタコのクラッチカバーキットとクラッチ強化スプリング、タケガワのスーパーオイルポンプキットを午前中で一気に変えてしまうことに

 

このクラッチカバーキットのウリは重い遠心フィルターの取っ払い、交換できる紙フィルターの追加、オイルクーラーの取り出しがポンプのすぐ近くにくる、オイルレベルが確認できる窓が付くといった所と思う

強化スプリングとスーパーオイルポンプは還付金を取り戻したら購入する予定の181ccボアアップを見据えてカバー開けるならついでにやっちまえで交換する

 

さっそくクラッチ側のカバーを外す、バックステップにしてるので単純にボルトを取るだけで外れる。

外してみると見事なヨーグルトがべっちょりと・・・・グロムでは持病のようなものらしいオイルの乳化現象。

走行後、冷えたエンジン内に結露が発生し、水分がオイルと混ざって起こる現象らしい。

冬場はあまりエンジンの熱が上がらず、水分が蒸発しないために起きるとか

けども走り出して熱くなるとまた元に戻るらしいので問題無いというのがホンダさんの言い分みたいだけど、水分が鉄に良いわけは無く思う所存、オイルキャッチタンク要るかなやっぱり。

こちらエンジン本体、右に見える分厚い鉄の円盤が遠心フィルター。

これで循環するオイルの不純物を取り除くらしい。

今回はこいつは用済みになるので取り外す。

3本のボルトを外してセンターのロックナットを外せば取れるんだけど、そのままでは軸が回転してねじが緩まないので専用工具の登場

キタコのギヤホルダーってやつがそれ(手に持ってるやつ)

もっとでかいの想像してたけど以外にちっちゃい。

これをこんな感じでギアにはめると軸が動かない仕組み。

別にローターホルダーでも良いのだろうけど今回はこれを使ってみた。

カバーをサクッと外して真ん中に見えるロックナットをこれまた専用工具で外す。

その名もロックナットレンチ、グロムは軸が飛び出ていてソケットの長い専用工具があるみたいだけど今回はAmazonで買った普通のやつ

(STRAIGHT/ストレート) ロックナットレンチ 20×24(mm) ってやつ。

 差し込み角が1/2"(12.7mm)なので持ってるラチェットに合う変換アダプターを使用

こんな感じで使う。

半分くらいまでしか差し込みに入らなかったけど問題無しでぜんぜんいける、わざわざ専用工具は買う必要なし。

遠心フィルターの構成パーツ。

鉄の塊だからめっちゃ重い、こりゃレスポンスがかなり変わるのではないだろうかと思われ。

次はクラッチスプリングの交換。

バネ止めのプレート外せばそれで終わり。

 

左が純正、右がキタコの強化版、ぱっとみそんなに違い無い感じに見えるけど全部変えると約60%の強化になるそうな。

半分だけ変えて30%ってのもできるけど今回は全部替え。

ボアアップ予定はタケガワの4Vスーパーヘッドにするつもりなので少しでもクラッチは強くしておきたい。

オイルポンプ比較、左がノーマル、右がスーパー。

これはボアアップに合わせてオイルクーラー付けるのでそのとき用。

厚みが違う。

これが遠心フィルターの代わりに入るカラーとオイルバスナットとかいうもの。

バスナットの中にある溝にOリングを入れておく。

ワッシャは刻印が表になるように、これはワッシャが平らではなくバネワッシャみたいに内径部分が出てるから。

付けるとこんな感じ。

遠心フィルターに比べるとほとんど遠心力が働かないなこれ。

おそらくレスポンスが上がってアイドリングが少し不安定になるような気がする。

次にノーマルのカバーからクラッチのシャフトを取らなきゃなんない。

まずケースの中にあるポッチ(シャフトを回すとせり出てくるやつ)を手で抜く。

次にクラッチのシャフトを引っこ抜く、Oリングで結構固いのでちょっと力が必要。

いよいよ本命のカバー装着。

さっき引っこ抜いたクラッチのシャフトとポッチをはめて準備OK。

裏はこんな感じ。

一応ベアリングにはオイルぬっとく(エンジンオイルでOK)

ここで純正品に加工しないといけないところが2つ。

まずコードクリップ、先についてる回り止めのでっぱりを切るように書いてある、切るのもめんどくさいのでプライヤーで反対側に曲げて対応。

もう一つはオイルレベルゲージをこれまた切れと書いてある。

試しに入れてみたけど別に当たる様子もなくネジが閉まったんだけど、切れって書いてるからにはなんかあるんだろうなと思ってこれはカットした。

で、カバーして完成。

■インプレを少し

まず遠心フィルターが無くなたことで高回転の吹けあがりが向上した、ついでにアイドリングが若干不安定に、エンストするほどでも無いけどその寸前に時々なる。

そんでこれは気のせいかもだけど燃費が良くなったかもしれない、いつも通勤で使ってるんだけど2日間でガソリンのメモリが減る距離が伸びた、これは今後の検証が必要。

クラッチはちっと重くなったかな?ぐらいで特に問題ない感じ、ただしクラッチはスパッとつながる様になった(初めての発進でエンストしちまった)

 

そろそろプラモも再開するかな。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
乳化 (猫娘)
2016-02-28 09:24:40
ほぼ毎日乗ってるなら問題ないですよ
グロムに限らず、通勤で15分とかしか乗らない小排気量車は 特に顕著です。

2ストロークのマニュアルトランスミッション車など
250ccでも 冬場はクランクケース内の温度が上がらず乳化しまくりです。

クランクケース内減圧バルブを活用すると軽減できるかもしれませんね。
エアコンの真空引きよろしくケース内の真空度をあげれば水蒸気も減りますから。

チェックボールなのでそんなに精密ではないけれど。

乗じて本来の効果が出たら
少しはレスポンスも上がると思いますよ。

エンジンブレーキは弱くなりますが。

blogのネタに使ってもいいですよ(笑)
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たしかにね~ (chisyo)
2016-03-01 00:51:47
乳化はそこまで気にしてないけどV-MAXはぜんぜんならないからね。
エンジンが冬場だろうが即効でチンチンに熱くなるからだろうけど。

まぁ春になったらオイル交換とかして凌いどくよ。
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